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【10月17日(土)】講座「アユの産卵場を整備しよう」

芥川倶楽部が初夏に行った調査で、大阪湾から芥川に約6,800尾のアユがのぼってきたことが確認できました。
秋、アユは産卵の時期を迎えます。今年も、アユにたくさん卵を産んでもらうため、川底を耕して産卵場の整備を行います。
当日は秋晴れで、きれいに澄んだ芥川は、とても気持ちがよかったです。
芥川倶楽部や関西大学の学生など総勢36人が城西橋上流に10時集合。ここは、以前にアユの卵が見つかった場所です。花﨑講師(あくあぴあ芥川)の説明の後、熊手、スコップ、クワなどを持ち、川に入って畑を耕すように川底を混ぜました。
石と石の間に土砂が詰まって締め固められた川底が、耕すにつれて、だんだん「ふわふわ」になってくるのがわかります。そうなれば産卵場としての整備は成功。

続いて、徒歩でJR下流の魚みちに移動。
この魚みちは台風による増水の影響で、土砂が堆積したり、木の部分が壊れたりして魚がのぼりにくくなっています。
ここでも、みんなでスコップを持って土砂を取り除きました。
すっかり土砂を取り除き、壊れた個所も応急修理をして魚みちの機能が回復しました。これで魚たちも一安心。
最後に芥川に棲息している魚の話を聞きました。
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日時
2015年10月17日(土)10:00~12:00
講師
花崎勝司(当館主任研究員)
集合
城西橋
参加者数
36人
対象
市民(小学生以下は保護者同伴)