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お知らせ・日記

新しい仲間がふえました

イノシシ
1階の展示ケースにイノシシのウリ坊が仲間入りしました。道路脇の雨水升にはまって、這い上がれずに溺死したのちのAさんによって発見されました。かわいそうですが、死んでしまったものは仕方ありません。こういう個体を採集して標本として保存することは、生きものが、いつ、どこで、どうやって生きていたのか、という大切な記録でもあり、野生では絶対に見せてくれない細部をみなさんに見ていただける貴重な展示物となります。今日からウリ坊くんは第二の人生(イノシシ生?)をスタートさせました。

モクズガニ
こちらはモクズガニ。芥川大橋の下でUさんが採集されました。2階の水槽に仲間入りです。ハサミにはえているフワフワが特長です。「モズクガニ」ではないのでご注意を。すごく美味しいカニなのですが、みなさんに見ていただくために食欲を我慢して展示しました。
海と川を行き来するカニで、卵を産むのは海。プランクトン時代を海で過ごし、小さなカニになって川へ上ってきて、大きくなったら産卵のために海へと帰るっていきます。

市役所前の怪鳥

ねぐら入り

高槻市役所の前のケヤキ並木に夕方にギャーギャーと騒がしく集まってくるたくさんの鳥を見たことありませんか?その正体はムクドリ。

ムクドリ

夏の初めから秋の終わりぐらいまで、ムクドリは集団をつくって寝ます。これを「集団ねぐら」といいます。ここのケヤキ並木はスズメも一緒に寝ています。初めはスズメだけのねぐらで、ムクドリは芥川公園(南芥川町)をねぐらにしていました。ねぐらにしていた木が選定されたのをきっかけに、一部が市役所前に移動してきて、スズメと一緒に寝ています。

ムクドリは「ねぐら前採餌」といって夕方まだ明るいうちに晩御飯を食べます。そのあと川などで水浴びをして、人通りの多い街路樹などで寝ます。市役所前のムクドリは、日本たばこ産業株式会社(JT)医薬総合研究所の敷地内の芝生で虫などを食べ、芥川で水浴びし、市役所周辺に集まったあと、いっせいにケヤキ並木に飛び込んできて寝ます。鳥にとっても「メシ、風呂、寝る」の3つが揃っていることが大事なようです。

ミズヒマワリ パトロール報告

天気予報どおり、抜けるような青空で朝から猛暑日。両岸から双眼鏡でミズヒマワリを探しながら歩きました。前回と違い、たくさんのミズヒマワリを確認。ここにも!そこにも!という状態です。地図に位置を描きながら進みました。このデータをもとに、駆除の計画会議を開きます。

日時:2012年7月30日10~12時

チーム編成:
 Aチーム:城西橋~次郎四郎橋:5名
 Bチーム:鷺打橋~次郎四郎橋:5名

内容:両岸から双眼鏡でミズヒマワリを探し、地図上に記録。

結果:
 *城西橋から下流は河川の水際を中心に、ミズヒマワリの群生とスポット繁殖が確認出来ました。群生とスポット繁殖箇所は約100箇所以上であります。特に次郎四郎橋下流域に多く群生していました。

 *津之江公園も5箇所に数株の繁殖を確認出来ました。

 *鷺打橋下流は水深も深く除草作業はボランティアでは難しいと思われました。

次回の駆除活動については、今日の成果を踏まえて検討していきます。今回もミズヒマワリを見分ける能力が必要だったので、少数精鋭部隊で行いましたが、次回からは除去作業なので人手が必要です。みなさまのご参加をお待ちしております。

パトロール
双眼鏡でミズヒマワリを探します


ミズヒマワリ
ミズヒマワリを発見

あくあぴあ前の魚みちメンテしました

 茨木土木事務所・大阪府少年サポートセンター・あくあぴあ芥川合同で、~芥川の清掃と生きもの観察~を7月25日に実施しました。内容は、芥川のゴミ拾いと魚みちメンテ、川にすむ魚取り体験と魚の解説です。
当日は晴天の猛暑日。このところ雷雨が多く川の流れはやや多めです。

 みんなで川に入りゴミ拾いをした後、魚みちメンテです。7月中旬の洪水で魚みちが土砂で埋まってしまい魚がのぼれません。魚みちの下まではアユがのぼってきているのです。猛暑の中、約20人が手に手にスコップを持って土砂を取り除きました。みんな汗だくになって頑張り、魚がのぼれるようになりました。暑い中ご苦労様でした。お楽しみの生きもの観察では、モツゴ、ムギツク、ドンコ、そしてハグロトンボやコオニヤンマのヤゴなどが観察できました。

 なお、7月28日に調査した結果、あくあぴあの上流にもアユがのぼったことが確認できました。魚みちメンテの効果がありましたね。

メンテの様子
魚みちのメンテの様子

生きもの観察
みんなで生きもの観察

魚みち
魚みちの土砂を取り除き、魚がのぼれるようにしました

企画展冊子「芥川のアユ」できました

企画展「芥川のアユ」に合わせて作成した冊子が完成しました。内容は企画展とほぼ同じで保存版です。アユの基本的な情報がわかります。企画展を見に来られた方に無料で差し上げます。ご来館の際に、3階事務所へお声かけください。

アユの冊子

新しい仲間がふえました

 ミュージアムショップの人気者・スナネズミのギザのもとに新しいお友達がやってきました。
名前はスナネズミのきなこくんと言います。ギザとくらべると毛色が黄色っぽくておいしそうなきなこ色の小柄な男の子。
実家はギザと同じくきしわだ自然資料館なので、ギザの甥か弟にあたるようです。
初めはケンカしないかハラハラしていましたが、そんな心配をよそに今ではいつもいちゃいちゃしています。
特にギザがきなこの毛づくろいをしてあげてるところがめっちゃかわいいんですよ~。
ぜひ会いにきてくださいね。
きなこ ギザときなこ

芥川のスッポン

あくあぴあにはスッポンを展示していますが、
芥川にスッポンがいるというのは、あんまり知られていないようで
びっくりされる方がたくさんいます。

今日の夕方。
そう君という男の子が大きなスッポンを持ってきてくれました。
芥川の城西橋のあたりでお父さんとお母さんといっしょにつかまえたそうです。
肉付きもよくって、がっしりした、立派なオスでした。
立派なスッポン
いっしょにいろいろ調べてみると、
スッポンは今の季節にお嫁さんを見つけて、夏ごろタマゴを産むということが分かりました。

スッポンをつかまえたそう君は、飼いたいな、お別れが寂しいな、と
とっても悩んであくあぴあに持ってきてくれたそうです。
最後には、このスッポン君がお嫁さんを見つけられるように
もともといたところに返してあげることにしました。

うまくいけば、秋に赤ちゃんが生まれるかもしれないですね!
楽しみです!

コイの池を掃除しました

 コイの池は年2回、初夏と秋に掃除します。今日は15名のボランティアとあくあぴあお手伝い隊の子どもたちに手伝ってもらい、コイを全部移動して水を全部変えました。
池掃除
まずはコイを移動させる池を洗います
池掃除
みんなで底の泥を洗います
池掃除
救出した小魚をみんなが見に来ました
池掃除
底がみえるぐらいすっきりきれいになりました

カルガモが生まれてました

今朝の出勤時、あくあぴあ前の芥川でカルガモの親子が歩いているのを発見!親について必至に歩き、無事流れに到着。こんなに小さいヒヨコでも泳ぎは達者でした。
毎年ヒナが孵ってから気がつきます。いったいどこで卵を温めていたんでしょうか。カルガモ母さんはカムフラージュの達人ですね。

カルガモ親子  カルガモ親子

芥川にオオサンショウウオ

数日前に「芥川でオオサンショウウオを見た」という方が写真をくれました。その後もう一度見かけたとのことで、写真を持ってきてくださいました。70㎝ぐらいはあるそうです。雨で上流から流されてきたのでしょうか。堰があるので元の場所には帰れません。この場所で生きていけるのか、ちょっと心配です。

オオサンショウウオ

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