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おうちでみつける生物多様性(4)

雨には大気中に浮遊していたさまざまなものが混じっています。今の時期ならタクラマカン砂漠やゴビ砂漠などから飛んでくる黄砂がそうですし、PM2.5や花粉、胞子、海面上の飛沫などから大気中に舞い上がったプランクトンの破片なども含まれるそうです。

雨に含まれるさまざまな微粒子は、森林の土壌中を通るときに取り除かれ、地層中の水を通さない層の上に溜まります。

その溜まった水のところまで穴を掘って水を汲みだす仕組みが井戸です。場所にもよりますが、井戸水がそのままでも飲めるのは、土壌中を通過するときにろ過されているからです。



黄砂の跡

黄砂の跡が残るベランダの手すり