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2023年度秋季博物館実習 (4日目)

こんにちは、琉球大学のM.Tです。
博物館実習4日目の11月18日に開催された大阪自然史フェスティバルについて書いていきたいと思います。
まずフェスティバル開始前に会場に出展する団体の方々の誘導を入口で行いました。裏口での搬入作業になったため、混雑が起きないように台車を運んだり、出展場所に関する質問の対応などを行いました。
フェスティバルが開催されている間、私は会場の入口にあたる情報センターの1階でのパンフレットの配布と来場者の方々の誘導が主な役割でした。午前中の天気は雨が降っており悪かったですが、多くの方が来館されました。フェスティバルの会場は3つに分かれており、それぞれに誘導する必要がありました。そこで、入口の担当だった3人で道をつくるように配置し、それぞれの会場に来場者の方が入っていただくようにしました。配置がよかったのか、それぞれの会場に人がたくさん入っていると学芸員の方に褒めていただきました。
午後は休憩時間に、学芸員の松井さんに収蔵庫を案内していただきました。液浸収蔵庫を見させていただいたのですが、24万個体を超える魚類の液浸標本を保管しているにもかかわらず、蒸発していくエタノールの液切れは全くありませんでした。標本の管理をしていくために月に1度ボランティアの方々に手伝ってもらうコミュニティがあるそうです。博物館は様々な人に支えられているのだなぁと実感しました。
午後からは再び入口に立ってパンフレットの配布と誘導を行いました。午後からは天気も回復し、来場者の数も増えていきました。博物館の入口は通常時とは異なる場所であり、午前は3人の配置で通常時の入口に誤って行かないようにしていたのですが、人が増えていたため、質問の対応をしている間に誤って通常時の入り口に向かう人が出てきてしましました。質問の対応をもっと手短に簡潔にできれば防げたかもしれないと反省しました。また、通常時の入口に案内する看板が残ってしまっていたため、イベント時には剝がして来場者の方が誤って行かないようにしてもいいかもしれません。
イベントが行われている間に学芸員の方々はどのような仕事をされているのか、今まであまりわからなかったのですが、今回大阪自然史フェスティバルの手伝いをさせていただき、出展する団体の方々との打ち合わせや設営、など様々なことを考慮して運営しなければならないと実感することができた1日でした。

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