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2017年06月07日

地域自然史誌リーズ「泉原」

棚田の残る大阪府茨木市の泉原で、初夏の昆虫や生き物、植物、キノコの観察をしました。
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満開のスイカズラです。
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かつては、棚田にクロゲンゴロウやシマゲンゴロウがのどかに泳いでいたのですが、コシマゲンゴロウとマメゲンゴロウ類しか見られませんでした。
とはいえ、ため池ではヨツボシトンボの姿を見ることができました。
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他にも、カエル4種の成体やオタマジャクシ、モリアオガエルの卵塊を観察したり、シュレーゲルアオガエルを声聞くことができました。

気候に恵まれ穏やかな野外観察会となりました。

2017年05月23日

やさしい自然かんさつ会「海辺のしぜん」

5月14日に、長崎海岸(大阪府泉南郡岬町)にて、やさしい自然かんさつ会「海辺のしぜん」を開催しました。


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前日の13日、補助スタッフの事前研修として、長崎海岸で採集調査を行いました。天気も海況も今一つでしたが、参加者はお構いなしで磯に張り付き、生き物を探しました。


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夜、近くの民宿にて、種同定の勉強会をしている様子です。恒例の有山さんの熱心な海藻レクチャーがありました。海藻の触感や匂いも、同定ポイントになるそうです。


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真ん中の1個体はアサリ、その他はヒメアサリです。今回のイベントとは直接関係ありませんが、今年の大阪湾生き物一斉調査のテーマは「アサリとヒメアサリ」。ということで、勉強にも熱が入りました。山西元館長、石田学芸員によれば、アサリの方がヒメアサリよりも水管が長いということでした。このため、アサリではヒメアサリよりも貝殻の中に水管をしまうためのスペースが大きくなり、貝殻の内側に残る外套膜の跡の湾入(外套湾入)が深くなるということでした。他にも、アサリの方が貝殻の模様(放射肋)がくっきりしている、という違いがあるそうです。この日の調査ではこの1個体を除き全てヒメアサリでした。ヒメアサリの方が外海の影響が強く塩分の高い環境に生息しているそうです。


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14日、イベント当日。前日とは打って変わって、天気も海況も抜群の一日でした。参加率も高く、賑やかなイベントとなりました。生き物を捕まえたときの少年少女たちのキラキラした表情と、張り切りすぎて深い所まで行ってしまいスタッフに注意されるお父さん達が印象的でした。


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班ごとに採集した生き物を分別している様子。たくさんの種が採れました。


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採集後、講師陣によるまとめの様子。種の同定はもちろんのこと、生態や進化にまで言及した解説に惹きこまれました。自然をもっと好きになるような、もっと大切にしたくなるようなお話でした。各班、講師の解説は、拍手喝采で幕を閉じました。

これからもしばらく磯観察のベストシーズンは続きます。是非、海に足を運び、生き物たちに会いに行ってみてくださいね。

2016年11月22日

やさしい自然かんさつ会「ドングリと秋の木の実」

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11月6日(日)、少し寒かったですが秋のお散歩にはバッチリの天気。枚岡(ひらおか)神社と枚岡公園でやさしい自然かんさつ会「ドングリと秋の木の実」をおこないました。


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集合場所の枚岡神社の鳥居の近くでさっそくドングリみっけ! 何のドングリかな?みんなでひろってみよう。


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ドングリをひろったときは必ず上も見てみましょう。ドングリも木の実ですから、近くにドングリがなっている木があるはずです。


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落ちていたドングリはシラカシでした。


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ここではみんなでシイのドングリを拾っています。


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ドングリはタネですから、芽がでてきます。これはクヌギの子ども。まだドングリが付いています。


秋の木の実はドングリだけじゃありません。トキリマメやクサギなど鳥が食べる果実やチヂミザサやヌスビトハギ、キンミズヒキなどのひっつきむしも見ました。

今回の行事では、シラカシ、アラカシ、コナラ、クヌギ、アベマキ、ウバメガシ、シイ、ナラガシワ、9種類もドングリをつける木が見られました。枚岡神社・枚岡公園は気軽にドングリと秋の木の実が楽しめる場所です。
みなさんも秋の天気が良い日には近所の神社や公園にドングリさがしに出かけてみていかがでしょうか?

※写真はすべて補助スタッフの北田晴子さんが撮影したものです。

2015年12月04日

やさしい自然かんさつ会「化石さがし」

 11月29日(日)にやさしい自然かんさつ会「化石さがし」を開催しました。大阪の大地のおいたちを、岩石と化石から探る行事です。

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 集合場所から歩いて最初の観察は花こう岩です。地下深くでマグマがゆっくり冷えて固まった岩石です(1℃下がるのに数千年以上!)。化石は出てきませんが、大地のできる時間スケールの大きさに、みんな一生懸命に岩石を観察していました。


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 お昼ご飯を挟んで、化石探しの場所に到着! しかしケガや事故があってはいけないので、川端学芸員から化石を探すときの注意や安全確認について丁寧に説明がありました。説明が終わり、いよいよ化石探しの開始です。


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 多くの参加者がアンモナイト、二枚貝や巻き貝、植物化石などを見つけていました。変わったものでは魚のうろこやサメの歯を見つけた人もいました。
 参加者の皆さんは、化石や岩石から数千万年の歴史を感じ取ることができたのではないでしょうか。

2015年11月05日

やさしい自然かんさつ会「ドングリと秋の木の実」

10月25日にやさしい自然かんさつ会「ドングリと秋の木の実」を開催しました。東大阪市の枚岡神社と枚岡公園で、いろんなドングリと木の実を観察しました。


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開始早々、アラカシとシラカシのドングリがたくさん落ちていました。見た目はそっくりなアラカシとシラカシのドングリ、講師の田代さんが見分け方を力説しています。ちょっと難しかったかな?


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神社の境内ではスダジイが出てきました。枝についている姿は一見、ドングリに見えないけど、割ってみるとドングリが出てきます。


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神社の境内ではドングリが木になっている様子を間近で観察できました。


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ドングリや木の実以外でも、昆虫やカタツムリも観察しました。

神社や公園を歩きながら、出てきた生きものをゆっくり観察していきました。ドングリに木の実にくっつきむし、天候も暑すぎず寒すぎず秋は自然観察にぴったりの季節です。博物館では秋の自然観察の行事とたくさん用意していますので、ぜひご参加ください。


2015年06月10日

テーマ別自然観察会「六甲山南縁の地質と活断層」

 6月7日(日)にテーマ別自然観察会「六甲山南縁の地質と活断層」を、地学団体研究会大阪支部との共催で開催しました。5月10日開催した地球科学講演会と同様、阪神淡路大震災から20年という節目でもあることから、活断層の観察会を実施しました。30名の参加者がありました。
 コースは東おたふく山から住吉川を降り、阪急御影駅まで至るという博物館の観察会にしてはやや長いコースでした。

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 東おたふく山にいたる道路ではピンク色のカリ長石や透明な花こう岩の目立つ花こう岩の観察をしました。六甲山はほとんどがこの花こう岩からできています。


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 土樋割(どびわり)峠では、大月断層による破砕帯が観察されました。花こう岩が断層活動によって、ほとんど粘土のように軟らかくなっています。


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 東おたふく山からは、神戸の街並みや大阪湾を見下ろし、断層活動による六甲山の上昇について説明を受けました。六甲山が急な斜面と緩やかな地形の段々になっているのは、何本もの断層が山地を上昇させたためです。


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 住吉川を降り、登山道から少しずれて沢沿いの道無き道を進むと、五助橋断層があります。倒木などで断層の境界面は観察しにくかったですが、花こう岩と谷筋を埋める新しい時代の地層が断層で接している様子を観察することができました。


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 山から降り、昭和13年(1938年)の阪神大水害の洪水水位の碑なども見学しました。台座の下の線のところまで水が来たそうです。


 地震や水害などが、山地の地形や地質と関わっていることを実感することができた観察会となりました。

2014年11月16日

テーマ別観察会「二上山の火山岩類」

 10月26日(日)に、テーマ別自然観察会「二上山の火山岩類」を、大阪市立自然史博物館と地学団体研究会大阪支部の共催で行いました。
 二上山は、大阪府と奈良県の間に位置する火山岩の山です。
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電柱や建物の影になっていますが、写真の右側遠景が二上山です。

 当麻寺にある白鳳時代に作られた石灯籠は、二上山の凝灰岩で作られました。この石灯籠の材料になった石は、今日のハイキングでは見つかるでしょうか?
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石灯籠の岩石の説明を聞きながら、柵越しに観察しているところ。石灯籠は、軽石(白い粒)や溶結凝灰岩(黒っぽい粒)の破片が混じった凝灰岩でできていました。

二上山に登りはじめ、しばらくすると、かこう岩と二上山の火山岩の境目が確認できる場所に着きました。境目は土に埋もれてしまって、直接みることはできませんが、岩石を調べると大体どの辺りか分かりました。
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どの辺りでかこう岩から二上山の火山岩に変化しているか、説明を聞きながら確かめているところ。軽石が混じった凝灰岩が観察できました。

さらに沢沿いに登って行くと、凝灰岩は溶結凝灰岩に変化しました。凝灰岩に含まれている火山灰や軽石が、熱と重みでつぶされ、レンズ状のガラスに変化したものが観察できました。
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うっそうとした植林の林で溶結凝灰岩の観察できる場所で説明を聞いているところ。

岩屋峠ではザクロ石や黒雲母を含む安山岩質の溶岩が観察できました。

岩屋峠の大阪側には、「岩屋」があります。奈良時代の岩窟寺院跡です。
岩屋を作る岩石は、いったんできた溶結凝灰岩が爆発で砕けたものが集まってできています。
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岩屋で説明を聞いているところ。

 雌岳頂上の西側のあたりで昼食を撮った後、馬の背で雌岳火山岩を観察しました。
雌岳火山岩には、黒雲母と少量のザクロ石がふくまれます。まだ固まっていないマグマの状態で流れた時にできたすじ模様も、観察できました。
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雌岳火山岩の説明を聞き、岩石の観察している様子。

その後、雌岳火山岩と雄岳火山岩の境目を通り、雄岳頂上に着きました。
雄岳火山岩はキメの細かい黒っぽい安山岩で、輝石や角閃石を含みます。サヌカイトに似ているので、サヌキトイドと呼ばれることもあります。
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雄岳頂上で小休止。

雄岳から下山すると、途中で雄岳火山岩から畑火山岩に変わります。畑火山岩は黄土色をした粒の粗い安山岩です。その後再び雄岳火山岩に変化します。雄岳火山岩にできた「柱状節理」と呼ばれる割れ目を観察できる場所もありました。
さらに下ると、畑火山岩が観察できるようになりました。
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火山岩を観察し、世話役に熱心に質問する参加者。

 麓におりた後、1日の間にみることのできたたくさんの種類の二上山の火山岩について、まとめをしました。二上山の火山岩は、1500万年前にできたものであり、岩石の分布や境目の様子、含まれる鉱物を調べる事によって、どのような順番でできたものなのかが、明らかにされました。
 しかし、二上山の岩石ができてから1500万年の間に、火山の地形は浸食されて失われてしまったので、どのような形の火山だったかは、分かっていません。
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麓の神社の境内で、まとめをしている様子。

 この日は何種類もの火山岩を観察しながら登山をするという、ハードな行事となりました。
参加したみなさん、案内者のみなさん、大変お疲れ様でした。

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ぜひ、ご参加ください。

2014年05月08日

テーマ別自然観察会「テントウムシ」2014.4.26



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 赤や黄色の可愛らしいテントウムシ。虫は大嫌い!という人でも、テントウムシは好き!という方も多いかも? このテントウムシたちを観察する行事を、あくあぴあ芥川と共催で行いました。

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 高槻市の淀川べりは、風のない快晴でした。堤防からは河川敷のようすが広く見渡せました。

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 ノイバラやカラスノエンドウにはこの季節、たくさんのアブラムシがついています。テントウムシたちが、それらを食べにきている様子を観察できました。

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 昼休みには恒例の「ストローのシーソーあそび」。今年は3連の高度な技に挑戦? でも、こちらの思ったとおりに、うまくは歩いてくれないですね。

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 ヤナギの樹では、大きなカメノコテントウも見つかりました!




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2014年05月02日

やさしい自然かんさつ会「レンゲ畑のいきもの」

4月27日にやさしい自然かんさつ会「レンゲ畑のいきもの」を開催しました。好天に恵まれすぎて春にしては暑い日でしたが、約100人の方に参加していただき、高槻市三島江の田んぼでレンゲ畑の生きものを観察しました。

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春の風物詩とも言えるレンゲ畑、最近はあまり見なくなりましたが、高槻市の三島江では毎年4月に一般にレンゲ畑を解放しています。レンゲ畑は田んぼにレンゲの種子をまいたものです。レンゲなどのマメ科の植物の多くは根粒菌と呼ばれるバクテリアと共生して根っこの根粒に窒素をためます。田んぼにレンゲをまくことでイネの大事な栄養である窒素分を増やすことができるのです。

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15-18人の6つグループに分かれて観察しました。レンゲの花はよく見ると小さな花がたくさん集まってできていること、レンゲを掘ってみると根っこに根粒がたくさんついていること、花をじーっとみているとミツバチがやってきて花粉を運んでいることなどを観察しました。レンゲの果実も見つけました。みんなが食べたことあるエンドウマメにそっくりで大盛り上がりでしたが、それもそのはずエンドウマメもレンゲも同じマメ科の植物で近い仲間同士です。
レンゲ畑にはレンゲ以外の生きものもたくさんいます。コオニタビラコ、ナズナ、ハハコグサ、ノミノフスマ、タネツケバナなど小さいけどよく見ると様々な姿をした植物たちが生えていました。虫もたくさんいます。増え始めたアブラムシをテントウムシがむしゃむしゃと食べていたり、カゲロウの仲間が飛んでいたり。レンゲを食べるアルファルファタコゾウムシも見つけました。空を見上げるとヒバリやケリが大きな声で鳴いていました。春の田んぼの観察は飽きることがありません。

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みんなで淀川の堤防でお昼ご飯を食べました。昼食のあと、淀川の堤防でタンポポの観察をしました。総苞が反り返るセイヨウタンポポと、反り返らないカンサイタンポポの違いを観察して、堤防にはどっちが多いかみんなでタンポポ探しをしました。毎年、同じ場所でタンポポの観察をしていますが、どうやら典型的なセイヨウタンポポは年々減っているようです。みんなのお家の近くではどうでしょうか?

お昼過ぎには無事に観察を終えました。帰りのバスではすやすやと眠っている人がちらほら。はじめての自然観察、楽しんでもらえたでしょうか?来年もよろしくお願いします。


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3月29日 植物園案内・動物編「花に来る鳥」

 今日のテーマは花に来る鳥だけど、すでに繁殖をはじめている鳥の様子も観察するよ。と宣言して出発。博物館前の大池で、ダイサギを観察した後、博物館の裏でハシブトガラスの巣を観察。カラスとの付き合い方を説明してたら、コゲラが登場。先日掘っていたコゲラの巣穴も観察。ユーカリ園周辺で、サンシュユの花に来てるヒヨドリ、ボケの花に来ているメジロを観察して、ようやく今日のテーマっぽくなった。その後、ソメイヨシノの花に来ているヒヨドリも観察。

 再び大池に出てみると、岩の上でひなたぼっこしているアカミミガメの上に、アオサギ幼鳥が載っていた。ツルとカメというタイトルを付けられそうな光景。これで喜んでいたら、カワセミがとまっているのが見つかる。みんなで観察。やがて飛んだと思ったら、もう1羽加わって2羽で飛び回る。やがてまた見える場所にとまる。再びみんなで観察していたら、タカとちゃう?!という声、見てみると、カワウの横にオオタカの幼鳥がとまって羽づくろいをしていた。これまた観察。カワセミもオオタカものんびりとまっていて、全員で観察できた。やがて、オオタカが飛び去ったので、ようやく我々も出発。


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 花に来ている鳥も観察したけど、一番印象に残ったのはサービス満点だったカワセミとオオタカであった。解散後、子ども達が拾った羽根の名前調べ。図鑑の相談など。子ども達が、いつの間にかヤマシギの羽根を拾っていたのには驚いた。


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ぜひ、ご参加ください。

2013年12月10日

やさしい自然かんさつ会「バッタのオリンピック」

自然史博物館の名物行事「バッタのオリンピック」は、10月6日(日)の快晴の下で盛大に開催されました。
場所は石川〜大和川河川敷で、約100名が参加して、一日バッタと遊びました。


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選手さがし。
まず選手さがし(バッタとり)をしました。9月の台風と増水でオンブバッタなどが減っていましたが、トノサマバッタがたくさんいました。


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バッタのオリンピック。
午前中に見分け方の実習を行い、午後は種類・性別ごとに飛ばしっこ競争をしました。トノサマバッタはストップウォッチで滞空時間を計り、他のバッタは巻き尺で距離を計測します。


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よく飛んだバッタを見まもる参加者。
小さなお子さんも興味しんしんで見まもっていました。


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見えなくなるまで飛ぶバッタを見つめる参加者。
中には見えなくなるまで高く遠くまで飛ぶバッタもいます。


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メダルの授与。
各種類で1〜3位まで名前が読み上げられ、金、銀、銅メダルの授与が行われました。


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賞品を選ぶ参加者。
1位から順番に好きな賞品を選びます。高価なものはありませんが、楽しい時間です。


バッタと遊べるなんて、なんだかうれしいですね。

他にも楽しい行事やためになる行事がいろいろありますよ!
ぜひ、ご参加ください。

2013年03月16日

テーマ別自然観察会「大阪層群の地層と化石」

3月10日にきしわだ自然資料館と共催で、行いました。
この日は47名ものたくさんの方の参加がありました。
お昼過ぎに寒冷前線が通過するとの天気予報でしたが、午後は室内で化石のクリーニングと観察の予定だったので、実行することにしました。


大阪層群は、300万〜30万年前の地層です。
まず、和泉山地は中生代白亜紀の和泉層群、和泉山脈より手前側にある神於山は花崗岩類、その麓に広がるなだらかな丘陵地が大阪層群でできていることを説明しました。


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その後しばらく歩いて、160万年前の福田火山灰層を観察しました。


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福田火山灰層は今の北アルプスにあった、今は姿の残っていない火山の巨大噴火でできた火山灰層です。
空から降ってきた火山灰がたまった後、火砕流台地がくずれて洪水を起こしたものが、大阪にまで流れてきました。


さらにしばらく歩いた所で、およそ270万年前の大阪層群の観察をしました。
砂・泥・小石からできている様子、ラミナなどを観察しました。


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きしわだ自然資料館のアドバイザーの先生が説明をしてくれました。
ゾウの足跡化石の可能性のある地層の変形構造も観察できました。
貝・骨・植物などの生き物の体の一部だけではなく、足跡や巣穴の跡も化石です。


その後お昼過ぎまで、化石採集を行いました。
化石を多く含む地層を固まりで取ってきて、それを細かく割りながら、植物化石を探しました。


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学芸員さんの説明を聞いているところ。


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地層のかたまりを割って、化石をさがしています。


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雨が降りだす直前まで、皆さん大変熱心に採集をしていました。


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雨が降り出した頃に室内に移動し、お弁当を食べた後、化石のクリーニングを行いました。
メタセコイアの球果、イヌカラマツの短枝や球果の鱗片、イヌマンサクの実、ナツツバキの実、エゴノキの実などが見つかりました。
270万年間の地層の重みでつぶれてしまっているものが多かったのですが、どこを見たら種類がわかるのか、想像力を駆使しながら説明を聞き、顕微鏡で観察しました。
また、観察しやすいように洗い出した福田火山灰の粒を、顕微鏡で観察しました。


参加した皆さんは、見つけた化石をアルコールの瓶にいれたり、乾燥してばらばらにならないように接着剤で補強して、お土産にしました。



自然史博物館やきしわだ自然資料館には大阪層群の化石がたくさん展示してあります。
ぜひ一度ご来館ください。

きしわだ自然資料館についてはコチラ

2012年12月17日

やさしい自然かんさつかい「化石さがし」

12月2日(日)、泉佐野でやさしい自然かんさつかい「化石さがし」が開催されました。
毎年大人気の行事ということもあり、128名ものたくさんの方が参加してくれました。
お天気にも恵まれ、秋の紅葉を楽しみながらの「化石さがし」となりました。



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まずは化石さがしに向けて学芸員から説明。
「大阪では、まだ恐竜の化石が見つかっていません。ぜひ、大阪第一号になってください」という一言にみんなのテンションが一気にアップ。


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午前中は崖に見られる「花こう岩」の観察。
9000万年前から8500万年前、地下のマグマが何十万年、何百万年もの時間をかけてかたまってできたものです。


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化石の発掘場所へ移動中。山の紅葉がきれいです。


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しっかり「化石さがしグッズ」を準備してきました。


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発掘スタート!!落ちている岩石を拾ってたたいて探します。


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岩石の裏側に化石が付いているかも知れないので、よーく観察しながら探します。


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「これは化石ですか?」学芸員に調べてもらいます。


こんな化石が見つかりました。

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ナノナビス(二枚貝)


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巻き貝

ほかにもアンモナイトや植物、サメの歯などそれぞれが色んな化石を発見し、「マイ標本」を手にしました。


今年の化石さがしはこれでおしまいですが、ただ今自然史博物館では「発掘!モンゴル恐竜化石展」を開催中です。
ゴビ砂漠で発掘された「実物化石」を多数ご覧頂けます。
恐竜に関連したイベントなども開催していますので、ぜひご来場ください。
くわしくはコチラ

2012年10月20日

やさしい自然かんさつ会「バッタのオリンピック」

10月8日、藤井寺市の石川・大和川の河川敷でやさしい自然かんさつ会「バッタのオリンピック」を開催しました。
96名ものたくさんの人が参加してくださり、大盛り上がりの一日になりました。



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まずはオリンピックに参加するバッタを探すため、虫取り網と虫かごを持って河川敷へ向かいます。


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金メダル候補のバッタを頑張って捕まえます。


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しばらくしたら虫かごはバッタでいっぱい。



それではエントリー選手を見ていきましょう。

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トノサマバッタ

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ショウリョウバッタ

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イボバッタ

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マダラバッタ


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選手が出そろいましたので、「バッタのオリンピック」いよいよスタートです。
ルールはハンマー投げと同じ。一番遠くまで飛ぶことが出来たバッタが優勝です。


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バッタをスタート地点にセットして…………。


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GO!!!!


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飛び降りたところで計測……なのですが飛びすぎると計測者が見失うことも。どこいった???


優勝バッタの記録です。
・ショウリョウバッタ ♂ 12.00m
・ショウリョウバッタ ♀ 6.41m
・マダラバッタ ♂ 15.86m
・マダラバッタ ♀ 21.95m
・クルマバッタモドキ ♂ 21.47m
・クルマバッタモドキ ♀ 6.80m
・トノサマバッタ ♂ 30.03秒
・トノサマバッタ ♀ 18.88秒※

※トノサマバッタは、巻尺では測れないので、滞空時間で計測。


天気がとてもよかったわりに、河原は暑くなく、バッタがとてもよく飛んでくれました。
参加されたご家族から、とても楽しかった、という声をいただきました。
世話役の方も、謎のオンブバッタが見つかって盛り上がり、終了後に捜索を行い、見事に数頭捕獲して、お祝いしました。



やさしい自然かんさつ会は初心者向けの野外行事です。
次回は12月2日(日)「化石さがし」です。
ぜひご参加ください。

2012年10月03日

テーマ別自然観察会「秋のきのこ」

9月17日、高槻市・神峯山寺周辺で、テーマ別自然観察会「秋のきのこ」が開催されました。
大人から子どもまで60名の方が参加してくださり、秋の山をハイキングしながら、キノコ観察をしました。



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隊列を組んで、いざキノコ探しスタート。
どんなキノコが見つかるでしょう?


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ソウメンタケ。


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シロオニタケ。


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イボセイヨウショウロ。いわゆるトリュフです。スゴイ!!


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色んなキノコが見つかり、みんな大満足。



自然史博物館では他にもハイキングや自然観察会など野外行事がたくさんあります。
ぜひチェックしてください。



写真提供芥川緑地資料館(あくあぴあ芥川)

2012年08月23日

やさしい自然かんさつ会「ツバメのねぐら」

8月11日(土)、奈良市平城宮跡で、やさしい自然かんさつ会「ツバメのねぐら」を開催しました。
天候は悪かったですが、88名の方が参加されました。

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ツバメの集まるヨシ原に全員集合。観察スタート!


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辺りが暗くになるにつれ、どんどんツバメが増え……。


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空一面にツバメが乱舞。集まった数は 約22,000羽!!!


観察中は何とか雨がやんでくれ、無事に終了しました。



やさしい自然かんさつ会は、初心者向けの野外行事です。
次回は10月8日(月祝)「バッタのオリンピック」を予定しています。
自然の面白さを知ってみたいという人はぜひどうぞ。

2012年07月11日

地域自然誌シリーズ「大泉緑地の自然」

6月3日(日)、堺市大泉緑地公園で地域自然誌シリーズ「大泉緑地の自然」を開催しました。
天候も晴れ、38名の方が参加されました。


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自然史博物館の学芸員が公園を案内をしながら、植物、昆虫、鳥など、さまざまな生きものを観察しました。


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池の周りでドクゼリを発見!!


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植物担当の長谷川学芸員は興奮しながら、ドクゼリについて解説をしていました。



都市公園の生きものがたくさん見つかり、楽しい一日となりました。
しばらく地域自然誌シリーズはお休みですが、自然観察ができる野外行事はほかにもたくさんあります。
ぜひ自然史博物館のHPをチェックしてください。

2012年06月19日

やさしい自然かんさつ会「海べのしぜん」

5月20日(日)、大阪府岬町長崎海岸で、やさしい自然かんさつ会「海べのしぜん」を開催しました。

203名の方が参加されました。

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潮の引いた海岸に入り、水たまりをのぞいたり、石をひっくり返したりして生き物を探しました。



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アメフラシを発見。手がムラサキになってびっくり!!



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キアシシギ。海辺の鳥も見つかりました。


天候は曇りでしたが、雨に見舞われることなく、生き物観察にはぴったりの一日となりました。



長崎海岸で発見された生き物は続きからどうぞ

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テーマ別自然観察会「テントウムシ」

4月14日(土)に高槻市上牧〜島本町淀川で、あくあぴあ芥川と共催で行いました。
補助スタッフあわせて31名の参加がありました。

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テントウムシは網ですくったり、樹をたたいて大きな布で受けたりすると、たくさん探すことができます。



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テントウムシも、さわれるようになったよ。



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お昼休みには、即席ワークショップ「テントウムシのシーソーあそび」。洗濯バサミとストローで工作をしました。



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うまくシーソーあそびをしてくれるかな?





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この日はナナホシテントウ、ナミテントウ、ヒメカメノコテントウが見つかったほか、テントウムシによく似たヨツボシテントウダマシ、マルカメムシ、イタドリハムシ、コガタルリハムシ、ナガメもたくさん見られました。

春の淀川べりで、豊かな自然を満喫できました。


お・ま・け