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2010年10月24日

自然かんさつ会「どんぐり」

今日はやさしい自然かんさつ会「どんぐり」のイベントがありました。
この実習で一般の方と触れあった今回の貴重な時間は、気づけばすぐに終わってしまいました。

ですが、”楽しい”だけではなく、開催側・参加者側両方の視点から様々なことを学ぶことができました。
自然の中で新しい発見や探索を楽しむことの大切さや、子どもの感受性の高さ、開催側を視点とした「子供へいかに分かりやすく伝えるか」といった工夫、など
ここでは書ききれない、多くのことを学びました。

最後に・・・
5日という短い時間でありながら、多種多様で興味深いことを数多くやらせていただきました。
とても実りのある実習でしたので、後輩にも大阪自然史博物館での実習や
開催される普及行事などを進めたいと思います。
ありがとうございまいした。

実習最終日

 今日は実習最終日。そして屋外イベント当日。心配された悪天候もどこへやら。とてもすごしやすい天気となりました。家族連れの参加者の方々が多く驚きました。参加者の皆様と一緒に植物園散策・どんぐり集め、そして工作をさせていただきました。とても知的好奇心をくすぐるイベントでした。
 あっという間に5日間の実習も終わりとなってしましました。ここで得た経験を生かし、これからの人生をより良いものにしていきたいです。
 短い間でしたが、ありがとうございました。

自然観察会 どんぐり編

博物館実習の最終日は、補助スタッフとして自然観察会に参加しました。
どんぐりの説明を聞いては拾い、場所を変えてはまた拾い・・・と植物園をあちこち歩きました。終わった時には、子どもも大人もどんぐりを(セミの抜け殻も)たくさん入れた袋を手に、満足した様子でした。
拾ったどんぐりはその後、参加者の手によってコマ、やじろべえ、ねずみ、らいおん、ネックレスなどに変身しました。
個性豊かな作品がたくさんあり、参加者の発想力には脱帽でした。

どんぐりころころ

実習の最終日にどんぐりかんさつ会に参加させていただきました。沢山のご家族とともに説明を聞きながらどんぐりを拾いました。どんぐりはすごく可愛くてころころしていました。
雨が降ることもなく無事に終れて良かったです。
5日間ありがとうございました!!

博物館実習4日め

ちょうど今、最終日を終えたところですが、昨日の活動について書きたいと思います。
昨日は、地層の標本(はぎとり標本というそうです)をパネルに貼り付ける作業をしました。貼り付けることで標本が縮むのを防ぐことができるそうです。
パネル作りは、釘やのこぎりを使った日曜大工作業で、久しぶりに工作をしました。学芸員の仕事って、実習に来るまでに思っていたより数倍は幅広いなぁ、と思いました。この実習で、本当にいろいろな経験が出来て、勉強になりました。

2010年10月23日

博物館実習4日目

今日は、寄贈された個人コレクションの昆虫標本にコレクションラベルを付ける作業を行いました。
今回はチョウ目昆虫の標本を扱ったのですが、大きな標本は一つのドイツ箱に数十個体、小さなガなどは一つのドイツ箱に300個体以上入っていて、取り出してラベルを付けたあと、再びドイツ箱に戻す際、標本を傷つけないようにかなりの注意を払いました。
のちに学芸員の方に「あの標本の中には新種が含まれている可能性がある」と伺い、さらに注意して作業しましたが、緊張で手が震えました。

また収蔵庫内の多くの珍しい標本を見せていただきました。特に体の左右で雌雄が異なるというチョウには大変驚きました。
博物館の資料収集の役割の一部を垣間見た一日でした。
明日は最終日です、明日も充実した一日になりますように。

博物館実習 4 日目

今日は、今年の5月に打ち上げられたマッコウクジラの胃の中から見つかったイカの下顎を調べて、その種類を同定する作業を行いました。
1000個以上あるということで数の多さにも驚きましたが、何より種類による特徴の違いが細かくて、同定をするのがとても大変でした。
そして、同じく胃の中から見つかったダイオウイカの顎はとても大きく、そんなイカを食べたクジラの大きさに思いを馳せてみたりしました。

明日が実習最終日なので、行事に参加していただく方に楽しんでもらい、いい形で実習を締めくくりたいと思います。

博物館実習4日目

今日は午前はきのこの標本のデータ作成を行いました。
きのこは採集した状態や変異で見た目がかなり違っていました。
きのこの同定に訪れる方も多く、大変な作業だと感じました。
午後は明日の自然かんさつ会の準備をしてきました。
どんぐりを見分けるコツはわかったのですが、明日見分けることができるか心配です。

明日は最終日。
天候が気になりますが、中止にならないでほしいです。

2010年10月22日

博物館実習3日目

本日は11月7日に塔原で行うテーマ別自然観察会「地質観察入門編」の下見を行いました。
下見を行う理由については、観察を行うコースを確定し、観察する地点、観察する内容を考える為とのことです。

観察会を行う土地に関する既存の資料がない場合や、これまで調査を行っていない場合は、前もって基礎的な調査を行ってデータの採取や標本の採集を行い、観察会を実施する事が可能な場所・コースなのかを調べます。
これらは"下見の下見"呼ばれているそうです。

一般の方が何気なく参加する企画であっても、この様な細やかな準備の上に成り立っていると言う事が実感できました。

博物館実習 3日目

今日は、収蔵庫で実際に化石を見せていただきながら、化石について学習した後、標本整理の第一段階である採掘された場所ごとに化石を入れ物に分類していきました。
これまで化石は、生物が石に結合した状態のものという印象が強かったので、生物本体のみや足跡、巣の跡が化石に含まれるということを学び、より化石に興味がもてました。また作業には、思った以上に時間がかかり、学芸員の仕事、そして化石の研究がいかに大変であるかを楽しみながら学ぶことができた3日目だったと思います。

あと2日間ですが、引き続き頑張りたいと思います。

博物館実習3日目

今日は、展示に使用した淡水魚の収蔵準備をしました。魚をあつかったり、液浸標本を作ったり、普段なかなかできないことなので大変新鮮でした。田んぼの畦の植生などを専門に勉強しているので、淡水魚の話も少し聞いたことがありましたが、実物をみてみんな似たような顔つきをしているので、同定が難しく感じました。

折り返し、明日からも頑張りたいと思います。

実習3日目

今日は、昆虫の研究をされている学芸員の方について、標本がどのように整理されているかのレクチャーをうけ、実際にアリの標本の整理を行いました。
整理は属名と種名からラベルを作成し、箱ごとに何が入っているのかを明らかにし、それを図鑑を見ながら分類する作業を行いました。
アリの標本は、大きさが1mm程度のものも多く、その作業には大変気を使いました。
博物館の重要な機能である、資料の整理がどのように行われているのかが、よくわかりました。

2010年10月21日

博物館実習二日目

今日は昆虫の研究をしていらっしゃる学芸員の方のご指導のもとに作業をしました。作業内容としては、展示室の展示ケースにナフタリンという防虫剤を補充しました。なぜ、防虫剤が必要かというと、カツオブシムシやシバンムシといった昆虫標本・剥製・押し葉標本などの資料を喰い荒らす大敵から資料を守るためなのですが、各々の展示ケースのガラスカバーをはずしナフタリンを補充する作業は思っていた以上に大変な作業でした。しかし、このようなメンテナンスがあってこそ、美しい資料が維持されているのだなとあらためて感じました。

実習2日目

今日は、博物館内にあるビデオ端末と検索用端末の配線整理や掃除をしました。
利用するときは便利な機械ですが、いざメンテナンスを行ってみると、とても大変でした。予想以上にほこりが多かったです。また、ディスプレイと本体が離れているため、見た目はすっきりしているのですが端末の掃除や映像が見えるか確認するのに苦労しました。
ですが、動かなくなっていたいくつかの端末が動くようになったので、よかったです。

博物館実習二日目

今日は動物の骨格標本をあつかいました。午前中は袋に入った骨をその大きさに合う箱に入れ名前と番号をつけて収納庫にしまう作業をしました。動物を標本にするために骨だけにするためには、砂や水につけ何ヶ月も置いておくらしいのですが、午後からはその砂にうめているスペースと水につかっている様子を見させてもらいました。また、その水につけ終わりきれいに骨だけになった状態のものを歯ブラシなどで汚れを落しパツーごとに分別する作業をしました。私はタヌキの骨をしたのですが思ったよりも骨が細かくてなかなか時間がかかりました。けっこう標本をつくるのは時間もかかり大変だということが分かりました。

実習2日目 1班

今日は、午後にどんぐりを拾いました。
日曜の行事の下見と準備を兼ねたもので、実の特徴と樹種名を教わり、楽しかったです。
しかし人に教えられるかはいささか不安です。

どんぐり採集中、スダジイの実をを初めて食べました。しかも生です。
思っていたより美味しかったです。

2010年10月20日

実習 初日

今日は、大阪市立自然史博物館の博物館実習初日で、当博物館の軽い説明を受け、その後館内の見学をしました。
普段は入れない場所も見学ができ、新鮮な驚きが多々ありました。
明日は、専門的な実習にです。どんな内容になるか楽しみです。

博物館実習‐初日!

初日の今日は館内のいろいろなところを見学させていただきました。
特に収蔵庫の中を見学させていただいたことが、おもしろかったです。
爬虫類の液浸標本が日本中から集められていた他、記載論文に使われたホロタイプの標本がいくつも保管してあり、この博物館の凄さを改めて実感しました。
明日からが実習の本番になると思うので、なるべく多くのことを学びたいです。

博物館実習初日です。

 今日は実習初日で博物館についてのお話や収蔵庫の見学などまるで自然史博物館まるごとツアーに参加したような気持ちになりました。普段は見ることができないところまで見ることができたのでとても面白かったです。
 また博物館は学芸員の気持ちがたくさん詰まっているんだなぁ、ということも感じました。明日からも楽しめていけたらいいなと思います。がんばります。

大阪市立自然史博物館実習初日

大阪市立自然史博物館には、一度見学に来たことがあり、今日からの実習を楽しみにしていました。
普段は見られない収蔵庫の様子や実際に学芸員の仕事がどのようなものなのか話を聞かせていただきました。標本資料の収蔵数の多さに驚き、それを管理する大変さも感じました。大阪市立自然史博物館では、研究活動が活発なことや友の会との連携がすごいと感じました。ありがとうございます。残り4日間と短い期間ですが、貴重な機会を大切に実習を頑張りたいと思います。