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2021年度博物館館務実習 2日目 はくぶかん・たんけん隊

こんにちは。北海道大学のHNと申します。
昨日、全5日間の博物館館務実習が無事終了しました。
今回は2日目に実施されたはくぶかん・たんけん隊の、補助スタッフ活動について書かせていただきます。

はくぶかん・たんけん隊は小学生の子供たちと一緒に博物館のバックヤードを見て回るイベントで、実習生の役割はタイムキーパーと体調不良になってしまった子供への個別対応がメインでした。
午前中は元気いっぱいの低学年男子4人のグループを担当しましたが、とにかく自分の知っていることを全部話したい子、おとなしい子、ひたすらカメラで写真撮ってる子、とそれぞれ全然違う性格で、対応の仕方など実習生としてはとても勉強になりました。
どの子もみんな生き物についてよく知っていて驚きました。
特別収蔵庫、液浸収蔵庫、実習室の哺乳類の皮でそれぞれ1人ずつ気分が悪くなり部屋の外に連れ出す作業をしたので、イベントのお役には立てたのかもしれません。
収蔵庫の外で待つ際、入り口で作業をされていた方から小学生用が休憩するための椅子を貸していただき大変助かりました。

午後は高学年グループを担当しました。
午前中とは違ってみんなおとなしい雰囲気でしたが、実習室で学芸員さんから色々クイズを出されるうちに段々と活発になっていったように思います。
特別収蔵庫で女の子が1人リタイアしたので連れ出しましたが、その後の時間がかなり余ってしまい、おしゃべりもうまくできず反省しています。
最終的に早く集会室に戻って来た他の子供たちとにゃん太郎を見に行くことで、時間も潰せて本人も楽しそうにしてくれました。
提案してくださった学芸員さん、本当にありがとうございました。

はくぶかん・たんけん隊は、子供たちの体力や集中力、性格の個性をある程度考慮して個別に対応しつつみんなが面白いと思えるようなお話をする、というよく考えるとかなり難しいイベントでした。
しかし、学芸員さんだけでなく友の会のボランティアスタッフの方々という頼もしい協力者がいらっしゃるため、特に大きなトラブルもなく子供たちも満足してイベントは終了しました。
大阪市立自然史博物館がいかに普及教育活動に力を入れて取り組んでいるかがよく分かるイベントでした。
個人の反省としては、今後はシャイな小学生の女の子とも打ち解けられるようなおしゃべりスキルを身に着けたいです。

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