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2019年度 博物館実習 冬季一般コース 5日目

いよいよ博物館実習も最終日を迎えました。今日は菌類学者である本郷次雄氏のキノコのスケッチの整理の作業をお手伝いさせていただきました。
私は美大生なのですが、本郷氏のスケッチはどれもクオリティが高く、そのどれもが作品として額縁に入れて飾られていてもおかしくないほどのものでした。学者のスケッチといえば私は「シートン動物記」で有名なアーネスト・トンプソン・シートンを思い出しますが、やはり学者さんは研究対象の特徴をしっかりと観察されるからか、絵が上手な方が多いのでしょうか?さらに後半では、冬虫夏草に寄生された虫の標本を取り扱いました。虫から細く伸びた冬虫夏草の姿は、とてもグロテスクなのですが非常に興味をそそられるものばかりでした。気になった方はぜひ調べてみてください。
この五日間、本当にありがとうございました。講義だけでは知りえないような博物館の裏側を実際に体験することができて、とても貴重な時間となりました。自然史博物館の皆様、本当にありがとうございました。

京都造形芸術大学 S.A

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