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お知らせ・日記

今日は3つの部活の活動日でした

今日は3つの部活の活動日でした。


芥川緑地クラブ

芥川緑地クラブ。緑地の竹林を整備し、竹の繁殖を抑え、もっと歩きやすい遊歩道を整備しています。毎月第3土曜日の10時~12時。
どなたでも参加できます。次回は6月17日。山で活動できる服装でご参加ください。


芥川楽しみ隊

芥川たのしみ隊。川の環境整備として、川筋を変えたり、魚みちを整備したり。魚の採集と観察や川辺のハイキング、講座などもあります。
どなたでも参加できます。
基本的には毎週第3土曜日の10時~12時ですが、変更する場合もありますので、参加される方は事前にお問合せください。


チーム・ボンドガール

チーム・ボンドガール。マレーゼトラップという昆虫採集用のトラップでとれた昆虫類を標本化します。
どなたでも参加できます。毎月1回不定期に開催しています。10時~17時の都合のいい時間帯にご参加ください。
参加される場合は、事前にお問合せください。次回は6月25日です。

おいしい~


クサイチゴ

【生物名】クサイチゴ(バラ科)
【撮影日】平成29年5月17日
【撮影場所】阿武山
【コメント】初夏の山歩きの楽しみです
【投稿者】魔女
【学芸員のコメント】野生のイチゴの中では大粒でとても美味しいですね。

ビデオラックを寄贈してもらいました

毎年水槽や展示台など、館内で必要とされる物品を寄贈してくださる国際ソロプチミスト高槻から、今年はビデオラックを寄贈していただきました。以前のスチールラックと違ってタイトルが見やすく、雰囲気がとても穏やかになりました。ビデオも買い替えたかったのですが、一般家庭と違い、館内でみんなで見てもいい著作権のビデオはとても高価です。ラックと合わせて3本をいただきました。

ビデオラック

あくあぴあはバリアフリーに取り組んでいます

あくあぴあは1994年にオープンした建物なので、エレベーターやスロープなど、一応はバリアフリーになっています。ですが、魚や標本はすべて水槽やガラスケースの中に入っているので、目の見えない方にとってはつまらないかも。それを改善するため、触って楽しめるモノや安全に館内を回ってもらえる工夫など、徐々にではありますが取り組んでいます。

昨年、社会福祉法人 日本ライトハウス 情報文化センターからスタッフ研修に来ていただき、全盲や弱視の方への配慮が必要なところや、展示を楽しむヒントなどを教えていただきました。
そこで、手始めに触れる館内案内図を作ってみました。

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まだまだ試作の段階ですが、スタッフの手作りでできるところから、すべての人に楽しんでもらえる博物館を目指して取り組んでいきます。視覚や聴覚、その他障がいをお持ちの方で、お気づきのことやお困りのことがあればお気軽に事務所スタッフにお声がけください。事前にお申し込みいただければ展示室の案内もできます。詳しくはスタッフまで。

「それ、思い込みですよ!」冊子のPDF版を配信します

昨年企画展で展示した「それ、思い込みですよ!」の冊子を3階無料配布しています。同じ内容をPDFにしましたので、ご覧になりたい方はダウンロードしてください。みなさんの生きものの誤解がとけ、うまく付き合えるようになることを期待して、この冊子を作りました。ぜひ活用してください。

思い込み冊子
ダウンロードはこちらから
10Mbぐらいあるので重いです。


さくら

この週末で桜は満開。芥川緑地は一面ピンク色です。残念ながらの雨でしたが、今日の午後は上がったので、たくさんの人たちがお花見に訪れました。

ごろっぱ広場
ごろっぱ広場のソメイヨシノは今日が満開。雨で散り始めました。


4階シダレザクラ
  
シダレザクラ

上の池の周りのシダレザクラはソメイヨシノよりも開花が遅いので、来週が見ごろです。


今日はボンドガールの活動日

今日は月1回のボンドガール活動日。雨の止み間にマレーゼトラップを回収に行きました。かなりたんまりと虫が捕れていました。部屋でソーティングしたところ、ハエの種類がものすごく多かったです。カワゲラもたくさん入っていました。

マレーゼトラップ
トラップ回収前。底の黒い部分がすべて虫です。
ハエとカワゲラが多かったです。


ソーティング

こちらは違う場所のサンプルです。
茶色の液の中の黒い粒が虫です。
もはや肉眼では見えないので、実体顕微鏡を使ってグループ分けします。

次回活動日5月20日(土)です。
初めての方でも参加できます。
一緒に昆虫標本を作りましょ~。

今日はボンドガール活動日

今日はボンドガールの活動日でした。先月から芥川緑地に仕掛けてあるトラップをみんなで回収しに行きました。

トラップ点検
トラップのビンの入り口に大きなクモが巣を作ってしまい、入ってくる虫をどんどん食べている状態でした。ビンを回収して新しいビンを取り付けます。


捕れた昆虫

トラップの中身です。それなりに昆虫が取れています。ほとんどハエの仲間で、ハチが少し、甲虫が少し、トビケラが少し、でした。フユシャクというガの仲間が取れました。冬に成虫が発生し、メスには翅がないとてもかわったガです。集まった昆虫はあくあぴあの標本として収蔵します。

次回活動日は3月11日です。この日は日本博物館学会&日本ミュージアムマネージメント学会の研究会が見学に来ます。その横での活動となりますので、ちょっと狭いですがご了承ください。

視覚障害者への対応研修をしました

あくあぴあに限らず、博物館のものはほとんど全部ケースに入っています。様々な障害がある中で、スロープや多目的トイレなどは充実しつつありますが、展示ケースはなかなか変わりません。あくあぴあも水槽やケースが多く、障害の中で視覚障害者が一番遠い存在であるように感じていました。
そこで、社会福祉法人日本ライトハウスの方に講師に来てもらい、スタッフ研修を行いました。


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最初に基本的な研修です。
視覚障害者といえば全盲を意識しがちですが、弱視の方のほうが多いとか、色盲では障害者認定されないとか。
「これ」「あれ」ではなく「右側」「10時の方向」などと言うこと、とか。
白杖は視覚障害者である目印として持っている方もいる、とか。
突然手をつかむとびっくりするので、先に「手引きしましょうか」と声をかけること、とか。
わからないことは直接聞けばいい、とか。
知らなかったことがたくさんありました。


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次に、館内を実際に見て回ります。
黒い眼鏡は弱視を体験するもので、
視野は広いけど全体にぼんやりしているもの、
視界はクリアだけど視野が狭いもの、
片目は完全に見えないもの、
などの体験眼鏡をかけて館内を歩いてみます。
実際にやってみると、真っ白な壁に真っ白な廊下はかなり怖いです。
階段の角の赤い滑り止めはデザイン的にイケてないと思っていましたが、とても重要なサインでした。


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全盲のスタッフさんの手引きも体験しました。
予想とちがってスタスタ歩いてくださるので、ヘンに気を使わなくても大丈夫ですが、「ここから下り階段です」とか、必須な言葉はあります。
自分と体格の違う方を案内する場合には特に要注意です。痛い目に合わせてしまうと信頼を失うので、二人分が通れることを確認することが大切。

みっちり研修していただきましたので、これからはちゃんと対応できるようになるはず。
展示室の安全性や案内ラベルなど修正ポイントがたくさんあったので、できるところからどんどん改善して、4月からは「どうぞいつでもお越しください」という案内を出す予定です。今来ていただいても、もちろん歓迎です。

「鳥の巣と卵」をちょっと修繕

3階の事務所前に設置してある「どの鳥の卵かな?」のパネルをちょっとだけ修繕しました。イラストの中に鳥とその巣が描かれていて、鳥の巣と卵を合わせ、卵カードを巣にくっつける、というものです。巣の中と卵の裏面にはマジックテープがついていたのですが、みんなが使ってくれるたびにテープが弱り、最近ではあまりくっつかなくなっていました。
そこで、卵の裏面を磁石、巣の中も磁石に変えました。


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ところが、磁石同士だと中途半端に反発するので、鉄板に変えることにしました。
ちょうどいい鉄板がないので、物入れに使っていたお菓子の箱をつぶしました。


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完成。巣の中がキンキラキンですが、使いやすくはなったんじゃないでしょうか。
あくぴは廃棄物や台所用品でなんとかする、主婦の知恵みたいな展示が多いです。
「手作り感があっていいね」とほめてくださる方が多くて有り難いです。

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