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室内実習「魚のからだ」

2月23日に 室内実習「魚のからだ」 を行いました。

大阪湾の代表的な魚であるスズキを材料にして、魚のからだのつくりを調べたり骨格標本を作り、魚についての理解を深めました。

午前中、材料(図1:参加者の古谷亜矢子さん撮影)を眼の前にして、資料(図2)を用い魚体についての一般的な解説や分類の話をした後、内臓の解剖を行いました。


図1
suzuki20140223.jpg


図2
sakana.jpg


昨年はスズキに加えてマダイとゴマサバを使って、形態の比較を行ったところたいへん好評でした。今年も予定していましたが、天候不順で材料を入手できず比較はできませんでした。

午後は、頭部の骨格の観察を行いました。頭を湯通しの感覚でお湯に漬け、皮や肉を取り除きながら少しずつ骨をはがしていきました。魚は膜のような骨が多いので、見分けがつきにくく、みなさん悪戦苦闘されていました。それでも、作業の終わりころには眼の周りの骨、口の天井を作る骨、顎の骨、顎を支える骨、鰓ぶた・・・というようにいくつかのパーツに分けていただくことができ、頭の骨のつくりについて理解して(?)いただきました。


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