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自然観察会「菰(こも)で冬ごしする虫をみつけよう」

今日は小雨が降るお天気でしたが、初めての「菰で冬ごしをする虫をみつけよう」観察会には13名の方が参加してくれました。
菰というのはワラでできていて、木に巻いて虫を集めるトラップのようなものです。
昔は松につく害虫を集めて啓蟄に外し、焼いて虫を退治するものでしたが、近年は効果がないことがわかり行われなくなっています。
10月17日から木に巻いていた菰を外して、中にどんな虫がいるかを観察しました。


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木に巻いてあった菰を外します


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菰を広げるワクワクする瞬間


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どんな虫がいるかな?


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顕微鏡でも観察しました

~菰にいた虫~
クロゴキブリ、モリチャバネゴキブリ、アリグモ、カニグモ、フクログモ、ヒメカメノコテントウ、ゾウムシ、ツヤアオカメムシ、ヒトフシムカデ、オオムカデ、トビムシ、ワラジムシ、オカダンゴムシ、ユスリカ(幼虫)、ガ(さなぎ)など

開催日:2019年3月10日(日)

時間:10:00-12:00

場所:芥川緑地

講師:中谷憲一さん(当館スタッフ)