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自然観察会「冬ごしの生きもの」

ぽかぽか陽気の中、落ち葉をふるったり、土を掘ったり、木の皮をめくったり。ひそんでいる生きものを探しました。1mにもならない小さな生き物がいっぱい。実体顕微鏡で拡大すると、意外ときれいな模様だったりかわいい顔だったり。
土の中の小さな生きものは、落ち葉を噛み砕いて分解し、それを細菌などがさらに分解することで植物が吸い上げられる養分になります。落ち葉を食べる生きものがいれば、それを狙う生きものもいます。そうやって土の中で人知れず、食べたり食べられたりしている小さな生きもののおかげで植物は育ち、動物も暮らしていくことができるのです。今日はその一コマを見ることができました。

観察中   ムカデ
日時
2011年3月13日(日) 午前10時~12時
場所
芥川緑地
講師
中谷憲一氏(昆虫写真家)、スタッフ3名
参加者
23名
観察された生きもの
クビキリギス、オオヒラタシデムシ、クロゴキブリ、チャバネゴキブリ、ハサミムシ、テントウムシ、ウスキホシテントウ、ヒメテントウの仲間、ヒメハナカメムシの仲間、アリの仲間、ムカデの仲間、ゲジの仲間、オカダンゴムシ、ワラジムシ、トビムシの仲間、ダニの仲間、などなど