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2017年夏 博物館実習 四日目

今日、私の班は植物を対象とした実習をさせて頂きました。最初に植物が標本になるまでの流れや分類体系等を教えて頂きました。標本は、博物館同士で交換することも多いそうなのですが、多い時は一度に200点も送るんだそうです。植物標本は採集する時、何枚か余分にとり、一枚は博物館に残し、他は重複標本として保存し、また交換をしていきます。午前は、他の博物館に送るために、その重複標本を異なる産地の重複標本と組み合わせ、まとめていく作業を行いました。標本の数は本当に多く、まだ私が生まれる前に採集されたものもありました。当たり前ですが、私が生まれる前から、この植物は生きていたんだと、感慨深いものがありました。午後は、5班の方々と合同で、ソーティングという、植物標本をそれぞれの科に分類していく作業を行いました。私は植物にあまり詳しくなく、その科の多さに圧倒されてしまいました。最初は違いがあまり分かりませんでしたが、段々と科ごとで葉や花の特徴の違いが分かるようになりました。恥ずかしながら、私は今まで植物の種ごとの違いをあまり分かっていませんでした。ですが、違いが少しずつ分かるようになると、とても面白く、植物の世界の奥深さを感じました。今日は今まであまり知らなかった植物について学ぶことができ、とても貴重な経験になりました。あっという間に明日が最終日になります。最後まで学べることは全て学び、吸収していけるように頑張りたいと思います。(1班 W.I)

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