フィールド観察会とシンポジウムのお知らせ

大阪湾で学ぶ自然共生サイトとネイチャーポジティブ -産・官・学・民、そして自然のコミュニケーションを考えよう!― 近年、ネイチャーポジティブ(自然の損失を止めるだけでなく、回復させていくという考え方)の実現に向けた取り組みが世界的に進められており、日本ではOECM(保護地域以外で生物多様性保全に貢献する地域)の拡大に向けて自然共生サイトの認定が推進されています。生物多様性の重要性は広く認識されつつありますが、ネイチャーポジティブや自然共生サイトの認知度はまだ十分とはいえません。 このフィールドシンポジウムでは、自然共生サイトやネイチャーポジティブについて、大阪湾の事例をもとに、専門家が分かりやすく解説します。フィールド観察会とシンポジウムの二部構成で開催します。 <午前の部:フィールド観察会> 日 時:5月17日(日)10時~12時(観察会は雨天の場合中止) 場 所:阪南市尾崎町 男里川河口 定員:50名(申込み多数の場合は抽選) 対  象:小学生以上(小学生は保護者同伴) 参加費:中学生以上100円、小学生50円(関西自然保護機構会員は無料) ※申込みが必要です…

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2025年10月5日開催シンポジウム「大阪のレッドリスト改定と生物多様性ホットスポット」オンライン配信中

10月5日に茨木市おにクル会議室で開催しました、シンポジウムの動画を公開しています。 【プログラム】 開会挨拶:大阪府環境農林水産部みどり推進室 水田克史 趣旨説明:佐久間大輔(大阪市立自然史博物館) 話題提供:  「新名神高速の事前調査に見る北摂の自然と保全配慮」山崎俊哉(建設環境研究所)  コメント「千提寺 PAビオトープの現状」鈴木敏文(茨木バラとカシの会)  「北摂の大規模開発地周辺に整備されたビオトープ池の水生動物群集」上田昇平(大阪公立大)  「住宅地での水田維持と「普通の」生き物 ー島本町での実践から」 中田兼介(京都女子大) 総合討論:進行 佐久間大輔(大阪市立自然史博物館) 閉会挨拶:平井規央 (大阪公立大学)    主催:関西自然保護機構   共催:日本生態学会近畿地区会・大阪府環境農林水産部みどり推進室    後援:茨木市 参加者 約45名

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フィールド観察会 & シンポジウムのお知らせ

各地で地域版レッドリストの作成が行われている。しかし、地域生態系の保全など実際の生物多様性保全につながる動きを作る行政的手段は乏しい。そうした中において、大阪府や兵庫県は、種のリストだけでなくホットスポットを選定し、緩やかに保全を促すしかけとしている。 2025年から大阪府はレッドリストの改訂に取り組み始めたが、ホットスポットは保全に効果を発揮しているのだろうか。あるいは、今後この制度を有効に活用するためには何が必要なのだろうか。 このフィールドシンポジウムは2015年に大阪府が生物多様性ホットスポットしてAランクに指定した「竜王山周辺・安威川上流部」を例に、現状を観察会形式で視察する午前〜昼過ぎのプログラムと、午後、一般公開で行うシンポジウムの2部構成で実施する。シンポジウムは主にレッドリストと生物多様性ホットスポットを、生物多様性保全の行政政策や自然共生サイト制度などとの関係で議論する。 <午前の部:フィールド観察会> 日時:2025年10月5日(日)10:00~13:00 *雨天中止となりました。 場所:大阪府北摂地域(千提寺ビオトープ・ 安威川ダムビオトープ) 案内:茨木バラと…

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山門水源の森フィールドシンポジウム開催御礼

 2024年9月16日に滋賀県山門水源の森で開催されたフィールドシンポジウムでは会員および非会員あわせて総勢40名のご参加をいただきました。午前中の観察会,午後のシンポジウムともに活発な意見交換が行われ,盛会のうちに無事終了しました,現地ガイドは山門湿原の保全グループ(山門湿原の森を次の世代に引き継ぐ会)にお世話になり,たいへん好評でした。シンポジストのお話も興味深く,多くの質問やコメントがありました。  山門湿地はシカの採食や木本種の侵入などの課題があるものの,山門湿原の森を次の世代に引き継ぐ会の活動によって,多様な植生と生きものが保全されています。なかでもシカの採食によりいったん消失したミツガシワは,防除によって再生が実現しました。自然共生サイト(環境庁)の申請においては,9項目すべてにわたってクリアされ,場所,種,機能ともにすばらしい湿原であることをあらためて確認しました。  当日,サワギキョウ,サワシロギクは開花し,ミヤマウメモドキは赤い実をつけていました。ナラタケモドキなどのキノコ類,イモリ,タゴガエルなどさまざまな生きものに出会え,楽しい観察会となりました。  お世話になっ…

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フィールド観察会&シンポジウムのお知らせ

ここをクリックすると別画面で開きます <滋賀県山門水源の森 フィールド観察会&シンポジウム> 山門湿原は、滋賀県長浜市にある面積約2 haの中間湿原である。暖温帯上部に位置しながら、ミズゴケ類の繁茂と泥炭の堆積が見られ、高層湿原的な特徴をもつ。約4万年前に地震による断層活動で湿原が形成されたと考えられており、最終氷期の遺存種ミツガシワをはじめ、モウセンゴケ等の食虫植物、トキソウ、サギソウ等の希少な湿原性植物などが生育する。また、モートンイトトンボやハッチョウトンボなどの湿原性昆虫も見られ、日本の重要湿地にも選ばれている。 同湿原では1980年代にゴルフ場開発の反対運動を契機として湿原保全の機運が高揚し、1996年に県有林化されると「公開しながら保全する」体制が整えられた。保全活動は調査研究、広報・交流、維持管理という三つの柱に支えられている。山門湿原を含む「奥びわ湖・山門水源の森」は、湿原の生態学的価値、研究者、行政、地域住民などの共同による保全の取り組みが評価され、2022年度後期に環境省の自然共生サイトに選定された。 <フィールド観察会>  日時:2024年9月16日(月・祝)10…

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フィールド観察会&シンポジウムのお知らせ:大阪府能勢の自然

ここをクリックすると別画面で開きます 大阪府北部に位置する能勢町では、深山、剣尾山、三草山、歌垣山などに囲まれ、古くから里地里山とともに育まれた貴重な自然が残されています。生物多様性のホットスポットでもあり、ヒロオビミドリシジミ、タガメ、ハッチョウトンボ、サギソウ、ユキワリイチゲなど大阪府の他の地域ではほとんど見られなくなった貴重な生物も生息しています。 能勢町では、2019年に策定された「能勢町生物多様性地域連携保全活動計画」に基づき、生物多様性の保全や生態系ネットワークの再生に向けての取り組みが行われており、2021年から能勢町生物多様性基礎調査が行われて、2023年3月には野生動植物376種を掲載した「能勢町の大切にしたい生きもの(能勢町版レッドリスト)」が策定されました。策定にあたっては、関西自然保護機構の運営委員や会員も委員として協力してきました。今回のフィールドシンポでは、能勢町の貴重な自然に触れるとともに、レッドリスト作成の過程で明らかになった生物相の特徴について情報を共有します。フィールド観察会では、講師とともに小型バスで能勢町内をめぐり、大阪府自然環境保全地域特別地区…

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現地見学会とフィールドシンポジウム,開催日変更のお知らせ

 9月3日(金)開催予定だった、現地見学会&フィールドシンポジウム「伊吹山の保全と地域連携―過密度シカ個体群が生息する伊吹山草原の現状と課題」について、大阪府の緊急事態宣言期間の延長(9月12日まで)と京都府・兵庫県への緊急事態宣言の発出(8月20日から9月12日まで)を受け、共催団体の日本生態学会近畿地区会と検討・調整した結果、9月20日(月・祝)へ日程を変更し、同一行程にて開催する運びとなりました。 なお、現在キャンセル待ちの方が数名いらっしゃいますので、改めての募集はしない予定です。 また、緊急事態宣言が延長された場合には、残念ですが、今年度の実施は中止とさせていただきます。 ここをクリックすると別画面で開きます

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現地見学会とフィールドシンポジウム,満席のお知らせ

 9月3日(金)開催予定の、現地見学会とフィールドシンポジウム 「伊吹山の保全と地域連携―過密度シカ個体群が生息する伊吹山草原の現状と課題」については、応募締め切り日を前に、8月13日をもって、満席となりましたので、ご報告いたします。  締切日を待たずに募集を終えることにつきまして、大変心苦しいのですが、感染症対策として募集定員に限りがあります事をご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。  あとは、無事に開催できることを願うばかりです。 ここをクリックすると別画面で開きます。

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現地見学会とフィールドシンポジウムのお知らせ

ここをクリックすると別画面で開きます。 「伊吹山の保全と地域連携―過密度シカ個体群が生息する伊吹山草原の現状と課題」 【フィールドシンポジウム趣旨】  伊吹山(標高1,377m)は滋賀県北東部と岐阜県との県境にあり、日本海型気候と太平洋型気候の境界に位置する。石灰岩が広く分布、露頭するカルスト地形で、表土が薄く岩が多いといった特有の自然条件が伊吹山の多様な伊吹山山頂草原を支えている。花の百名山の一つとして知られ、平成15年に天然記念物伊吹山頂草原植物群落として指定されている。しかしながら、伊吹山の植生に対するシカの採食が激化したため、およそ10年前に伊吹山を守る自然再生協議会が立ちあがった。山頂には全長約3キロメートルの植生防護柵が設置されているが、近年、植生保護柵の破損が顕著で実質的なシカ対策は順調ではなく、シカの採食影響が継続している。  本フィールドシンポジウムは、日本生態学会近畿地区会と共催で実施する。現地見学会では、長年、伊吹山の保全に関わっている野間直彦氏(滋賀県大,植物生態学)と高柳敦氏(京大,動物生態学)にご案内いただく。その後のシンポジウムでは、伊吹山での保全のとりく…

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現地見学会&フィールドシンポジウムのお知らせ(予告)

 伊吹山(標高1,377m)は滋賀県北東部と岐阜県との県境にあり、日本海型気候と太平洋型気候の境界に位置する。石灰岩が広く分布、露頭するカルスト地形で、表土が薄く岩が多いといった特有の自然条件が伊吹山の多様な高山植生を支えている。花の百名山の一つとして知られるが、平成15年に天然記念物伊吹山頂草原植物群落として指定されている。しかしながら、高山植生に対するシカの採食が激化したため、およそ10年前に伊吹山を守る自然再生協議会が立ちあがり、平成28年に伊吹山入山協力金などによって、山頂に全長約3キロメートルの植生防護柵が設置された。しかし近年、植生保護柵の破損が顕著で実質的なシカ対策は順調ではない。伊吹山の保全は地域・研究者・行政の三者連携で進められているが、高山植生へのシカの採食影響が継続している。  今回のフィールドセミナーは、伊吹山のフィールド観察(午前中)とシンポジウム(午後)の二部構成で実施する。フィールドでは、長年、伊吹山の保全に関わっている野間直彦氏(滋賀県大,植物生態学)と高柳敦氏(京大,動物生態学)にご案内いただく。その後のシンポジウムではおふたりに加えて、地元で活動を続…

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