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うれしいアンケートの声

現在開催中の企画展「高槻の街路樹」では、展示を見た方へアンケートのご協力をお願いしています。
先日そのアンケートで、お客様からのうれしい声をいただいたので、紹介します。


●展示を見て、誰かに伝えたい、おしえてあげたいと思った内容はありましたか?
→あった。
落葉で栞を作って、本を貸借する時に挟むのですが、一筆添え書きする時、企画展で戴いた「街路樹マップ」で、どこで見つけて何という木かをお知らせしてあげられるので、これから楽しみです。ありがとうございました。

●企画展の中で特に印象に残ったもの・コーナーはどこですか?
→木にやってくる鳥が見分けられるようになってうれしかったです。
街路樹の名前を「通り」の名前にしている我が町・高槻はとっても素敵です(例えば、けやき通り、など)

●企画展を見て、初めて知ったことがあれば教えてください。
→我が家のナンテンの木に集団でやってきて「アッ」という間もないうちに赤い実を全部食べていった鳥が「ヒレンジャク」という名だと知り、今度庭にやって来たら「コラーッ、ヒレンジャク」と言ってやろうと待っています。腹立ちから楽しみになって、あくあぴあのおかげです。ありがとうございました。

●今後、企画展への要望がありましたら教えてください。 →時に思いがけない事を知ることができるのは、とてもうれしい事です。何の企画でも見に行きますので、これからもいろいろ企画してください。「モズのはやにえ」展もとてもよかったです。

●あくあぴあへのご意見・感想などありましたらお願いします。 →いつも色々な催しを企画され、年中を通して楽しませていただいております。春の桜から5月のジャズストリート、おまけに無料なので感謝のきもちでいっぱいです。利用者としては100%の満足度です。ありがとうございました。

このようなお客様からの声を聞き、スタッフ一同元気になりました!
ありがとうございました。

あくあぴあ ブカツ プロジェクト

あくあぴあではいくつかの調査や活動をみなさんと一緒に行ってきました。どんな活動があるのか、どうやったら参加できるのかがわかりにくいので、全部をブカツ(部活動)として位置づければもっとみなさんに参加していただけるんじゃないか、という試みです。現在9つの部があります。みなさんも参加してみませんか?

あくぴ・くらぶ あくあぴあのファンクラブ。年に4回程度あくあぴあからニュースレターが届きます。

おてつだい隊 あくあぴあで突発する仕事のお手伝い(池掃除やジャズスト、標本整理など)。

ハグロトンボしらべ隊  ハグロトンボのマーキング調査。6~10月の毎月2回。

芥川 鳥類調査隊 高田学芸員の芥川の定例鳥調査(ルートセンサス)に同行。月1回。

芥川おそうじ部 あくあぴあ周辺の芥川でごみ拾いをしています。たかつき環境市民会議水環境保全グループのメンバーが中心となり、毎月第3火曜日の午前中実施。

鳥剥団(とりむきだん) 鳥やほ乳類などを解剖して標本にします。(現在会員の公募はしていません。詳しくは高田主任学芸員まで)

チーム・ボンドガール トラップで採集した微小な昆虫(主にハチ)を標本にします。

芥川 たのしみ隊 芥川で澪筋(みおすじ)を作ったり、水草を駆除するなどの川づくりの活動をしています。NPO法人芥川倶楽部が中心となった活動です。

芥川緑地クラブ 芥川緑地の林を整備し、遊歩道作りを目的にしています。


活動報告や次回活動予定などは3階事務所前の手すりに掲示します。
ブカツのパネル
9つの部の様子がわかるようになっています。

それぞれの部
それぞれの部にお知らせボードがあります。

詳しくは館内掲示ポスターをご覧ください。入部に際しては、事務所までお問合せください。
みなさんの参加をお待ちしております。

JICA課題別研修「博物館とコミュニティ開発」

今日は、2016年度JICA課題別研修「博物館とコミュニティ開発」 個別研修「地域歴史博物館の運営」プログラム に協力しました。

難しそうなタイトルですが、世界各地の博物館のための JICA(国際協力機構)の博物館研修です。今日はJICAの世話人(?)の吹田市立博物館からの依頼で、エジプト、ヨルダン、メキシコ、ペルー、サモアからの5人の博物館学芸員にあくあぴあを紹介しました。

館内見学
午前は館内案内


ワークショップ体験

午後から子どもワークショップの紹介
子どもの気分になって、とっても楽しんでもらえました。


ディスカッション

あくあぴあの経営と、地域とのつながりを紹介。
その後ディスカッション

ディスカッションではボランティアは何人ぐらいいてどういう組織立てなのか、とか、
その費用はどう工面しているのか、とか、経営に係わる話になりました。
子どもワークショップについては自国に持ち帰りたい工夫や理念があったとのこと。

スタッフ持ち寄りのお菓子やお茶に興味津々。
なりきりマントや館内クイズで自撮りをしたり、大盛り上がり。
1日楽しく、新しい発見もあったようです。


みんなで写真

みんなで記念写真


あくあぴあが国際協力でき、参考になる博物館になったということが、
NPO芥川倶楽部NPO大阪自然史センターが運営するようになってからの成果であり、
世界の役に立ってるんだなぁと実感できる幸せな瞬間です。

池掃除をしました

今日はコイの池の掃除をしました。ボランティアのみなさんと、高槻市職員の総勢17名に手伝っていただきました。

池掃除
汚れた水とゴミを捨てて洗います。

コイを移動
きれいになったほうにコイを移動させます。

ほぼ完成
今日はとても作業が早く進み、昼過ぎには綺麗になりました。

コイを戻す
水を張った大きいほうにコイを戻します。

きれいになった
透明な水にコイが泳ぐのが見えるようになりました。お手伝いいただいたみなさん、ありがとうございました。

今日の部活「チーム・ボンドガール」

今日は「チーム・ボンドガール」の活動日でした。長田高校生物部から4人の参加があり、13名の大所帯での活動となりました。いつもどおり、宮城県南三陸町に設置したマレーゼトラップで採集された昆虫類のソーティング(種類ごとに分ける作業)、分けられたハチや甲虫のマウント(針に固定する)、ラベル付け、などを行いました。

ボンドガール活動風景
部長が高校生に、どうやって生き物の名前を調べるのか、の説明をしています。
名前がついている全ての生き物には「タイプ標本」という標本があり、その標本を説明した論文があります。
その1種ごとの特徴を書いた論文や図鑑の特徴と、手元にある昆虫の特徴が合致していれば、
昆虫の名前がわかります。


標本のハチ

中央にある小さなハチを見て部長が大興奮!
このハチは日本で3例目だそうです。
当然、宮城県初記録。
2mmぐらいの小さなハチなので、誰も気づいてないだけで本当はどこにでもいるのかも・・・。

チーム・ボンドガールでは部員を募集しています。
微小昆虫(主にハチ)の標本を作ってみたい方は、
あくあぴあ3階事務所、主任学芸員高田までお問い合わせください。

【10月25日~11月7日】駅地下ギャラリーに出張展示!

今日はJR南側の地下1階通路の駅地下ギャラリーに出張展示「それ、思い込みですよ!」を展示してきました。カラスは悪者?芥川って魚減ってる?など、みなさんが思い込んでいそうなテーマを解説する展示です。


展示状況

展示時間が1時間しかないので急ピッチで貼り付けます。
こんな展示ができました。
11月7日までなので、お買い物のついでにでもぜひご覧ください。

ブース1  ブース2

ブース3  ブース4


セミ展の一部を常設にしました

大好評だった「高槻のセミ・大集合」で展示していたセミの鳴き声パネルとマントを常設展に移しました。これでいつでも楽しんでいただけます。


20161021semi1.jpg

セミの声はあくあぴあ周りにいる3種、ニイニイゼミ、アブラゼミ、クマゼミを、1階の昆虫標本のところに出しました。


20161021semi2.jpg

マントは3階のキッズコーナーに仲間入りしました。止まり木はないですが、これからも楽しんでください。

高槻の街路樹展 づくり

今週土曜日、10月1日から始まる企画展「高槻の街路樹」の準備が着々と行われています。大きな博物館では展示は業者さんが作るのですばらしく美しいですが、あくあぴあではスタッフがすべて手作りしています。その様子は家内工業のよう・・・。展示業者さんからこっそり技を教えてもらい、少しずつグレードアップしています。どんな展示ができるか、土曜日までのお楽しみ。

展示作成中

あくあぴあの会議風景

あくあぴあでは月1回、第2火曜日にスタッフミーティングとして事務所に詰めているスタッフを対象とした会議をしています。内容は、行事の内容と進捗と予定、予算進捗、壊れた機器の修繕の状況、懸案事項などなど。

これ以外に、2か月に1回、第3火曜日の夜に運営委員会として、年次雇用職員と両NPO理事のあくあぴあ担当からなる委員会を行っています。市の指定管理者として、NPO芥川倶楽部と認定NPO大阪自然史センターとで運営しているので、現場スタッフだけでなく、両理事会にも合意を計らなければなりません。

そして、今日は特に急ぐ重要な案件のために、現場スタッフを臨時招集しての会議を行いました。あくあぴあのスタッフはお母さんが多いので、突然来てほしいといっても保育園の予約とか、家族の都合とかがつかないので、この日は「子ども連れでもOK」という条件で会議に出てもらいました。

会議風景

会議風景

おかあさんが4人、うち1人は妊婦さん。
大きい子たちはお母さんが会議をしている間に展示室を見て、緑地で走り回って、疲れたらビデオを見て、あくあぴあを満喫。小さい子はスタッフの家族と展示室を見たり、お母さんの背中で寝たり。会議の内容はわからないなりにもスタッフと目を合わせたり笑い合ったり。子どもがいるからといって会議が中断されることもなく、むしろ和んだ雰囲気に。

事務所
会議の後は事務所や展示の片づけを手伝ったり、お母さんの仕事が終わるのを待つ間にいろいろ仕事をしてもらいました。

あくあぴあは乳幼児~就学児のためのおはなし会や子どもワークショップ、自然工作教室などに取り組んでいます。もちろんスタッフの産育休にもみんなで協力しています。子育て世代には様々な悩みがありますが、少なくとも職場が悩みの種にならないよう、試行錯誤しながら働きやすい職場環境を目指しています。世の中の職場がもっと子育て世代にとって働きやすい環境になることを願っています。

次の企画展の準備中

10月1日からの企画展は「高槻の街路樹」。次々と企画展が変わるので、準備はなかなかに忙しいです。大阪府とたかつき環境市民会議の協力を得て、市内の街路樹マップの下図ができました。これをベースに標本とか写真とか、いろいろ集めはじめます。ちなみに、高槻市で一番本数が多いのはケヤキ。全国だとイチョウだそうです。

街路樹マップ


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