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2019年度 博物館実習 冬季一般コース 4日目

4日目は、担当の学芸員の先生と共に実習がありました。

午前中の前半は、博物館の一般収蔵庫の掃除をしました。
ただきれいにするだけではなく、収蔵庫内に虫がいないか点検することも兼ねているため、通路を1列掃除するたびゴミをチェックし、虫の死骸があるかどうかチェックします。途中から黒色の小さなゴミも虫に見えてしまい、探すのにとても苦労しました。今回の掃除では、動物の死骸の肉を食べるルリホシカムシの死骸が数匹いたぐらいで、虫の大量発生など問題は見られませんでした。
午前中の後半から午後の前半にかけて、博物館収蔵目録のデータをデジタル化する作業を行いました。午前中は私が、午後からはペアの人がそれぞれパソコンを担当し、パソコンに1つずつ打ち込んでいくのですが、私は種目名のラテン語がうまく打てず、ペアの人に迷惑をかけてしまいました。午後からはペアの人がパソコンの担当で、ラテン語をスラスラを打つ姿を見て勉強不足を感じました。
午後の後半では、実際にデジタル化したデータの元となった貝の化石を見学しました。ほとんどの貝が化石だとは信じられず、スーパーで買ってきた貝の貝殻と並べても見分けがつかないんだろうな、と思うほど保存状態がきれいでした。また、本物の貝を見ることで、この貝たちをデータ化できたんだ、と少し誇らしく思いました。

明日が実習最終日です。明日で終わってしまうと思うと少し寂しいですが、目一杯実習をがんばろうと思います。

京都橘大学 Y.M

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