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2021年度博物館実習秋季1日目

 昨日から博物館実習に参加させていただいておりますT大のS.S.です。
 本日の実習では昆虫研究のM学芸員の指導の下、主にスズメバチの標本の整理を行いました。
 本日の実習を行うにあたり、昆虫の標本を保存する意義についてM学芸員から説明がありました。昆虫の標本を保存することで、環境の変化によって起きた生態系の変化を知ることができたり、タイプ標本を使って、新種の発見や別の種類を見分けたり、正しい昆虫の種類を次の世代へと繋ぐこともできます。また、保存した標本は収蔵庫に保管するだけではなく、大学からの依頼で保存している標本を資料として貸すことや、一般の方から標本を預かることもあるそうです。
 標本の整理の作業では、どこの、誰のものなのかが記載されている紙をカッターやハサミなどを使い、小さく切って、蜂を固定している釘の先に刺すという作業をした後、スズメバチの種類別に分けました。この作業はとても楽しかったです。

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