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【1月14日(土)】自然観察会「町のなかのコケ」

あくあぴあの周辺の生える、ごくごく普通のコケを観察し、採集した後、顕微鏡で観察しました。
コケは町中のどこにでもある身近な植物ですが、普段は意識することがほとんどありません。ひとつまみを採集し、ルーペでじっくり観察し、実体顕微鏡でさらに観察し、光学顕微鏡で細胞の一つ一つ、細胞の中の葉緑体や油滴まで観察しました。コケの名前調べ(同定は)細胞の形や配列でも行います。顕微鏡で見た細胞はとってもきれいでした。

室内で説明
まずは室内でコケの基本的なお話を聞きます。
コケの体のつくり、細胞の並びなど。

木に生えるコケ観察
緑地で木に生えるコケを観察

ヤスデゴケの仲間
ヤスデゴケの仲間がありました

ヒナノハイゴケ
ヒナノハイゴケがありました

コンクリートに生えるコケ観察
コンクリートに生えるコケを観察。ネジクチゴケ、ギンゴケ、ジンガサゴケがありました。

室内に戻って観察
室内に戻った採集したコケを観察

顕微鏡で見る
光学顕微鏡で細胞を見ます

100倍
100倍で見たフルノコゴケの細胞。
細胞一つ一つの中に葉緑体が見えます。

今日はとても寒い日でしたが、屋外観察もでき、初めてに顕微鏡観察もできました。
充実の2時間でした。

日時
2017年1月14日(土)13:30~15:30
参加者
26名
場所
あくあぴあ3階多目的ホール・芥川緑地付近
講師
道盛正樹さん(日本蘚苔学会会員)