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お知らせ・日記

あくあぴあの会議風景

あくあぴあでは月1回、第2火曜日にスタッフミーティングとして事務所に詰めているスタッフを対象とした会議をしています。内容は、行事の内容と進捗と予定、予算進捗、壊れた機器の修繕の状況、懸案事項などなど。

これ以外に、2か月に1回、第3火曜日の夜に運営委員会として、年次雇用職員と両NPO理事のあくあぴあ担当からなる委員会を行っています。市の指定管理者として、NPO芥川倶楽部と認定NPO大阪自然史センターとで運営しているので、現場スタッフだけでなく、両理事会にも合意を計らなければなりません。

そして、今日は特に急ぐ重要な案件のために、現場スタッフを臨時招集しての会議を行いました。あくあぴあのスタッフはお母さんが多いので、突然来てほしいといっても保育園の予約とか、家族の都合とかがつかないので、この日は「子ども連れでもOK」という条件で会議に出てもらいました。

会議風景

会議風景

おかあさんが4人、うち1人は妊婦さん。
大きい子たちはお母さんが会議をしている間に展示室を見て、緑地で走り回って、疲れたらビデオを見て、あくあぴあを満喫。小さい子はスタッフの家族と展示室を見たり、お母さんの背中で寝たり。会議の内容はわからないなりにもスタッフと目を合わせたり笑い合ったり。子どもがいるからといって会議が中断されることもなく、むしろ和んだ雰囲気に。

事務所
会議の後は事務所や展示の片づけを手伝ったり、お母さんの仕事が終わるのを待つ間にいろいろ仕事をしてもらいました。

あくあぴあは乳幼児~就学児のためのおはなし会や子どもワークショップ、自然工作教室などに取り組んでいます。もちろんスタッフの産育休にもみんなで協力しています。子育て世代には様々な悩みがありますが、少なくとも職場が悩みの種にならないよう、試行錯誤しながら働きやすい職場環境を目指しています。世の中の職場がもっと子育て世代にとって働きやすい環境になることを願っています。

次の企画展の準備中

10月1日からの企画展は「高槻の街路樹」。次々と企画展が変わるので、準備はなかなかに忙しいです。大阪府とたかつき環境市民会議の協力を得て、市内の街路樹マップの下図ができました。これをベースに標本とか写真とか、いろいろ集めはじめます。ちなみに、高槻市で一番本数が多いのはケヤキ。全国だとイチョウだそうです。

街路樹マップ

チーム・ボンドガール活動報告

チーム・ボンドガールとは、あくあぴあの昆虫標本作成をするボランティアチームです。微小な昆虫を三角台紙に貼って標本化する作業を行うのですが、某所ではこの作業をしている女性スタッフをボンドガールと呼んでいると聞き、面白かったのであくあぴあでもそう呼ばせてもらっています。もちろんガールでない老若男女の参加が可能です。

どういう昆虫を標本にしているかというと、あくあぴあもお手伝いしている東日本大震災復興支援事業、「南三陸 勝手に生物相調査隊」(通称:勝手に調査隊)の一環として、昆虫の「マレーゼトラップ」という採集方法で集められた昆虫たちです。このトラップではたくさんの昆虫が採集できます。調査を担当しているのはヒメバチを専門とする大阪市立自然史博物館の外来研究員さんですが、彼が一生かかっても整理できそうにない量です。これをみんなで手伝って標本化しよう、というチーム。昆虫に詳しくなくても、丁寧にやり方を教えてもらえるので、根気さえあれば作業は可能です。

作業風景
大々的には募集しなかったので、今日の作業は7名。博物館実習生の4名もあとから参加。

標本作業
アルコール漬けの昆虫をハチ、ハエ、コウチュウ、その他のグループに分けます。
圧倒的にハチが多かったです。
最後に分けたものがあっているかどうか、チェックを受け、今日の作業は終了。
知らなかった昆虫の特徴や見分け方を説明してもらえ、今まで知らなかった特徴がわかるようになるのがうれしい。
次回は昆虫針に貼り付け、採集データラベルを付けていきます。

標本とは何かを勉強
先生がロシアで見てきたハチの標本について解説中。
生物のすべての種には、その種を代表する「タイプ標本」という標本があり、その標本に基づいて論文を発表して、「種」を確定します。ロシアで保存されているタイプ標本の写真を見せてもらいました。

チーム・ボンドガールに参加されたい方、もっと詳しく知りたい方は、あくあぴあまでお問合せください。

セミグッズ、人気です。

ただいま開催中の企画展「高槻のセミ・大集合!」に関連したセミグッズを3階のミュージアムサービスにて販売しています。
特に人気は、セミ下敷き。
いろいろなセミの写真が載っているだけでなく、幼虫やぬけがらの写真、鳴き声まで載っています。
この下敷きさえあれば、セミ博士になれること間違いなし。

semiguzzu
左から
■セミ下敷き(オモテ・ウラ)¥200
■セミハンカチ(アブラゼミの翅柄)¥380
■セミシュシュ(アブラゼミの翅柄)¥630
■ヒグラシ手ぬぐい¥900

7月10日のハグロトンボ補足調査

第3回ハグロトンボしらべ隊調査会(7月9日予定)が雨天のため中止となりました。次の日は晴れ予報だったので、隊員リーダーとともに補足調査に行くことに。
とんぼ池の林に踏み込んだとたん、ぶわぁっ!とハグロトンボが飛び立ちます。前回はとんぼ池の水路近くにたくさんいましたが、奥の林にいる個体数がとても増えました。
西之川原橋上流エリアには水辺を飛んでいる個体がいました。体もかなりしっかりしていて、ほぼ成熟しているような状態です。センダンの木の下は予想通り、かなりの数のハグロトンボが休んでいて、今回の少ない人数では捕獲しきれませんでした。
正恩寺橋エリアの草かげにもたくさん潜んでいました。あくあぴあエリアではオスの縄張り行動が見られたようです。
この日は午前午後ともたった4人の調査人数で、合計258頭捕獲しました!もちろん今年の調査では最多数記録です。ハグロトンボの季節は順調に進んでいます。
次回の調査では捕獲個体数が増えるのか、減るのか、、、。注目!

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セミ展準備進んでいます

今週土曜日(16日)から始まる企画展「高槻のセミ・大集合」の準備が着々と進んでいます。
今日は、あくあぴあに遊びに来ていた子どもたちに「セミなりきりコーナー」のモデルさんになってもらいました。
なりきりコーナーには、「フォトプロップス」(おしゃべりの吹きだし)も用意しています。
この夏は、カメラを持ってあくあぴあに遊びに来てくださいね。


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日時
2016年7月16日(土)~9月25日(日)
場所
あくあぴあ芥川1階企画展スペース
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ハグロトンボが羽化

あくあぴあ2階の昆虫飼育水槽では、毎朝ハグロトンボが羽化しています。
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【7月9日(土)】本日のハグロトンボ調査会は中止です

本日予定しておりました、第3回ハグロトンボしらべ隊調査会は雨天のため中止とします。

明日は晴れ予報なので、天気が許せば隊員リーダーたちと補足調査に行こうと思っています。
私も行きたい!という方も同行可能ですので、興味のある方はあくあぴあまでお問い合わせください。

次回の調査会は7月24日(日)10時~12時、集合はあくあぴあ芥川1階入り口前に集合です。
林はもちろん、川の状態がよければ川にも入って調査しますので、水陸両用の装備でお越しください。

この夏、あくあぴあでセミになれます。

2016年7月16日から始まる、あくあぴあの次の企画展「高槻のセミ・大集合!」の準備を進めています。
今回の企画展でももちろん、あくあぴあらしいなりきりグッズがありますよ。
それは、ずばり、セミ!
セミになりきって、木にとまってみませんか?
あ、このなりきりセミは「クマゼミ」なので、「ミーンミーン」と鳴いてはいけませんよー。
さて、何と鳴くかは展示をじっくり見てくださいね。
ちなみに、このなりきりセミ帽子&ハネリュックも、抱きつく木も、みーんなスタッフの手作りです。


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日時
2016年7月16日(土)~9月25日(日)
場所
あくあぴあ芥川1階企画展スペース
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【6月29日(水)】あくあぴあがラジオ生中継に出ました。

NHKラジオの報道番組「関西ラジオワイド」で、あくあぴあの企画展「それ、思いこみですよ」の生中継がありました。

番組名:「関西ラジオワイド」 ラジオ第1放送 666Hz
放送時間:16:05~18:00
http://www.nhk.or.jp/osaka/program/radiowide/index.ht

レポーターの岸さんは、話し方もお声も佇まいも美しく、そして企画展を丁寧に見てこちらの意図を的確に汲んでくださる素敵な方でした。
今回の企画展で伝えたかったのは、以下の2点です。
①地球は人間だけが住んでいるではなく、いろいろな生物がシェアして暮らしている場所。それに気づいてもらい、人間が工夫することで他の生物をむやみに排除するのではなく、共存することを考えてほしい。
②相手(自然や生物)を知らないと、恐れて排除しようとしてしまう。相手のことを知って、よりよい関係を作ることを考えてほしい。

どうしても人間目線で人間中心に考えてしまいがちですが、人間以外の生き物とシェアしていることを意識してもらえたら、人間の暮らし方も変わって、生き物といい関係を築く第一歩になるのではないかと思います。
岸さんが質問してくださったおかげで、この2点をラジオで伝えることができました。
企画展の意図を言えてよかった!

放送中は、出勤のスタッフみんなが遠くから見守ってくれ、その様子をみたレポーターの岸さんが「サザエさん家みたいでいいですね、かわいらしいです」と褒めてくださいました。
あくあぴあらしいエピソードです。

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生放送中。
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放送終了後、岸さんと記念写真。
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