
- ≪あくあぴあブログがお引越ししました(2021年4月21日付)≫ - おしらせ -
- もぐもぐタイム コイをYoutubeにアップしました - おしらせ -
- 子どもワークショップ「芥川のでっかい鳥」 報告 - 過去のイベント -
- イベント中止のお知らせ - おしらせ -
- 【3月20日(土・祝)】 工作教室「バードセイバー(野鳥の衝突防シール)づくり」 - 過去のイベント -
- ≪雨天中止≫【3月21日(日)】 あくあぴあクラシックコンサート - 過去のイベント -
- 【3月7日(日)】 自然観察会「コケ調べ観察のポイント」 報告 - 過去のイベント -
- 2階女子トイレ修繕工事による使用中止について - おしらせ -
- 【2月27日(土)】 講座「自然を守るために私達ができること」 報告 - 過去のイベント -
- 自然工作教室を再開します - おしらせ -

胃が丈夫なの?
グルグル回り
みんな仲良し
春は名のみ~の...
大口!
赤い鳥~小鳥...
今日はボンドガール活動日
今日はボンドガールの活動日でした。先月から芥川緑地に仕掛けてあるトラップをみんなで回収しに行きました。
トラップのビンの入り口に大きなクモが巣を作ってしまい、入ってくる虫をどんどん食べている状態でした。ビンを回収して新しいビンを取り付けます。
トラップの中身です。それなりに昆虫が取れています。ほとんどハエの仲間で、ハチが少し、甲虫が少し、トビケラが少し、でした。フユシャクというガの仲間が取れました。冬に成虫が発生し、メスには翅がないとてもかわったガです。集まった昆虫はあくあぴあの標本として収蔵します。
次回活動日は3月11日です。この日は日本博物館学会&日本ミュージアムマネージメント学会の研究会が見学に来ます。その横での活動となりますので、ちょっと狭いですがご了承ください。
視覚障害者への対応研修をしました
あくあぴあに限らず、博物館のものはほとんど全部ケースに入っています。様々な障害がある中で、スロープや多目的トイレなどは充実しつつありますが、展示ケースはなかなか変わりません。あくあぴあも水槽やケースが多く、障害の中で視覚障害者が一番遠い存在であるように感じていました。
そこで、社会福祉法人日本ライトハウスの方に講師に来てもらい、スタッフ研修を行いました。
最初に基本的な研修です。
視覚障害者といえば全盲を意識しがちですが、弱視の方のほうが多いとか、色盲では障害者認定されないとか。
「これ」「あれ」ではなく「右側」「10時の方向」などと言うこと、とか。
白杖は視覚障害者である目印として持っている方もいる、とか。
突然手をつかむとびっくりするので、先に「手引きしましょうか」と声をかけること、とか。
わからないことは直接聞けばいい、とか。
知らなかったことがたくさんありました。
次に、館内を実際に見て回ります。
黒い眼鏡は弱視を体験するもので、
視野は広いけど全体にぼんやりしているもの、
視界はクリアだけど視野が狭いもの、
片目は完全に見えないもの、
などの体験眼鏡をかけて館内を歩いてみます。
実際にやってみると、真っ白な壁に真っ白な廊下はかなり怖いです。
階段の角の赤い滑り止めはデザイン的にイケてないと思っていましたが、とても重要なサインでした。
全盲のスタッフさんの手引きも体験しました。
予想とちがってスタスタ歩いてくださるので、ヘンに気を使わなくても大丈夫ですが、「ここから下り階段です」とか、必須な言葉はあります。
自分と体格の違う方を案内する場合には特に要注意です。痛い目に合わせてしまうと信頼を失うので、二人分が通れることを確認することが大切。
みっちり研修していただきましたので、これからはちゃんと対応できるようになるはず。
展示室の安全性や案内ラベルなど修正ポイントがたくさんあったので、できるところからどんどん改善して、4月からは「どうぞいつでもお越しください」という案内を出す予定です。今来ていただいても、もちろん歓迎です。