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自然観察会「高槻のナラ枯れ」

集合場所から楊梅山までぶらぶらとカエルや昆虫などを観察しながら歩き、途中のナラ枯れの木の状態を講師から説明してもらいました。木くずが出ている木はカシノナガキクイムシによって孔道が掘られ、枯れかけている木。樹液が出ている木はカシノナガキクイムシがいったん入った穴に樹液が流れ込み、中の虫が死んでいるので木は枯れない。ということを教えてもらいました。楊梅山に到着し、高槻里山ネットワーくのみなさんが仕掛けたペットボトルトラップを見せてもらい、枯木を実際に切ってみて、中の孔道の様子を観察しました。観察途中から土砂降りになりましたが、一通りの観察ができ、充実した観察会となりました。
木を観察
ナラ枯れの木を観察

トラップ
一週間前に仕掛けたトラップ
たくさん入っていました

木を切る
木を切ってみる

孔道
カシノナガキクイムシの孔道が見えます
日時
2013年6月15日(土) 午前10時~午後3時頃
場所
楊梅山
講師
衣浦晴生氏(森林総合研究所 生物被害研究グループ長)
対象
小学生以上(小学生は保護者同伴)
参加者
17名(スタッフ含む)
共催
高槻里山ネットワーク