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新年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

さて、休館中のあくあぴあですが、生き物の世話はしなければなりません。魚類、両生類、爬虫類は変温動物なので、館内を暖房せずに水温が下がってくると、じっと動かなくなり、餌も食べなくなります。1週間ぐらい餌を与えなくても大丈夫。
反対に、恒温動物の翔三朗とスナネズミは寒くなると体温を上げなければならないので、いつもよりたくさんたべます。人間と同じですね。休み中は12月30日と1月2日に館内点検と餌やりに当番で出勤します。翔三朗は食いだめができるので、いっぺんにたくさんの餌をあげました。スナネズミはケージの中にたくさん置いておけば大丈夫。

開館早々の1月5日からは企画展「高槻にワニがいた!?」がオープンします。今日はこの最後の仕上げも行いました。

発掘されたタカツキワニの化石の中で、もっとも重要なのは「歯」です。

タカツキワニの歯

これはレプリカです。レプリカというのは単なる作り物ではなく、本物から型をとり本物と同じになるように作ったものです。レプリカは何度も作ると本物がいたむので、そうそう作れるものではありません。「高槻から発掘され化石が高槻市に展示されていないなんて!」という思いから、化石を所蔵している大阪市立自然史博物館にお願いし、本物の化石を借りて標本作成師さんに作ってもらいました。今回の展示はそのお披露目でもあります。

企画展が終わってからも常設する予定ですが、スペースの関係で企画展ほどの内容は展示することができません。みなさん、ぜひ企画展期間中(1月5日(火)~31日(日))にお越しください。