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お知らせ・日記

マムシの子ども

 今朝(4月22日)、「これマムシだと思うんですが、どうすればいいですか?」という方が来られました。
マムシ

ビンの中にいたのは、たしかにマムシです。
昨年に生まれたぐらいのかわいい子どもです。
「山に放すと危ないかもしれない」と言われたのですが、「これ1匹駆除しても山からマムシがいなくなるわけでもないので、元の場所に放してください」とお願いし、放してもらうことになりました。その前にさんざん写真を撮らせてもらいました。

マムシは毒蛇なので噛まれると大変です。すぐに救急車を呼んで病院に行かなければなりません。ですが、おとなしいヘビなのでそうそう噛まれることはありません。むしろ、今回のように捕まえようとか、殺そうとして噛まれるケースが多いようです。山で見かけたら、そっとしておいてください。

真冬のカエルの卵

今年も川沿いの池にヤマアカガエルがやってきました。正確に言えば、いつの間にやってきて、すでに産卵していました。
卵塊

ヤマアカガエルは真冬に冬眠からさめ、浅くて日当たりのよい水たまりに卵を産みにやってきます。オスはメスがやってくるのを寒い水の中で待ち続けるのでヨレヨレです。動きもにぶく、簡単につかまります。昨日のような雨の晩にはオスがメスをよぶ鳴き声が聞こえていたはず。
オス

今日気が付いた卵塊はメス20匹分ぐらい。オスは4匹ぐらいが水中でじっとしていました。この池はオタマジャクシがカエルになって上陸する前に毎年洗うので、すくいやすい卵のうちにトンボ池に移動させます。トンボ池には魚がいるので、すべてがカエルになれるわけではありませんが、流されてしまうよりはましでしょう。
卵救出

少しだけ持ち帰り、事務所で飼育してみることにしました。ヤマアカガエルとニホンアカガエルは卵では見分けが難しいのでオタマジャクシになるまで飼います。高槻市内でニホンアカガエルを見たことはないので、ヤマアカガエルでしょう。
飼育
右側はまだゼラチン質がぷりっとしているし、卵が丸いので昨日の晩生まれたものだろうと思います。左側はすでに長細くなっているので、もうすぐ卵の殻(薄い殻があります)から出てくるころでしょう。事務所前のカウンターで育てていますので、ぜひご来館ください。

大階段塗替え

ようやく念願の大階段塗替えを始めました。一昨年壁の塗り替えはできたものの、予算が足りず、やっと着手できました。2月17日から始まり、2月25日には全て完了する予定です。みなさんにはご不便をおかけしますが、あと数日ご容赦ください。

2月17日
2月17日 右側は高圧洗浄済み。左側は手つかず。洗っても少しきれいになる程度。

2月21日
2月21日 右側川塗り替え開始。水路部は下塗りが完了したところ。

2月22日
2月22日 両側と水路部がほぼ完成。

今日23日は雨で作業できませんでした。明日も少し乾かしたほうがいいので作業はなし。25日が雨でなければあと少し残ったところと、薄いところを上塗りして完成です。

今朝の雪

 高槻市内は今朝は雪が降っていました。11時現在、ほとんど溶けてしまったようですが、朝は摂津峡の山が真っ白でした。写真はあくあぴあのピロティーから撮影しました。
あくあぴあからの景色

 あくあぴあの魚たちは暖房した室内にいるので、それほど寒くなく、元気に泳いでいます。ただ、アオダイショウだけが寒すぎるので飼育室にひっこんでいます。自然の中ではヘビは冬眠していますが、飼っているヘビを冬眠させるのは難しいので、ライトで暖めて起こしっぱなしです。

アオダイショウ

池掃除をしました

 あくあぴあ芥川4Fピロティ―前(駐車場側)の池を掃除しました。たくさんのボランティアの皆様に参加していただき、総勢20名で一日がかりでした。夏の終わり頃から、植物プランクトンが繁茂して茶色だったので、久しぶりに水底が見えるようになりました。
 お手伝いいただいた皆様、寒い中ありがとうございました。

池掃除
ポンプで排水しながら池掃除です

池掃除
噴水側の池もきれいにしました

池の鯉
池の底まで見えるようになりました

あくぴから見た西之川原の風景

あくあぴあ

あくあぴあの4階ピロティーから、西之川原のほうを見ると、摂津峡や三好山が黄色に色付き、とてもきれいです。この週末、あまり天気はよくないですが、摂津峡にハイキングに行かれてはいかがでしょうか?あくあぴあにも立ち寄ってくださいね。

今日(3日)、明日(4日)は子どもワークショップ「こんにちは いのししくん」を開催中。
明日(4日)は津之江公園で観察会「外来植物観察会~ミズヒマワリは根絶できたか~」を行います。

トチカガミが咲きました

 あくあぴあの屋上の池(川側の池)でトチカガミが咲きました。

トチカガミ

 トチカガミは大阪府のレッドデータブックで絶滅危惧1類に指定されています。津之江公園にあったトチカガミの生えていた場所の工事をするため、あくあぴあで一旦あずかっていたもので、この春、津之江公園に戻されました。津之江公園再生計画のくわしい内容はこちら

あくぴ・くらぶ会員限定 『虫まつり』

 とても暑い午後でしたが、草原で大きなショウリョウバッタや黄色がきれいなキタキチョウなど、たくさんの昆虫がとれました。参加した子どもたちだけでなく、大人たちも講師の詳しい説明に「へぇ~」を連発でした。捕まえたキリギリスがカゴの中でショウリョウバッタを食べだしたり、決定的瞬間も見れました。
 オプションで、部屋へ帰って名前しらべと標本作成をしました。

日時:平成23年9月11日(日) 午後1時~3時
場所:あくあぴあ~トンボ池
講師:安達誠文氏、中谷祐輔氏、西本雄一郎氏、藤江隼平氏
参加者:17名

何がとれた?
とれた虫の解説をその場で説明

キリギリス
衝撃!! ケースの中でキリギリスがショウリョウバッタを食べ始めた!

屋内で
帰ってから残った人で名前しらべと標本作成をしました


「あくぴ・くらぶ」についてはあくあぴあ3階事務所までお問合せください。

あくあぴあ上流の魚みちメンテしました

 茨木土木事務所・茨木少年サポートセンター・あくあぴあ芥川合同で、~芥川で「環境を考える」アウトドア体験~を8月10日に実施しました。内容は、芥川の魚みちメンテと、川のゴミ拾い、川にすむ魚取り体験と魚の解説です。当日は猛暑日。晴天つづきで川の流れもやせ細っていました。

 みんなで川に入りゴミ拾いをした後、魚みちメンテです。5月末の洪水で魚みち下流が土砂で埋まってしまい、魚がのぼれません。猛暑の中、約20人が手に手にスコップを持って土砂を取り除きました。茨木土木事務所所長にもウエザーを着てスコップを振るっていただきました。みんな汗だくになって頑張り、魚がのぼれるようになりました。暑い中ご苦労様でした。

 お楽しみの魚取りでは、アユ、オイカワ、カワムツ、モツゴ、カマツカ、カワヨシノボリ、ドンコなどが取れました。

メンテの様子  メンテの様子
                  メンテの様子

完成  完成
         魚みち下流の土砂を取り除き、魚がのぼれるようにしました

女瀬川水辺の学校(如是小学校)

 芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク主催で身近な川と、川の生きものとのふれあいを目的とした「水辺の学校」を開催しました。
 今回は、如是小学校3年生の子ども達70人が津之江公園横の女瀬川に入り、講師や茨木土木、芥川倶楽部の人達と一緒に魚や水生昆虫などの「生きもの調べ」を行いました。まず、魚とりの注意と方法について話を聞いたあと、みんなで川に入り魚とりです。初めて川に入って魚に触れる子どもたちも、みんな熱心でした。あっという間に1時間がたち、集合して魚や川の環境について説明を聞きました。取れた魚は9種類(モツゴ、オイカワ、カマツカ、ドンコ、カダヤシ、ブルーギル、カムルチー、キンギョ、タウナギ)でした。その他にミズカマキリも見つかりました。
 残念なことに、特定外来生物のカダヤシ、ブルーギル がたくさん見つかり、なぜ問題があるのかを講師の花崎主任研究員に説明してもらいました。取れた特定外来種は、すべてあくあぴあ芥川に持ち帰りました。(あくあぴあでは飼育許可を取っています)

水辺の学校   水辺の学校
日時
2011年7月24日(日)
場所
女瀬川(津之江公園前)
講師
花﨑勝司 (あくあぴあ芥川主任研究員)
スタッフ
大阪府茨木土木
あくあぴあ芥川
NPO法人芥川倶楽部
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