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博物館相当施設指定を記念して

あくあぴあの特徴は、高槻市の山間地と平野の中間部分に位置し、館の目の前にフィールド(芥川・林…)があることです。

あくあぴあは幅広く動植物を取扱い、標本展示だけでなく生体展示を備える自然学習施設で、そこで得た知識を利用できるフィールドが隣り合わせにある場所は、少なくとも大阪府下において類を見ません。あくあぴあ運営の次のステージとして、一番の利点であるフィールドを今まで以上に施設の展示や設備に流動的に結びつけ、高槻の環境教育の場を野外にまで広げていきたいと考えています。

そんなあくあぴあは、平成26年6月博物館相当施設に指定され、法律上の「博物館」となりました。博物館として認められたことで、標本を収集保管することやそれを扱う職員(学芸員)を置くことなどが担保され、今までみなさんといっしょに集めてきた標本はきちんと未来に引き継がれます。

私たちは、これからも高槻の自然の記録を残していくため、また、多くの方々が身近な自然や生き物に親しみ、豊かな毎日を過ごせるよう、みなさんと一緒にあくあぴあを盛り上げていきたいと思っています。みなさんと一緒に自然の中でたからものをさがし、発見したものを観察し、生き物のすばらしさを標本として記録することが、今までも、これからも、あくあぴあの目標です。
これからもあくあぴあをよろしくお願いします

館長 山本 忠雄