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【4月22日(土)】自然観察会「芥川合流点 わんど観察会」終了しました

“わんど”は、二枚貝類の生息場所、タナゴ類の産卵、稚魚の成育の場として設けられた浅い池です。
この日は晴れて爽やかな日差しで水に入るのには最適な天気でした。
今回は平成22年度に整備された1号ワンドにどんな生きものがいるか調査しました。

ワンド内は泥が厚く堆積して歩きにくく、やや水深が深かったため長靴では二枚貝を探しにくい環境でしたが、みなさんの頑張りで思いのほか二枚貝が棲息していることがわかりました。
参加者にとっては、泥まみれになって二枚貝をとるという、ふだん体験できない内容で、「面白かった~」という感想が聞くことができました。

調査の後は、近藤講師から今日とれた魚と貝の説明を聞きました。
この日の二枚貝の成果はイシガイ(約30個体)とシジミ。
その他、ヒメタニシ、サカマキガイが確認できました。
タナゴは二枚貝に卵を産むので、タナゴが生きていくためには二枚貝がいる環境を守ることが大切です。
残念ながら魚類は、ほとんど確認できず、コウライモロコの他は外来種のカダヤシ、ブルーギル、タウナギのみ。最もたくさんとれたのはアメリカザリガニの子ども。ヌマエビの仲間も確認できました。

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日時
2017年4月22日(土)10:00~12:00
場所
鷺打橋(右岸側下流)
参加者
32人