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2018年度夏期博物館実習5日目(2班)

5日目は、大阪市立自然史博物館で月1回に定期的に行っている長居植物園案内に補助スタッフとして参加しました。

午前中はまず、午後から案内する長居植物園の下見を行いました。植物園では、若い葉は丸い形をしているが成長すると四角く角張った形になるユーカリや、果実がなっていて食べると甘みの少ない柑橘系のような味がしたヤタイヤシなどの日本には生息しておらず普段の生活ではなかなか見ることができない植物をたくさん見ることができました。

午後からは、観察会が始まるまで、下見で持ち帰った植物の葉や実を実体顕微鏡で観察しました。顕微鏡で観察するとアキグミの実には細かい毛がたくさん生えていたり、葉の裏面をみると猫の肉球のように見えたり肉眼で見るのとは全く違った印象になり面白かったです。
そして観察会では何人かの観察会に参加された人とお話しさせていただいたのですが、とても植物についてくわしい方が多く、学芸員の方の説明にたいしてメモを取ったりと、とても勉強熱心なかたも多く、私も刺激を受けました。今回の観察会で印象的だったのが学芸員の方が非常に大きくはっきりとした声で話されていたことです。初日に「学芸員には大きな声があるといい」といったお話を聞いていたので、今日の観察会でそのことが実感できました。

今回の実習では標本の整理や標本の作製、観察会など様々な業務を学ばせていただきました。また、一日ごとに違った専門の学芸員の方からのお話を聞けるのがとても新鮮でした。5日間の実習ありがとうございました。
(2班K大学A.N )

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