お知らせ・日記
年末のエサやり当番
今日は休み中に生きものにエサをやる日です。あくあぴあの生きもので、毎日かかさずエサを食べないといけないのはスナネズミぐらいですが、いつもより多くエサをいれておけば2,3日は大丈夫。それ以外の生きものは2,3日絶食してもなんともないので、動物園や水族館と違って毎日来てエサやりする必要はありません。おかげでお正月がゆっくり休めます。魚などは館内が寒いので食欲が落ち、エサを入れてもちっともガツガツしていません。しかしスッポンモドキやニジマスはヒーターが入っているのでいつもどおりお腹を減らしていました。
これで今年最後の更新となりました。みなさま、よいお年を。来年もよろしくお願いします。
オオタカのごはん
そのカメラの先にはヤナギの影にかくれてドバトを食べるオオタカがいました。
毛色は茶色っぽく、若鳥のようです。みんなの視線が気になるのか、きょろきょろしながら一生懸命食べていました。 むね肉を半分ほど残したところで、南平台側の雑木林の方へ飛んでいってしまいました。
こんなに身近でオオタカのごはん風景を見れるなんてびっくりしました。
ごはんといえば・・・、あくあぴあでは「鳥のごはん」展が12月18日(土)からスタートです!
今日はリアル『鳥のごはん』が見られてよかったです。


鳥の調査に行ってきました
今日は毎月1回行っている芥川の鳥類調査に行ってきました。調査といっても芥川沿いを塚脇橋から門前橋まで歩き、見かけた鳥をカウントするという簡単なもの。今日もいろいろな鳥に出会えました。
熟れて残った柿はみんなのレストラン。メジロ、スズメ、ヒヨドリ、ツグミが来て大賑わいでした。
三好山はすっかり秋色に。コナラやアベマキの黄色にサクラやモミジ、ウルシの赤がアクセントになっています。
あくあぴあでは毎月1回、月末に鳥類調査を行っています。調査の結果と次回の調査の予定日は1階入り口の掲示板の貼り出してあります。ぜひご覧ください。ちなみに次回は12月21日です。参加ご希望の方は午前10時に1階入り口にお集まりください。
(学芸員 T)
ゴミムシ採集記
ゴミムシといってもただのゴミムシではありません。ポンポン山の名前がついたゴミムシ。その名も「ポンポンメクラチビゴミムシ」。体長4mmほどの小さな小さな地中性の甲虫なので、採集するには穴を掘らなければなりません。素人にはまず捕れません。
あくあぴあでは1階のポンポン山展示コーナーに紹介はしているものの、実物がなかったので、昆虫標本作製チームに協力してもらって、11月23日に採集に行きました。道中、ヒダサンショウウオの成体や、冬眠中のセモンジンガサハムシなどを発見。
ヒダサンショウウオは流水性のサンショウウオで、成体を見ることは非常に難しいです。高槻市では保護動物に指定されているので、採集は禁止されています。あくあぴあでは捕獲許可を取っていますが、数が減っていることもあり、今回は採集せずにもとの場所に戻しておきました。
ジンガサハムシ類はキラキラしてとてもきれいな虫ですが、標本にすると輝きが消えてしまいます。昆虫チームさんたちは「命の輝き」と賞賛していました。
さて、問題のポンポンメクラチビゴミムシは1匹を捕獲。そのために掘った穴は相当なものになりました。そのほかの珍しい地中性昆虫も採集できました。昆虫チームさんたちはまだ大学生ですが、そのマニアぶりはすごかった・・・。
(学芸員 T)
大阪バードフェスティバルに出展してきました
11月20,21日に大阪市立自然史博物館で開催された大阪バードフェスティバル2010にあくあぴあも出展してきました。両日合わせて18,300人もの来場者があったらしいです。あくあぴあのブースにもたくさんの方が来て、野鳥クイズをやり、展示を見てくれました。大阪南部にお住まいの方はあくあぴあをご存知ない方がほとんどで、宣伝効果は抜群だったんじゃないかと思います。古い知り合いにも会え、シンポジウムにも参加でき、スタッフとしても楽しい二日間でした。
11月14日と15日に池そうじをしました。
池にいたコイは数えてみると75匹もいました。コイを1匹ずつ網でつかまえて移動させたのですが、みんなしっかり太っていたので重くて大変でした・・・。
この2日間の池そうじには計36名の方が手伝ってくれました。
協力してくれた芥川倶楽部、たかつき環境市民会議水環境保全グループ、TKK自然観察会、高槻市職員のみなさま、どうもありがとうございました。




ビワコオオナマズのお引越し
池のプランクトン
ハリガネムシ!
今日は常連さんのアスカちゃんとリナちゃんが、昆虫担当のスタッフと一緒にハラビロカマキリをとってきて、お尻を水につけて本当にハリガネムシが出てくるかどうかを観察しました。すると!ハリガネムシが7匹も出てきてシャーレの中でウニョウニョ。カマキリはすっきりしたようすでしきりに足や顔をなめていました。子どもたちも職員もみんなびっくり。観察しながら館長からハリガネムシの話を聞きました。
ハリガネムシは水中で卵を産み、その卵をカゲロウなどが食べ、カゲロウが羽化して空中に出てきたところをカマキリが食べます。これによりハリガネムシはカゲロウのお腹の中、その後カマキリのお腹の中で成長し、秋になるとカマキリに刺激を与えて水辺に誘導し、カマキリのお尻から水中に出て行く、という生活を送るそうです。不思議な生きものですね。