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2018年夏期博物館実習 1日目

本日から5日間お世話になります。
1日目の実習内容は、午前中はガイダンス、午後からは学芸員さんの解説のもと館内の見学をさせて頂きました。
最も印象に残ったのは収蔵庫の見学です。ガイダンスの時に大阪市立自然史博物館では約200万点の様々な標本が保管されていると聞き、あまりイメージが湧かなかったのですが、実際に収蔵庫を案内して頂いて、数の多さにただ圧倒されました。収蔵庫内の棚は植物、動物などの生物の標本だけでなく、ボーリング標本や鉱石、貴重な書籍に至る様々な標本で満たされ、一部の標本は床に積み上げられているほどでした。数だけでなく、標本の中でもより貴重で、分類学上重要とされるタイプ標本や日本に数点しかない標本なども多く保管されており、バックヤードの充実感を体で感じることができました。
その他にも展示室の見学では、展示物のメンテナンスを中心とした解説を聞かせて頂きました。埃や電球だけで無く体験型の展示では故障や来館者の怪我に気を配らなくてはいけないことなど、実際の展示例を見ながら説明して頂いたので非常に分かりやすかったです。

さて、明日からは班ごとに分かれての実習ですが、協力しながら実習を進めることができれば、と思います。短い間ではありますが、残りの4日間、よろしくお願いします。
(4班 K大学 実習生I)

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