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2013年11月13日〜15日の職場体験

 前週に引き続き、11月13日(水)〜15日(金)まで、3校の中学校からそれぞれ1名ずつ、3日間、2日間の日程で、職場体験に来てくれました。
 11月13日(水)は、イベントをどのように企画し、準備して実施するのか知りたいというリクエストに答えて、大阪バードフェスティバルの準備(のぼりを立てる、名札を作る)という作業をしました。
 11月14日(木)は、昆虫標本を仲間に分ける作業や、博物館等の施設に送る本の発送作業を手伝ってもらいました。
 そして、最終日の11月15日(金)は、植物を採集し、名前を調べ、押し葉にして、標本作りをするという植物標本の一通りの流れを経験してもらいました。

 3名それぞれが、感想を寄せてくれています。

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 1日目は、イベントの「のぼり」を立てに行きました。はじめは難しくて、一本一本に時間がかかりましたが、数をこなすうちに、ちょっと速くなって嬉しかったです。
ペンギンの標本を触らせてもらったときは、とても嬉しかったです。

 2日目は、昆虫の学芸員さんと行動しました。
学芸員さんのイメージは何かについて調べるものだろうと思っていたのですが、博物館が作った本を詰める仕事もしていることを知りました。

 3日目は、植物の学芸員さんと行動しました。近くにある植物園の葉をもらい、葉の種類を図鑑で調べて、標本の過程を少しさせていただきました。

 とても楽しく貴重は3日間でした。
この取り組みを進路につなげれたらいいなと思います。

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 昆虫を種類ごとに分けるのが全然種類がわからなかったから、難しかったです。

 博物館が本を出しているのを初めて知りました。そして、それは世界各国の博物館の博物館や、国内の博物館などに送られていると聞き、学芸員の仕事は研究だけじゃないんだなと思いました。

 植物園に植物をとりに行って、それを図鑑で調べました。似ているけれど違う植物だったりして、難しかったです。
 そして、それを標本にしました。標本を作るのは初めてだったのでわくわくしました。新聞紙にはさむのが意外に難しかったです。
 台紙にはテープを使って貼りました。そのテープは熱をあたえるとのりがつくもので、コテを使って貼りました。何度かやけどしそうで怖かったけど、なんとか貼ることができました。
 2日間楽しかったです。

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11月14日(木)第1日目
 僕は、最初の時はとても緊張しましたけれど、やっているうちに気が楽になっていきました。僕がとても楽しかったことは、昆虫の標本をまとめたりすることです。
 ラストにやった本の整理、海外に送るのや、国内に送るのを袋に入れてそれをまとめたりするのがとても疲れました。
 中でも僕が、印象に残ったのは仕事の紹介です。僕がとても驚いたことは、動物の標本の収蔵庫です。また行きたいです。

11月15日(金)第2日目
 僕は、1日目よりは、まだ緊張していないけれど、まだ不安でした。
「間違えたらどうしよう」「ミスったらどうしよう」って思いながら15日も来ました。
でも、ミスがあっても責めたりしないし、「とてもいい所だな」と心の中で思いました。
僕が思うにはこういったら失礼かもしれませんけれど、こういう所にはとてもいい人が集まるし、仕事も楽しいので、大人になったらこういう所に行きたいです。
 それと2日目で楽しかった事があります。それは、植物の標本を作ることです。
なぜかというと、標本を作るってことは保存されることですよね。だから、保存されるので、僕が作ったのが残るからとてもすばらしいと思いました。


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 博物館の多様な仕事内容だけでなく、標本が保存されることの大切さや、名前を調べる難しさや、楽しさを感じてくれたようで、博物館にとってもうれしい3日間でした。

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