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博物館実習4日目(4班)

博物館実習も終わりが近づいてきています。

本日の実習は主に植物を中心に行いました。午前中はデータベースに入力されていないキノコの標本の整理をしました。キノコの採取ラベルに書かれているデータをまとめ、PCを使ってデータベースに入力しやすい形式のものを作成しました。データがほとんど欠損しているものや、展示を繰り返すうちに標本ラベルを紛失してしまったのだろうと推測されるものも少なからずありました。やはり大学の講義で説明されるような理想的な標本とは異なり、これが実際の現場か、と驚きつつも少し感動しました。

午後からはナラ林の変遷についてのイベント講義の補助をしました。雑務を中心に行ったため、特に難しいということはなかったのですが、訪れる人たちの数にとても驚きました。もしも私が実習生の立場でなければ、専門でないこのイベントを軽んじ、それほど人は入らないだろうと思い込んでいたでしょう。しかし実際は大きく異なり、学問の幅広さを改めて感じ、同時にイベントの企画の難しさも知ることが出来たのではないかと思います。また、友の会の人たちの積極性にも驚きました。前日のイベントにも参加された方や、イベント終了後に熱心に質問される方が多く、その知識への欲求を学生の私も見習わなければならないなと感じました。

残り僅かの実習、悔いのないようにしっかりとやり遂げたいと思います。