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【4月15日(日)】講座「カイガラムシの世界」

カイガラムシは三大益虫として、ミツバチ、カイコとならぶ人の役にたっている昆虫です。ミツバチとカイコは毎日使用しているわけではありませんが、カイガラムシは毎日使用しています。
カイガラムシはカメムシの仲間です。足は6本、細いストロー状の口があります。1齢幼虫は歩くことができ、植物の汁(師管液)を吸って生きています。オスの成虫はアブラムシのような体で翅があり、飛ぶことができますが、メスは飛ぶことはできません。
人の役にたっているカイガラムシは、コチニールカイガラムシとラックカイガラムシは色素として。また、ラックカイガラムシは天然プラスチックとして塗料や光沢材などに使用されています。イボタロウムシは江戸時代から「雪ロウ」として高級和ろうそくやワックスとして利用されてきました。最近ではレーザープリンターのカラートナーとして使われています。

カイガラムシ講座

ツノロウムシ


日時
2018年4月15日(日) 10:00~12:00
講師
中谷憲一(当館研究員)
場所
3階多目的ホール
参加者
30人