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翔三朗は高槻市の鳥なので、毎年市の担当部局が足環の確認を行います。
つかまれるのが嫌いなので、とても怒っています。
額を撫でられるのは好きなので、機嫌がなおってきました。
クチバシが少々伸びすぎです。
鳥のクチバシはホネの上に爪のような硬い皮がかぶっているので、先が徐々に伸びます。
野生だとちょうどぐらいに削れるのですが、飼育すると伸びすぎることがあります。
フクロウはついばむ鳥ではないし、今のところ食べるのに不自由はなさそうなので大丈夫でしょう。
ほんとにニュースのない翔三朗です。いつも元気です。今日は年１回の足環の点検日でした。
高槻市の緑政課が足環の確認写真を撮ります。
ちゃんと飼育されているかどうかの年１回の確認作業です。
ついでに爪を切りました。
野生だと自然に削れるんですが、飼育下だと動かないので伸びすぎてしまいます。
前は専用の爪切りで切っていたのですが、かなり固いのでニッパーが切りやすいです。
体重測定もしました。
６１０ｇでした。
この大きさでこの軽さ！
羽で見た目大きくなってるのと、飛ぶために哺乳類などに比べるとものすごく軽くできてます。
健康的な重さです。
さんざん嫌なことをしたので、最後に撫でてあげると喜ばれました。
3月19日（水）の閉館直前。駐車場の係のおじさんが「フクロウが死んでるンちゃいますか？」と事務所にやってきました。慌てて見に行くと、止まり木と金網の間のちょっとの隙間に足の指が挟まっていて、それがとらないのでぶら下がってしまい、体制を立て直そうとくちばしで網にかみついている状態。ばたばたしたせいか、断翼したほうの腕は網に当たってすりむき、くちばしもすりむいています。
ひっぱっても抜けそうにありません。無理して骨折すると困るので、ドライバーで止まり木を外すことにしました。
こうなる前に見たのが３時ごろなので、最大２時間ぐらいは挟まっていたのかも。傷に消毒をして無事に小屋に戻りました。
擦り傷はあったものの、たいしたケガでなくてよかったです。駐車場のおじさんに発見されていなかったら、朝までぶら下がっていたかもしれません。おじさんは命の恩人ですね。
みなさん、こんにちは。翔三朗です。毎度毎度同じセリフから始まります。便りがないのはよい便りです。今日は体重測定をしました。450ｇしかありませんでした。かなり痩せています。この夏暑かったからかな～。厚手の羽毛布団を来ているようなものなので、夏は苦手です。
みなさん、お久しぶりです。翔三朗です。一年ぶりですね～。毎日、同じ小屋の中で、とくにお知らせすることもなく暮らしています。便りがないのはよい便り、と思っててください。
さて、今日は高槻市内の小中学校の先生が研修に来ました。フクロウを身近に見る機会はそうそうないので、見学です。久しぶりの体重測定をしました。480gでした。ちょっとやせ気味です。
爪が伸びすぎていたので切られてしまいました。風切り羽も3枚切られました。こっちは展示に使いたいんだそうです。痛いわけじゃないけど、切られるのは嫌いです。
大嫌いな爪切りをされたあとの茫然とした顔を写真に撮られてしまいました。
