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2019年11月29日

令和元年度 秋期博物館実習 初日

今日は博物館実習の初日でした。
初めに資料が配られ、オリエンテーションとしてお話を聞きました。大阪市立自然史博物館について、また学芸員の仕事についてなどを、実際に働いている学芸員から聞くことができる貴重な時間でした。資料には、この博物館にあるもの、働いている人、普及教育活動のことなど、幅広く書いてあり興味深かったです。この実習で参加する大阪自然史フェスティバルについても話があり、少し想像できてより楽しみになりました。
その後、博物館館内を学芸員の案内でツアーに行きました。普段は入れない研究室や書庫、収蔵庫にも入ることができました。常設の展示室も、メンテナンス時を想定した学芸員目線の解説付きで案内していただきました。今まで来館者としてしか見ていなかった展示を、掃除をする時や電球を取り替える時を考えながら歩くのが面白かったです。展示室で話を聞くことで、子供の頃から大好きな博物館で実習を受けているという実感が湧いて、幸せな気持ちになりました。
(K大学 S.H.)

2019年11月21日

令和元年度秋季博物館実習5日目

今日は大阪自然史フェスティバル5日目でした。
今日の私の実習は、フェスティバルに参加された方へのアンケートへの協力をお願いし、また、フェスティバル終了後の撤収作業のお手伝いをしました。
来場された方に声をかけていくのは緊張しましたが、快く協力して下さる方が多く、積極的に声かけできるようになりました。こういったフェスティバルでのアンケートは、来年からのために重要な情報だとよくわかりました。フェスティバルの時にアクシデントがあることもあり、臨機応変に対応できることが大切だと思いました。作ったものを嬉しそうに見せてくれる子どもなど、子どもたちの楽しそうな表情がたくさん見れ、教育普及行事の大切さを実感できました。
撤収作業は、迅速に片付けなければならず学芸員の方達の大変さがよくわかりました。
5日間、学芸員の方の仕事の一部を体験でき、非常に貴重な時間を過ごすことができました。
(W大学 W・H)

2019年11月20日

令和元年度 秋期博物館実習4日目

博物館実習の4日目、ついに自然史フェスティバルが始まりました。
私はB会場の担当になって、会場の見回り、パンフレット配布、イベントの案内、各種アナウンスなどを行いました。特に、このイベントはいつどこに並べばいいのかなどの問い合わせに対応したり、イベントに参加される方の整列をしたり、次に始まるイベントのチラシを各地にテープで貼ったりという、イベント関連の作業が主でした。
イベントの中には、一瞬で列が形成され枠が埋まる人気が高いものもあり、そのようなイベントには、もう枠がなくなったのかという消沈の声や、いつ並び始めるか分からない先着順より事前申し込みにしてほしいという要望がかなりあったことが印象的でした。確かに事前抽選のほうが不公平感が少ないよなとも思いましたが、後の打ち上げで、ふらっと来て初めてこういうイベントやっているんだと知った人にも参加してほしいという期待があるから、事前申し込みなどはやっていないというふうに聞き、納得する部分もありました(が、一瞬で枠が埋まる上にいつ列が始まるのか分からないということを考えると、不公平感の方が大きいという気もします)。
いずれにせよ、一年に一度の自然史フェスを楽しみにして来てくださるのはありがたいことだなと思いました。
私はこの実習で初めて自然史フェスに参加しましたが、幅広くいろんな出展者さんが来られていて、SNSで知っていたけれど実際に見るのは初めてだった出展ブースもあり、知らなかったけれど今後ファンになりそうな出展ブースもあり、興味深く各会場を見て回りました。また、フェスという場だからかもしれませんが、学芸員の方と来場者の方、出展者の方同士の距離がかなり近いように感じました。大阪市立自然史博物館は、コミュニティとの距離が密接な、普及教育に力を入れている博物館なのだということが身をもって実感できた一日でした。
大阪市立自然史博物館には、住んでいる場所から遠かったこともあってこれまで来たことがなかったのですが、常設展や植物園もそのうちじっくり見てみたいな、来年も自然史フェスに行きたいなと思わされた実習でした。
(O大学 F.O)

令和元年度 秋期博物館実習4日目

 今日はフェスティバル初日、実習4日目でした。フェスティバルには私が想像していたよりも、出展者・来場者共に老若男女たくさんの方々がいらっしゃって、活気にあふれていました。
 スタッフTシャツを着て、まずは出展者の方の誘導を行いました。各ブースに案内しながら、大きい荷物を何往復もして運んでいる様子をみて、これからどんなブースができていくのかずっとわくわくしていました。フェスティバルが始まると、私は主に来場者アンケートを担当し、たくさんの方々のご協力により多くの意見や感想を頂くことができました。ここのブース楽しかったから行ってみてと教えてくれる方がいたり、楽しかった、また来たいなどの声をかけていただいたりと、嬉しい感想が多かった事が印象的です。また、お母さんがアンケートを書いている間、小さい子が色々なブースで作ったり、貰ったりしたものを嬉しそうに持って遊んでいる姿を見ていると楽しかったことがとても伝わってきました。空き時間にブースを回ってみると、どこも専門的で面白そうなものが多く、私もとても楽しかったです。小さい男の子が切り絵で、サッと作ってくれたカマキリは、細かいところまでこだわっていて、ほんとうにすごかったです。
 今日は初めての経験ばかりで戸惑うこともありましたが、来場者の方から優しい声をかけていただいたり、実習生同士で助け合ったりして乗り越えることができました。明日も来場者の方々とたくさんお話ししてみたいと思います。(W大学 T・M)

2019年11月19日

令和元年度 秋期博物館実習5日目

博物館実習の5日目は、大阪自然史フェスティバルの最終日でのスタッフ業務と撤収作業をおこないました。
昼間の私の担当は講堂での講演補佐業務でした。午前の講演ではアンケート用紙の回収くらいしかできることがなく、ただ講演に耳を傾けていましたが、午後の講演では実演実験の手伝いをしたり、質問者にマイクを手渡したり、アンケート用紙を回収したりしました。特に前の二つでは、主役は講演者なのでなるべく態勢を低くして視界を妨げないようにしたりし、裏方に徹するようにしました。また質疑応答の際、質問者がいなかったため講演を聞いて疑問に思ったことを私が尋ねました。そのあと、私の質問が呼び水となってか、来場者の方からの質問が増え、こういった形で講演をサポートでき、うれしくなりました。
撤収作業では私は宅配便の受付サポートを行いました。出展者さんの中で荷物を郵送する人の荷物が送れる状態なのかをチェックし、個数の確認や割れ物の有無などを確認し、宅配業者さんに渡す仕事です。ただブースの撤収の時間が限られていたからか、多くの出展者さんが一度に宅配の依頼に来たため、慌ててしまったりパニックになってしまったりしました。大事な荷物を扱う仕事なので、たとえ少し時間がかかったとしても慌てず落ち着いて作業をすることの重要さを改めて感じました。
この博物館実習を通して、想像できなかったことに対処すること、今までの経験が活かせたこと、他の人たちとコミュニケーションがとれたことなど、教科書では学べない多くの貴重な体験をすることができました。約一週間の実習で得た知識や経験を今後の人生に反映させ、より自身のグレードアップに繋げていきたいと思います。

K大学 N.O.

2019年11月18日

令和元年度 秋期博物館実習5日目

2019年11月17日は5日間の実習の最終日かつフェスティバル2日目です。最初に来た時は緊張もあり5日間は長いように思えましたが、当日になってみるとあっという間の5日間だったように思います。
最終日は前日と同じように、実習生それぞれに役割を割り振られそれぞれの持ち場で実習を行いました。この日、私が担当させていただいたのはイベントとポーチ(B会場)でした。ここでは実習生が4人とアルバイトの方が1人が割り振られました。会場内の来館者の案内や、パンフレットとチラシを配ったり、イベントに参加される方たちの集合場所の整理や、植物園が有料となっているので植物園側に無断で入る人がいないように見張る作業を5人で分担して行いました。イベントでは来館者や出店者との触れ合いがかなり多くありました。これ以外にも様々な大小のイベントが毎年大阪市立自然史博物館では行われていて、学芸員に必要な力の一つとしてコミュニケーション能力の重要性をより感じました。
また、フェスティバルの最後には会場の片付けを行いました。フェスティバル前日2日間で用意をしたものを、数時間で片付けるのでチームとして連携して動きながら急いで片付けました。最後の片付けが短時間の間に動きまわったのでどっと疲れが押し寄せました。
短い間でしたが様々な経験をさせていただきありがとうございました。この経験をこれから社会人になってもどこかで活かしていけばと思います。
(東海大学M.K)

2019年11月17日

令和元年度 秋期博物館実習4日目

今日は、2日間で2万人を超える大阪自然史フェスティバルの初日ということで、朝の8時から、出展者さんの誘導をはじめ、会場案内やフェスティバルの運営などを行いました。
出展者さんの誘導では、主に搬入口から会場までの通路の案内を行い、フェスティバルの運営では、来客人数のカウントや、アンケート収集、マイクを使ったイベントのアナウンス、会場案内など様々なことを行いました。
初日のフェスティバルでは、大阪自然史博物館だけでなく植物園も無料開放を行っており、さらに植物園のイベントも同時開催していたので、会場全体が非常に賑やかでした。
今回私は、3つの会場の内で最もブース数が多い室内ホールであるA会場と情報センターの入り口において、イベントのアナウンスや、パンフレットの配布、会場案内などをさせていただきました。
会場でマイクを使ったアナウンスを行うのは人生で初めてだったので、最初は緊張したのですが学芸員さんの助けもあり、最後は自信を持ってアナウンスすることができました。学芸員さんありがとうございました!
休憩時間には出展ブースを見る機会があり、コウモリの標本など普段見ることのできない楽しい展示をたくさん見ることができたので、多くの刺激と学びを得ることができ、とても充実した1日になりました。
今日のフェスティバルを運営するうえで、お客さんとのコミュニケーションはもちろん、実習生同士で協力し合ったり、臨機応変に対応していくことが非常に大切であると学んだので、今日学んだことを糧に明日も精一杯頑張りたいと思います。(R大学 S・K)

2019年11月16日

令和元年度 秋期博物館実習2日目

2019年11月14日、博物館実習2日目は、今週の土日に開催される大阪自然史フェスティバルの準備を行いました。
この日は各ブースの名札やパンフレットなどを準備する班と、ブースを仕切る壁(通称タルノ壁)やその支柱などを各会場に用意する班とに分かれ作業を行いました。事前に指示書が作成されており、さらに学芸員の方の指示もあったので効率よく作業を進めることができました。非常に多く運ぶ必要があり、館内の広さの都合上、一度に運びきれないこともあったので久々に体力を使いました。資料の収集や研究だけでなく、このような多様な作業をこなす学芸員の方々の苦労を感じるとともにすごいと思いました。
今回のイベントは外部の様々な方が参加するため、それらの方々にとっても来場する方々にとっても様々なことを学べる非常に有意義な場となると思います。
今回はスタッフとして参加しますが同時に楽しみ、学べるものがあれば学んでいきたいと思います。
残りわずかですが最後まで実習生としてサポートし、イベントの成功に尽力したいと思います。
(滋賀県立大学 T・K)

2019年11月15日

令和元年度 秋期博物館実習3日目

博物館の学芸員になるには体力が必要だということがよく分かる一日でした。まずはフェスティバル当日の役割分担の説明を受けて、実際に館内を歩いてそれぞれの持ち場を確認しました。若干方向音痴なところがあり、館内をぐるぐるしていると自分がどこにいるのか分からなくなりましたが地図を見て、たくさん歩いて徐々に覚えていきました。
 その後はいよいよ会場設営です。B会場のパネルを組み立てて設置しました。また、大量の机をいろいろな所から会場へ運び込みました。植物園からも借りている机の数が足りなくなるほどで、改めて出展する団体の多さを思い知らされました。分厚い天板の机はとても重くて、筋肉痛間違いないなあと思いながら作業しました。協力して行う作業が多く、他の実習生のみなさんとより仲良くなり当日が楽しみになりました。必要数の机と椅子を運び終わる頃には外もかなり暗くなっていました。出展する方々も続々と荷物を会場へ持ちこみ、セッティングを進めていました。みなさんも博物館スタッフも忙しく動き回り、学祭前のようなわくわくする雰囲気でした。当日2日間は両日疲れ果てると思いますが、興味のある展示を見に行ったり、いろいろな方とお話ししてフェスティバルを満喫したいと思います。(S大学 NY)

令和元年度 秋期博物館実習3日目

今日の実習では、スタッフ研修と会場の準備を行いました。スタッフ研修では、主に時間、集合場所、役割分担、注意事項など当日の流れの確認を行い、会場の準備では、机やいすの運搬や壁の設置を行いました。
注意事項の説明の際に、トラブルがあったらすぐに学芸員の方に連絡することや困っている方のサポート、案内についてお話されていましたが常に実習生という立場で参加させていただいているということを忘れずに出展者の方、来場者の方が楽しく参加できるよう未熟ではありますが、サポートさせていただきたいと思っています。
また、1日目のオリエンテーションの際に学芸員はたくさんの方とつながっておくことが必要だとお話されていました。私は、明日情報センターとA会場を担当させていただくので出展者の方や来場者の方と関わる機会が多いと思います。一つ一つの関わりを大切にして明日からの活動に取り組んでいきたいと思います。明日からの大阪自然史フェスティバル楽しみたいと思います。
(大阪教育大学 K・H)

令和元年度 秋期博物館実習3日目

今日は午後1時に実習室に集合し大阪自然史フェスティバルの研修と設営の作業を行いました。 最初に当日着用するTシャツと学生スタッフ役割分担表、スタッフ用のマニュアルが配布され、その説明を伺いました。次にフェスティバルのメイン会場を案内していただき、場所の把握を行いました。その後、和田さんと横川さんの指示のもとA会場の長机及び椅子とB会場のボード、長机などを準備しました。 作業は5時半頃終了し、博物館実習のノートを書き終えた人から随時解散しました。本日の実習では場所と役割の把握、積極的な行動、担当学芸員や他の実習生との連帯が大切であることを学びました。当日に上手く対応できるかどうか不安がありますがマニュアルと役割分担表、博物館実習資料を再度確認し明日の作業に備えたいと思います。本日はありがとうございました。(K大学 O・T)

2019年11月14日

令和元年度 秋期博物館実習 2日目

今日は実習2日目ということで教育普及のため明後日開催されるフェスティバルの準備に参加させていただきました。
役割分担で私は当日の出展団体の方々の名札の用意や紙の裁断、案内標識の設置などを行いました。名札の用意の際には様々な出展団体の方々を確認でき、イベントでの催しがどのようなものなのか作業中にも関わらずわくわくしていました。本当に様々な自然史分野の団体の方々が出展されているので教育普及活動としてとても有益なイベントであると思います。
ただ、自分が思っていた以上に準備の作業が多く、普段の研究や業務も行われている数十名の学芸員の方のみで全ての準備を行うのは難しいように感じました。ですが、友の会の方も準備に参加している下さっており、今回のイベントは地域の方々に支えられながら続いているのだと感じられ、素敵な博物館だと改めて感じることができました。また、出展が129団体という規模にも驚きとそれほどの規模のイベントに準備段階から参加できることに喜びを感じています。
当日は、出展団体の方々や来館者の方々に気持ちよく過ごしていただけるようにサポートできたらと思います。多くの方にこのフェスティバルへきていただけたら嬉しいです。
(O大学 O・M)

2019年秋 博物館実習2日目

博物館実習2日目の今日は、2日後に開催される大阪自然史フェスティバルの準備を行いました。
様々な分野の団体がこのフェスティバルの出展に向けて力を注いできており、さらに今年は出展数が過去最多だと聞き、楽しみな要素しか感じられません。
しかしその裏では学芸員の方々の非常に細かい配慮としっかり計算された準備が欠かせないのだと思い知らされました。
今日は名札やパンフレットなどを準備する班と、ブースを仕切る壁やその脚などを各会場ごとに用意する班とに分かれ作業を行いました。私は後者の班でしたが、軽く汗をかくような作業が続きました。しかし学芸員さんの指示がしっかりあったため、何をやればいいのか迷うことはありませんでした。
こういった作業は1日2日のことですが、今日行う作業のために用意された図面や様々な手回しはそれ以前から行われているはずで、その準備の中普段の仕事もしていると思うと、学芸員という仕事の膨大さがわかります。
今日の実習で私たちが参加させていただいた学芸員さんの仕事というのはほんの一瞬のことでしかないと思いますが、その一瞬でも学芸員さんの知識量と体力・気力、そして博物館の仕事に対する楽しさと大変さを感じることができました。
明日の作業を終えればいよいよ次はフェスティバル当日です。スタッフの一員として仕事を頑張ろうと思いつつも、自然に興味を持つ来館者の視点でも当日を楽しみたいです。
(K大学 A・N)

2019年11月13日

令和元年度 秋期博物館実習 初日

 初日はオリエンテーションに始まり、書庫や研究室、収蔵庫といったバックヤードの見学も行いました。
 オリエンテーションではまず、実習の説明として今回の実習における大きなイベントである「大阪自然史フェスティバル」の説明を受けました。秋期の実習ならではのイベントなので楽しみです。また、大阪市立自然史博物館の施設や沿革、過去の特別展などについて説明を受けました。学芸員に求められることや仕事について面白おかしく話していただき大変参考になりました。
 バックヤードの見学は3回に分けて、①書庫や研究室の見学、②収蔵庫の見学、③展示室の見学、という形で行いました。①の書庫の見学では、英語以外の外国語で書かれたものが見られ印象的でした。ほとんど誰も読めないけれど、保存しておく必要があるというのは場所も取るので大変に思いました。②ではおびただしい数の標本に圧倒されました。とても十数名の学芸員の方が管理しているものとは思えませんでした。③では博物館側から見た展示物のリアルな問題点を聞くことができました。
 博物館や学芸員についての話が多く、なかなか普段聞くことができないことなのでタメになりました。
(H大学 N.M.)