新しい仲間がふえました
1階の展示ケースにイノシシのウリ坊が仲間入りしました。道路脇の雨水升にはまって、這い上がれずに溺死したのちのAさんによって発見されました。かわいそうですが、死んでしまったものは仕方ありません。こういう個体を採集して標本として保存することは、生きものが、いつ、どこで、どうやって生きていたのか、という大切な記録でもあり、野生では絶対に見せてくれない細部をみなさんに見ていただける貴重な展示物となります。今日からウリ坊くんは第二の人生(イノシシ生?)をスタートさせました。
こちらはモクズガニ。芥川大橋の下でUさんが採集されました。2階の水槽に仲間入りです。ハサミにはえているフワフワが特長です。「モズクガニ」ではないのでご注意を。すごく美味しいカニなのですが、みなさんに見ていただくために食欲を我慢して展示しました。
海と川を行き来するカニで、卵を産むのは海。プランクトン時代を海で過ごし、小さなカニになって川へ上ってきて、大きくなったら産卵のために海へと帰るっていきます。