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市役所前の怪鳥

ねぐら入り

高槻市役所の前のケヤキ並木に夕方にギャーギャーと騒がしく集まってくるたくさんの鳥を見たことありませんか?その正体はムクドリ。

ムクドリ

夏の初めから秋の終わりぐらいまで、ムクドリは集団をつくって寝ます。これを「集団ねぐら」といいます。ここのケヤキ並木はスズメも一緒に寝ています。初めはスズメだけのねぐらで、ムクドリは芥川公園(南芥川町)をねぐらにしていました。ねぐらにしていた木が選定されたのをきっかけに、一部が市役所前に移動してきて、スズメと一緒に寝ています。

ムクドリは「ねぐら前採餌」といって夕方まだ明るいうちに晩御飯を食べます。そのあと川などで水浴びをして、人通りの多い街路樹などで寝ます。市役所前のムクドリは、日本たばこ産業株式会社(JT)医薬総合研究所の敷地内の芝生で虫などを食べ、芥川で水浴びし、市役所周辺に集まったあと、いっせいにケヤキ並木に飛び込んできて寝ます。鳥にとっても「メシ、風呂、寝る」の3つが揃っていることが大事なようです。