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あくあぴあ企画展「今、なぜ標本なのか!」・・・なぜ?

ただ今開催中のあくあぴあ企画展「今、なぜ標本なのか!」もうご覧になりましたか?
タイトルにあるように、今、なぜ標本なのでしょうか。
それは、昨年(平成26年)6月に、あくあぴあが「博物館相当施設」に指定されたことに関係しています。
あくあぴあが「博物館」になったことで、標本を集めて未来に残していくことが大切な仕事として認められました。

標本を集めて残すことで、何かいいことあるの?
どうやって集めるの?
どうやって残しておくの?
そもそも標本ってなに?
そんなふうに思った方は、ぜひ見に来てください。
きっと、身の回りの自然の見方が変わりますよ。

展示は見るだけでなく、実際にさわることができたり、学芸員の机の中をのぞくこともできます♪

展示室全体1 展示室全体2
ハリネズミ標本 学芸員の机

博物館相当施設指定を記念して

あくあぴあの特徴は、高槻市の山間地と平野の中間部分に位置し、館の目の前にフィールド(芥川・林…)があることです。

あくあぴあは幅広く動植物を取扱い、標本展示だけでなく生体展示を備える自然学習施設で、そこで得た知識を利用できるフィールドが隣り合わせにある場所は、少なくとも大阪府下において類を見ません。あくあぴあ運営の次のステージとして、一番の利点であるフィールドを今まで以上に施設の展示や設備に流動的に結びつけ、高槻の環境教育の場を野外にまで広げていきたいと考えています。

そんなあくあぴあは、平成26年6月博物館相当施設に指定され、法律上の「博物館」となりました。博物館として認められたことで、標本を収集保管することやそれを扱う職員(学芸員)を置くことなどが担保され、今までみなさんといっしょに集めてきた標本はきちんと未来に引き継がれます。

私たちは、これからも高槻の自然の記録を残していくため、また、多くの方々が身近な自然や生き物に親しみ、豊かな毎日を過ごせるよう、みなさんと一緒にあくあぴあを盛り上げていきたいと思っています。みなさんと一緒に自然の中でたからものをさがし、発見したものを観察し、生き物のすばらしさを標本として記録することが、今までも、これからも、あくあぴあの目標です。
これからもあくあぴあをよろしくお願いします

館長 山本 忠雄

お盆ですね。営業状況のお知らせです。

お盆ですね。
お問い合わせをたくさんいただくので、向こう5日間の休館日と行事をお知らせします。


15日(金) 通常開館
16日(土) 通常開館 自然工作教室開催
17日(日) 通常開館 「ペットボトル地震計づくり+地震講座」(受付終了)
18日(月) 休館
19日(火) 通常開館

開館時間は通常通り、10:00~17:00です。

夏休みの宿題に、帰省の思い出づくりに、たくさんのご来館お待ちしております!

あくあぴあが「博物館相当施設」になりました!

今日は、みなさんにおしらせです。
あくあぴあ芥川は、大阪府教育委員会から6月10日付で「博物館相当施設」に指定されました!!

?なんのこっちゃ?
とお思いの皆様。
あくあぴあって、博物館じゃなかったん?
とお思いの皆様。
すこし説明いたします。

日本の博物館というのは、「博物館法」という法律のもと、「登録博物館」「博物館相当施設」に分かれています。
設置者・資料・学芸員・面積・開館日数などの基準があり、都道府県の教育委員会の審査を受けて指定されます。
ちなみに、「これらのどちらでもないけど博物館っぽい施設」は「博物館類似施設」といって、
博物館法の適用外となります。(あくあぴあは今まではコレでした。)

博物館法上の施設となったことで、あくあぴあ的に特にうれしいのは
「資料がある、それを扱う学芸員がいる。」のが守られるようになったこと。
あくあぴあの標本は市民の皆さんと一緒に集めた大切な大切な郷土の記録です。
なので、これら、あくあぴあにある高槻の自然の情報(標本や記録)が未来に引き継がれることが担保されるのは、
ほんとにうれしいことなのです!!

これからも「あくあぴあ芥川は 高槻の自然がわかる みんなの博物館」をモットーに
職員一同ますます頑張って活動していきます!
応援よろしくお願いします!!

芥川の本の間違い修正

芥川の本はおかげさまで予想以上に好評です。お買い上げ下さったみなさま、ありがとうございます。
大変申し訳ないのですが、いくつか間違いがありましたので、ここで修正させていただきます。お手持ちの本の修正をよろしくお願いします

P.21 写真コメント : 特急はるか → 特急サンダーバード
P.24 地図中 : 素戔嗚神社 → 素盞嗚神社
P.29 1行目 : 開成皇子(かいせいおうじ) → 開成皇子(かいじょうおうじ)
P.29 3行目 : 淀川の唐崎で舟を降り → 淀川の三島江で舟を降り
P.32 三好山解説5行目 : ノブキ → ノダケ
P.32 写真キャプション : ノブキ → ノダケ
P.43 写真キャプション : ハクキレイ → ハクセキレイ
P.45 地図中 : 素戔嗚神社 → 素盞嗚神社
P.68 ユリカモメ解説4行目 : 広報誌 → 広報紙


芥川の本

セアカゴケグモに注意してください

芥川緑地でセアカゴケグモが採集されました。メスに咬まれるとかなり痛いので注意してください。場合によっては重症化することもあります。メスとオスと卵は形のはっきりしないゴチャっとした巣にセットでいることが普通です。溝や落ち葉の下などにいるので、溝掃除の際には軍手をするなど、素手で触らないよう、気をつけてください。館内ではハイイロゴケグモと思われるクモも採集されています(確認中)。ご注意ください。

セアカゴケグモ、ハイイロゴケグモともに外来生物法の特定外来生物に指定されています。詳しい情報は環境省のホームページ(こちら)で(PDF)

セアカゴケグモのメス
メス

セワカゴケグモのオスと卵のう
オスと卵のう

「カシナガ君のくらし」を読んでナラ枯れについて考えよう

 秋でもないのに山を眺めると、紅葉しているように見えたことはありませんか?これが、「ナラ枯れ」です。ナラ枯れによる被害は全国に広がり、高槻でも目立ってきました。
 ナラ枯れの原因は、里山が利用されなくなり、カシノナガキクイムシ(カシナガ君)が増えやすい環境になってきたためと考えられています。

 この冊子は、カシナガ君の生態とナラ枯れのメカニズムを、絵本にすることで分かりやすく解説しています。ナラ枯れの問題や身近な自然に、あらためて目を向けてみませんか。

 あくあぴあ芥川3階・事務所で配布しています。

「カシナガ君のくらし -カシノナガキクイムシによるナラ枯れのメカニズム-」 kashinaga320.jpg
PDF版はこちらからダウンロードできます。


A5版・横とじ・16p

発行:高槻市教育委員会
編集:あくあぴあ芥川共同活動体

芥川の本を発行しました!

「芥川」は大阪の北摂地域で最も自然豊かな川です。芥川をもっと知ってもらいたい、芥川に遊びにきてもらいたい、との思いから、あくあぴあのスタッフが日頃の調査・研究をもとに「芥川まるごとガイド」として作りました。
これまでにも、芥川の自然を紹介する図鑑的なものや、摂津峡や上流部の観光案内的なものは出版されていますが、川全体を紹介する本はありませんでした。本書は他の河川に共通する部分も多く、川そのものを考える際にも活用していただけます。

芥川の本

【主な内容】
・芥川ってこんな川
(芥川の支川や橋の名前、河川改修計画などの基本的な知識を紹介。)
・エリアガイド
(上流から下流まで10カ所の生きもの、アクセス、遊び方を紹介。)
・生きものガイド
(代表的な魚、水生小動物、昆虫、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類、植物を紹介。)

□企画・編集 芥川緑地資料館(あくあぴあ芥川)
□発行者 あくあぴあ芥川共同活動体
□発行所 特定非営利活動法人 大阪自然史センター

□ISBN 978-4-902883-11-4
□定価800円+税
□フルカラー87p B5版

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JR高槻駅前アクトアモーレ1階の大垣書店高槻店、阪急高槻市駅ミング・阪急高槻2階のダイハン書房、大阪市立自然史博物館ミュージアムショップ等で販売中。もちろん、あくあぴあ芥川ミュージアムショップでも販売しています。
大阪市立自然史博物館のオンラインショップでも販売しています。くわしくはこちら

企画展冊子「芥川のアユ」できました

企画展「芥川のアユ」に合わせて作成した冊子が完成しました。内容は企画展とほぼ同じで保存版です。アユの基本的な情報がわかります。企画展を見に来られた方に無料で差し上げます。ご来館の際に、3階事務所へお声かけください。

アユの冊子

『たかつきエコフェスタ2011』にハグロトンボしらべ隊が参加しました!

当日、会場にはたくさんの人が来てくれました。12時からはハグロトンボしらべ隊のスペシャルイベント「ハグロトンボしらべ隊マーキングラリー」を開催。しらべ隊の小学生の子たちがハグロトンボの衣装を着て会場を飛び回りました。ハグロトンボクイズが終わったらハグロトンボの翅に自分の名前をマーキングをしてもらって、3階のイベント会場でハグロトンボぬりえをして、芥川の絵に貼り付けるといった内容です。とても楽しいイベントになりました。
2011年の調査ではどんなことがわかるでしょうか。
ハグロトンボしらべ隊の情報はHPで随時更新していきます。ぜひチェックしてくださいね。
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日時
2011年1月22日(土) 午前10時~16時 
場所
高槻市立生涯学習センター
参加費
無料

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