あくあぴあブログ あくあぴあの理念(ミッション)はこちら

8月・9月の子どもワークショップ終了しました!

8月・9月の子どもワークショップは「ぐるぐるマーブル 水のもよう」でした
あくあぴあの2階にある池で、しずくが落ちた時の水面の様子をみたり、
カエルが池に跳びこんだときの水の様子を観察し、
そのあと、ワークショップ会場で水を張ってインクを垂らしたバットの中で、
自分たちで水を揺らして見合うが動く様子を観察しました。
さいごに水のうごきを画用紙に写しとってもってかえってもらいました!

水を見るP1100079.jpg たくさんの参加者DSC08390.jpg
模様を作るP1100088.jpg 作品と子どもP1100117.jpg
日時
2014年8月9日(土)、9月6日(土)・7日(日)
*8月10日(日)は台風のため中止になりました。
参加者
113名

ハグロトンボしらべ隊 第7回調査

まずはとんぼ池に行きました。7匹しかつかまえられず、とても少なかったです。次に西之川原橋から川に入り、上流に向かいながら調査しました。台風で増水した影響で、石や砂が多くて、ハグロトンボが少なかったです。最後に「美人の湯」から流れる水路を調査しました。オスとメスでペアになって交尾しているハグロトンボが目立ちました。
午後は西之川原橋から下流に向かって調査しました。正恩寺橋までの間は草が少なくて、ハグロトンボが少なかったです、正恩寺橋から水道橋までの間は、草が多くてハグロトンボがたくさんいました。最後に西山川を調査しました。20mぐらいの狭い範囲にびっくりするぐらいたくさんいました。
午前と午後の調査で、合計148匹のハグロトンボをつかまえることができました。
調査隊隊員 H.F

ハグロトンボ
マーキングしたハグロトンボ

西山川
西山川の様子


企画展関連講座「生物多様性って何?~生物多様性とは?外来種とは?」

 企画展「高槻の生物多様性 ~知ってた?めっちゃいるんやで~」の関連講座を行いました。

生物多様性とは何か
畑田氏
畑田 彩 氏 (京都外国語大学 准教授)

生物多様性はなぜ大事なのか・・・。みなさんが食べている食事内容はすべて生物です。俳句の季語の多くが生物です。人は生物がいなければ生きていけませんし、文化も成り立ちません。毎日同じ食事だとあきますよね。いろんな種類の食事をしようと思ったら、その分の生物が生息していることが必要です。その生物が生息するためには、エサや環境が必要です。では、私たちにできることは?
・身のまわりの自然に目を向けること
・環境に配慮した商品を選ぶこと
・子どもたちを外へ連れ出すこと
・スナック菓子よりもおせんべいを食べること・・・。

スナック菓子の油は熱帯雨林を切り開いて作ったプランテーションのヤシ油が使われています。
おせんべいは油を使わず、お米からできていて、日本の田んぼを守ることができます。
ということを考えながら、買い物をすることが、生物多様性保全につながる、ということです。

外来生物とは?~赤い浮草やダンゴムシなどを例に~
鈴木氏
鈴木 武 氏 (兵庫県立人と自然の博物館 研究員)

外来種問題では、法律や外来種が増えた経緯などの話を聞きました。
ハブをやっつけてくれると思って導入したけど全然うまくいっていないマングース。ラスカルが流行ったことから、たくさん輸入され、飼いきれなくなって放されたアライグマ。もう駆除できないぐらい増えてしまっています。今たくさん飼われてるカブトムシ、クワガタムシなども野外に放してはいけません。ペットを放すことは法律で禁止されていますし、一度飼った生物とは一生一緒に暮らしましょう。
産業とのつながりも大きく、ハリエンジュを駆除すると蜂蜜を作る養蜂家が困るので駆除できないそうです。オオアカウキクサも合鴨農法とともに広がったとのこと。外来種問題は人の思惑が絡むので、一筋縄にはいかないようです。
日時
2014年8月30日 午後2時00分~5時00分
場所
講師
畑田 彩 氏 (京都外国語大学 准教授)
鈴木 武 氏 (兵庫県立人と自然の博物館 研究員)

猛!毒キノコ出現!!

国内で、唯一触るだけでも害のあるカエンタケ。
もちろん食べるのはご法度。致死量は3gだと言われています。

そんなカエンタケが高槻の摂津峡に出現していることがわかりました。
おととい、山を歩いていた方があくあぴあに情報提供くださり、
今日、スタッフが確認し、標本用に2本採集してきました。

カエンタケはその名の通り、「火炎」のような形をしていて、
シイタケやシメジのような、カサのあるキノコではありません。
どちらかというと、赤いゴム手袋をつけた小さな指が地面からズボっと出ている感じ。
大きさは、今回採集したものは2~3センチでしたが、大きくなると10センチくらいになるそうです。

カエンタケはナラ枯れの後に出るキノコで、今回も枯れたコナラのすぐそばで発見されています。
高槻ではここ何年かでカシノナガキクイムシによるナラ枯れが広がってきているので
今後もあちこちで見られるようになると思います。

今のところ、高槻での情報があるのは成合と今回の摂津峡。
これからの季節、ハイキングで山に行く人も多いと思いますが、
くれぐれも触れないように注意してください。
万が一さわってしまったら、石鹸でよく洗い流してください。

はえてるとこ。Nさん提供 普通の遊歩道に。Nさん提供2
写真ははえているカエンタケと、それが生えていた場所。ハイキングで通りそうな道の脇で発生していました。
写真はNさん提供。

服部図書館の出張展示終了しました

昨年オープンした服部図書館と共催で、企画展示「芥川の生きものたち~夏休みは芥川へ行こう」を開催しました。たくさんのご来場ありがとうございました。
日時
2014年7月26日(土)~8月24日(日)
場所
高槻市立服部図書館 1階 多目的室


ポスターはこちら
芥川の生きものたちポスター

コーナー展示「寒天のふるさと 高槻」を常設展へ

NHKのドラマ、木曜時代劇「銀二貫」の放送に合わせて行ったコーナー展示を、インターン生と一緒に常設のパネルと合体させて展示しました。
展示風景はこちら

ドラマ「銀二貫」は小説をドラマ化したもので、大坂天満の寒天問屋のお話です。寒天にまつわる重要人物として、「島上郡・原村」の「宮田半兵衛」という人が登場します。
 この「原村」こそ高槻市原。宮田半兵衛は実在の人物で、寒天づくりを産業化させ、冬場の重要産業として発展された英雄として、宮之川原の「聞力寺」に石碑があります。寒天は高槻の伝統産業として指定されており、南平台のまんぷくカフェでは地元で生産された寒天料理を食べることができます。

 展示では、宮田半兵衛が寒天を高槻にもたらしたエピソード、寒天の材料となる海藻などを展示しています。スタッフに声をかけてもらえれば、高槻市の広報ビデオ「ふるさと高槻 寒天づくり」をご覧になることもできます。現在では寒天を作っている工場は1軒だけとなっていますが、高槻の地元で作られた寒天を食べながら、江戸時代の寒天づくりの物語を楽しんではいかがでしょうか。


ちなみに、
寒天は海藻からできるので、ほとんどが食物繊維(アガロース、アミロペクチン)で、少量のミネラルやビタミンがあり、健康食品です。同じようにみえるゼラチンは動物由来のタンパク質(コラーゲン)なので、まったく成分が違います。

ハグロトンボしらべ隊 第6回調査

昨夜大雨がふり、川が増水していたので川には入らず、川原で調査しました。最初に水道橋近くで捕りましたが、川原には全然いませんでした。川が増水していたので、土手のほうに避難していました。とんぼ池にも全然いませんでした。西之川原橋の下にはいました。西之川原橋上流の植え込みには、いつもはいるのに今日はいませんでした。用水路にはメスの子どもが多かったです。用水路や木陰にいました。午後から、び水路の上を多く飛んでいました。また、西之川原橋上流のセンダンの木の下にたくさんいました。
天気予報が雨だったので、参加者は18名と少なめでした。

ハグロトンボしらべ
川原で採集

結果報告
結果報告

インターン生と寒天展を作り直しました

今日は岩手大学からのインターン生O君がやってきました。午前中は館内案内、午後は魚みちを見学など。夕方ぐらいから、何か作業したいよね、と展示更新。NHKドラマ「銀二貫」にあわせて展示していたミニ展示「高槻は寒天のふるさと」を、常設展の寒天の解説と合体させました。内容はできあがってるから貼りかえるだけ、と思ったのに、予想以上に苦戦。でもいい感じに仕上がりました。
3階のなまずの池の横に展示しているので、ぜひご覧ください。寒天づくりのビデオもあります。

インターン生  寒天常設展

唐辛子...

ショウジョウトンボ

【生物名】ショウジョウトンボ(トンボ科)
【撮影日】平成26年8月11日
【撮影場所】トンボの池
【コメント】 ♪ 唐辛子、羽根を付けたら赤トンボ ♪あの歌はコレだったのですね!
【投稿者】Yachoo PP
【学芸員からのコメント】オスはほんとに真っ赤です。でも赤とんぼの仲間ではなく、シオカラトンボなんかに近い仲間です。

DNA鑑定を...?

ゴイサギ成鳥

ゴイサギ亜成鳥

【生物名】ゴイサギ(サギ科)(上が成鳥、下が亜成鳥)
【撮影日】平成26年8月17日
【撮影場所】門前橋
【コメント】親は青黒い背中に赤い目、全然似てないですね!
【投稿者】Yachoo PP
【学芸員からのコメント】鳥の巣立ち1年目は親と違う模様のものが多いですが、ゴイサギはかなりはっきり違いますね。

前の10件 87  88  89  90  91  92  93  94  95  96  97