お知らせ・日記
トチカガミが咲きました
セアカゴケグモに注意してください
芥川緑地でセアカゴケグモが採集されました。メスに咬まれるとかなり痛いので注意してください。場合によっては重症化することもあります。メスとオスと卵は形のはっきりしないゴチャっとした巣にセットでいることが普通です。溝や落ち葉の下などにいるので、溝掃除の際には軍手をするなど、素手で触らないよう、気をつけてください。館内ではハイイロゴケグモと思われるクモも採集されています(確認中)。ご注意ください。
セアカゴケグモ、ハイイロゴケグモともに外来生物法の特定外来生物に指定されています。詳しい情報は環境省のホームページ(こちら)で(PDF)
「カシナガ君のくらし」を読んでナラ枯れについて考えよう
秋でもないのに山を眺めると、紅葉しているように見えたことはありませんか?これが、「ナラ枯れ」です。ナラ枯れによる被害は全国に広がり、高槻でも目立ってきました。
ナラ枯れの原因は、里山が利用されなくなり、カシノナガキクイムシ(カシナガ君)が増えやすい環境になってきたためと考えられています。
この冊子は、カシナガ君の生態とナラ枯れのメカニズムを、絵本にすることで分かりやすく解説しています。ナラ枯れの問題や身近な自然に、あらためて目を向けてみませんか。
あくあぴあ芥川3階・事務所で配布しています。
PDF版はこちらからダウンロードできます。
A5版・横とじ・16p
発行:高槻市教育委員会
編集:あくあぴあ芥川共同活動体
あくあぴあ芥川 夏の池掃除
4F ピロティー側(駐車場側)の池掃除を、たくさんのボランティアの皆様に参加していただき、総勢24 名で一日がかりで実施しました。
当日は朝8 時から、排水ゲートを開けて水を落し始め、集合時間の10 時には池の高い部分より下まで水位が落ちていました。
さあ、清掃に取りかかるぞ!と気合を入れたとたん、余水吐けの横でカルガモの親子を発見。たくさんの人に近づかれてカルガモ母さんはパニック状態。可哀そうだけど池の掃除の邪魔になるので、外階段から中央の大階段を通って安全な芥川まで引越ししてもらいました。4 階から芥川まではかなりの距離があり、階段の連続です。ひよこ達は親ガモの後を追って階段を転げ落ちながら移動し、最後は正恩寺橋上流の護岸上から芥川にダイビング。怪我もなく無事に芥川に到達しました。この子たちの生命力はすごい!あくる日と、その次の日に、カルガモ親子が芥川で目撃されているので、どうやら一安心です。
カルガモ親子の引越しが終わって、さあ清掃開始です。6 月に予定していた池掃除が雨で延期になったので、暑い夏の池掃除になってしまいました。しかも、今日は晴です。今回も「高圧洗浄機」が登場です。金網ブラシだけでは清掃しきれない場所の洗浄に有効でした。しかし、主力はやはり金網ブラシです。池掃除は大変ですが、コイを移動させるのが参加者の楽しみです。
コイを移動が終わったところでランチタイム。前回の池掃除より早く進んでいます。暑い時期なので、おいしい弁当と、冷たいお茶をみなさんに配りました。昼食の後は、最後のひと踏ん張り。ポンプをフル稼働させて排水しながら池掃除を行います。これで、清掃は完了。後は水を張るだけです。PM5時頃、ようやく池の半分くらいまで水が溜まったのでコイを戻しました。池の水を張るのに2日かかりましたが、久しぶりに池底が見えるようになりました。お手伝いいただきました皆様、暑い中ありがとうございました。
● 実施日:2013 年7 月19 日(金)10:00 ~ 15:00
● 参加者:24人
芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク
(NPO 法人芥川倶楽部、たかつき環境市民会議水環境保全グループ、パナソニック松愛会、新川姫蛍と花を守る会、高槻市、茨木土木事務所)
あくぴ・くらぶお手伝い隊
芥川の本を発行しました!
「芥川」は大阪の北摂地域で最も自然豊かな川です。芥川をもっと知ってもらいたい、芥川に遊びにきてもらいたい、との思いから、あくあぴあのスタッフが日頃の調査・研究をもとに「芥川まるごとガイド」として作りました。
これまでにも、芥川の自然を紹介する図鑑的なものや、摂津峡や上流部の観光案内的なものは出版されていますが、川全体を紹介する本はありませんでした。本書は他の河川に共通する部分も多く、川そのものを考える際にも活用していただけます。
【主な内容】
・芥川ってこんな川
(芥川の支川や橋の名前、河川改修計画などの基本的な知識を紹介。)
・エリアガイド
(上流から下流まで10カ所の生きもの、アクセス、遊び方を紹介。)
・生きものガイド
(代表的な魚、水生小動物、昆虫、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類、植物を紹介。)
□企画・編集 芥川緑地資料館(あくあぴあ芥川)
□発行者 あくあぴあ芥川共同活動体
□発行所 特定非営利活動法人 大阪自然史センター
□ISBN 978-4-902883-11-4
□定価800円+税
□フルカラー87p B5版
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JR高槻駅前アクトアモーレ1階の大垣書店高槻店、阪急高槻市駅ミング・阪急高槻2階のダイハン書房、大阪市立自然史博物館ミュージアムショップ等で販売中。もちろん、あくあぴあ芥川ミュージアムショップでも販売しています。
大阪市立自然史博物館のオンラインショップでも販売しています。くわしくはこちら
あくあぴあ芥川周辺の自然環境整備~ティンバーランドスタッフとの協働~
午前中は、魚みちメンテナンスと河原のクリーンアップです。魚みちメンテナンスとは、アユなどの魚がのぼりやすいように、魚みちに溜まった土砂を取除く作業です。前日に芥川下流にある魚みちをアユが40尾以上のぼったそうです。まもなく、ここまでアユがのぼってくるかもしれません。みんなでスコップを手に元気良く、そして楽しそうに土砂を取除きます。この日は真夏日のような天気で、その上、胴長を履いての力仕事。胴長の中は汗まみれ!みんな汗だくになりながらの作業です。ティンバーランドの若い人達のパワーはすごい!これで、魚みちの機能が回復し魚がのぼりやすくなりました。
クリーンアップは、テニスコート前からあくあぴあ上流の堰までの区間を実施し、川原もきれいになりました。


午後は、芥川緑地の遊歩道沿いにある竹林の整備です。ヘルメットを被ってノコギリで竹を切る人と、ハサミで切った竹の枝を切る人に分かれて作業します。ここでも、ヘルメット派が多く、気合い十分です。枝払いの方法などの説明を受けて、さあ実践。竹の間伐は、竹を切ったあとの枝払いが大変です。今回の場所は、もともと広場だったところに竹が侵入してきた所。竹を切って元の広場に戻しました。ヘルメット派の方の作業後の感想は、まだまだやれるよ! ハサミ派は、握力がなくなりました~。でした。


今日は、朝から夕方までの充実した活動でした。かなり減量になったでしょうか?長時間ありがとうございました。きっと今日のビールはうまいぞ!と達成感を味わっていただけたことと思います。みなさま本当にお疲れさまでした。

芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク(~愛称:芥川倶楽部~)
高槻市
大阪府
芥川緑地資料館(あくあぴあ芥川)
28名
2階の池にカルガモカップルが来ました
小学校用貸出キットあります!
4月に入って今日が初めての開館日です。さっそく小学校の遠足の申し込みがたくさん入りました。
さて、あくあぴあでは一昨年から学校への貸し出しキットの作成をしています。今までは試験的に借りていただき、使い勝手を教えてもらいながら改良してきました。今後の学習にぜひお役にたてていただきたいので、宣伝します。
こちらは芥川の流れと風景の写真パネルです。5年生で川の流れと水のはたらきを習うので、それに合わせて作りました。上流の風景と、中流の風景の比較ができます。石の大きさや形、景色なども変わります。
増水の前後の写真もあるので、土砂の運搬の様子がよくわかります。防災の話にも発展させられると思います。
こちらは鳥のくちばしと食べ物の写真とイラスト、本物の鳥の大きさがわかるタペストリー、鶏の頭の骨がセットになっています。1年生の国語で「鳥のくちばし」を習うので、その補助として使っていただければと思います。いろいろな形のくちばしを使って、鳥はどんなものを食べるのか、というお話から、さまざまに発展させることができます。6年生で生物と環境を習う時にも利用していただけると思います。
利用料は無料。
あくあぴあまで取に来ていただける学校とさせていただきます。
くわしくはあくあぴあまで直接お問い合わせください。
池掃除しました
11月30日。4F ピロティー側(駐車場側)の池掃除を、たくさんのボランティアの皆様に参加していただき、総勢27 名で一日がかりで実施しました。前日に池の高い部分すれすれまで水位を落しておいたので、今日は、高い部分を清掃しながら池の排水を行いました。11 月末なので寒さが心配でしたが、穏やかな天気で防寒具を着ていると汗ばんできます。
今回は新兵器「高圧洗浄機」も登場です。金網ブラシだけでは清掃しきれない場所の洗浄に有効でした。しかし、主力はやはり金網ブラシです。
コイを移動させる場所を洗います。この部分は、余水吐けを新しく設置(1か月前)したときに一度掃除したので底のヘドロは夏よりもましでした。実は8 月14 日の豪雨で余水吐けの能力が不足して館内に漏水したのです。
コイを移動させる池に水が溜まるまでランチタイム。反対側の池はポンプで排水中。寒い時期なので、「おいしい弁当」と、「温かいみそ汁」をみなさんに配りました。
水が溜まったらコイを移動させます。池掃除は大変ですが、これが参加者の楽しみです。
たくさんのモツゴも救出しました。誰が入れたか、またしても大きなナマズが入っていました。寄生虫が付いていないか?飼育室で隔離して保護観察。
後は、ポンプをフル稼働させて排水しながら池掃除を行います。いつも池に水が溜まるまで、狭い所に入れられたコイが跳ねて外へ飛び出してしまいます。今回は飛び出し防止のためネットを張りました。
最後は4F ピロティ―で休憩して、PM3時頃に解散です。
PM5時頃、ようやく池の半分くらいまで水が溜まったのでコイを戻しました。この後、飼育水をためるポンプが動かなくなるトラブルがあり、池の水を張るのに2日かかりましたが、久しぶりに池底が見えるようになりました。コイが丸見えすぎてちょっと寒そうです。
お手伝いいただきました皆様、寒い中ありがとうございました。