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自然観察会「秋の虫」

鳴く虫たちの体のつくり(どこで音をだして、どこで聞くのか)や鳴くのはコミュニケーションのためとか、コウロギとキリギリスの体のちがいとか、イラガの幼虫に刺されたらとんでもなく痛いとか、虫たちについての知識を簡単に分かりやすく解説してもらいました。カエルやカナヘビたちも出てきて楽しい観察会でした。

コオギロなどの解説
コオロギなどの解説

なにがとれたかな?
なにがとれたかな?

みんな分かれて虫さがし!
みんな分かれて虫さがし!

ショウジョウトンボ
ショウジョウトンボもいました

日時
2014年9月28日(日) 午後1時~3時
場所
芥川緑地(あくあぴあ4池前~とんぼ池付近)
講師
稲本 雄太 氏 (大阪市立自然史博物館 友の会評議員)
参加者
16名
持ち物
虫取り網、虫かごなど採集道具、帽子、歩きやすい靴・服で

行くぞ!

チョウゲンボウ

【生物名】チョウゲンボウ(ハヤブサ科)
【撮影日】平成26年9月18日
【撮影場所】西之川原
【コメント】沢山のスズメやキジバトの中に混じってました。別に怖がられてる様子はなかったデス。
【投稿者】Yachoo PP
【学芸員からのコメント】スズメなどの小鳥を食べる鳥なので、ふつうは恐れられるんですけど。不思議です。

ファミリー

カイツブリ

【生物名】カイツブリ(カイツブリ科)
【撮影日】平成26年9月8日
【撮影場所】今城塚古墳
【コメント】親は交代で子守と餌運び、忙しい~!
【投稿者】Yachoo PP
【学芸員からのコメント】今城塚の古墳の堀は人工的に作られたものなので、ちゃんとエサがとれるのか心配でしたが、大丈夫そうですね。

家守り

ヤモリ

【生物名】ヤモリ(ヤモリ科)
【撮影日】平成26年9月7日
【撮影場所】名神町
【コメント】門燈に寄って来る虫を待ってる様です。
【投稿者】Yachoo PP
【学芸員からのコメント】家の壁にいるからヤモリ(家守)、井戸の中にいるからイモリ(井守)。ヤモリは爬虫類で乾いたところにいて、イモリは両生類で水辺にいます。昔の人はうまい名前をつけたもんです。

つくづく惜しい~

ツクツクボウシ

【生物名】ツクツクボウシ(セミ科)
【撮影日】平成26年9月3日
【撮影場所】今城塚古墳
【コメント】暑かった夏もようやく終わり!個人的にはそれ程惜しいとは思わないけど...
【投稿者】Yachoo PP
【学芸員からのコメント】私も冬好きなのでやっと涼しくなってうれしいです。次は秋の昆虫が見られますね。

グラデーション

ショウジョウトンボ

【生物名】ショウジョウトンボ(トンボ科)
【撮影日】平成26年9月2日
【撮影場所】今城塚古墳
【コメント】羽根のオレンジ色のグラデーションがきれいですネ。
【投稿者】Yachoo PP
【学芸員からのコメント】まだ若いショウジョウトンボのオスです。これから成熟して真っ赤になっていきます。

中学生職場体験の報告ポスター

あくあぴあでは中学生の職場体験学習を受け入れています。中学生でもできる仕事があまりないので、月2校、各3名と、人数を限定させてもらっていますが、そのぶんみっちりと仕事をしてもらっています。仕事の内容はいろいろあり、生き物の餌やり、機械の点検、水槽の掃除、川の調査、事務仕事の手伝いなどなど。あくあぴあの館内の案内や、どんな人がどんな仕事をしているか、という説明もします。仕事の体験学習なので、どういうお金の流れで給料をもらっているか、ということも説明します。最後に自分たちで、体験した内容や感想をポスターに仕上げれば終了。ポスターは2階に掲示しているので、みなさんもぜひご覧ください。

職場体験ポスター
6校分を貼っています。
新しいポスターができると、一番古いものと入れ替えます。

3中  4中
3中は女子2人男子1人、4中は男子2人でした。
ポスターのデザインに表れています。


今日は市民環境大学の講座でした

今日はたかつき市民環境大学の講座でした。お題は「植物入門」。植物って最も身近なのに、一番入門が難しい生物だと思います。いっぱいありすぎて名前がわからない。図鑑読んでも書いてあることがさっぱりわからない。どこから手をつけていいかわからない・・・。
楽しむだけなら個人個人に楽しんでもらえればいいと思います。「入門」して勉強するのであれば、図鑑を読むということと、図鑑と見比べるためには植物そのものをよく見る、ということを知ってもらうことが第1歩ではないかと思います。午後は田んぼに水草を見に行きました。やっぱり観察会は楽しいです。10㎝にもみたない、小さな水草たちが満開でした。
田んぼの水草


トチカガミが満開です

トチカガミは大阪府レッドリストで絶滅危惧Ⅰ類に指定されている水草です。カエルが上に乗っかったら似合いそうな丸い葉っぱが水面に浮き、白いきれいな花を咲かせます。葉っぱの裏には浮き袋がついていて、裏返らないようになっています。

あくあぴあでは、津之江公園の自然再生工事の前に救出したトチカガミを預かっています。以前は4階の池で育てていたのですが、いつの間にか2階の池に移動しました。植物ってけっこう動きます。今、2階の池で満開を迎えています。目立たない植物ですが、ご来館の際にはぜひご覧ください。

トチカガミ

講座「キノコってどんな生きもの?」

 キノコは動物でも植物でもなく「菌類」です。胞子で増えます。シイタケやシメジでは、傘の裏のヒダから胞子をだします。胞子は発芽して菌糸を伸ばします。他の菌糸と出会って合体したらキノコを作ります。だから、キノコは菌の体の一部で、キノコという生きものではありません。
 今日は顕微鏡で胞子と担子を観察しました。ゴマ粒みたいな胞子と風船のような担子が見れました。

お話
まずはキノコのお話をききます

使い方説明
顕微鏡の使い方を聞きます

プレパラートづくり
キノコのヒダを1枚とって、顕微鏡で見るために、プレパラートを作ります
スライドガラスの上に見たいものを載せて水か染色液を入れ、カバーガラスをかけます

観察
自分でつくったプレパラートを観察
胞子と担子が見えました

日時
2014年9月13日(土) 午後1時30分~3時00分
場所
あくあぴあ芥川 3階 多目的ホール
講師
森下 奈津子 氏 (日本菌学会・関西菌類談話会会員)
参加者
18名
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