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オオタカを保護しました

今日の夕方、市内のとあるお宅から、「ワシかタカのような大きな鳥が玄関にいて、血が出ている。保険所に電話したらあくあぴあを紹介してもらったので、なんとかしてもらいたい」とのこと。何とかといわれても獣医がいるわけでもありませんし、本来は大阪府の管轄です。ですがものすごく困ってらっしゃるようだし、とりあえず行くことにしました。

行ってみると山際の戸建住宅街の家の間にいて、こちらをにらんでいました。オオタカの幼鳥(昨年春の生まれ)でした。隣の家の男の子と挟み撃ちにして、網で簡単に捕れました。右の翼から出血しています。ダンボールに入れて持ち帰り、明日、獣医さんに引き取りに来てもらうことになりました。

あくあぴあでは標本として死んだ哺乳類や鳥類は集めていますが、生きている場合に治療のできるスタッフはいませんし、野生動物は「鳥獣保護法」で保護されているので勝手に触るわけにはいきません。大阪府の「傷病鳥獣保護ボランティア制度」を利用して大阪府に回すことになりますので、直接大阪府へお電話ください。高槻市内では「大阪府 北部農と緑の総合事務所 緑地整備課(三島府民センター内)」にお電話ください(072-627-1121)。
参考に大阪府のページはこちら
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家の隙間にいました
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ダンボールからのぞく目が野性!