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ハグロトンボが羽化しました

6月7日のハグロトンボしらべ隊の調査会で、ハグロトンボの終齢幼虫を3匹採集したので、ミュージアムショップの机の上で飼育していました。
そして、今朝出勤してみると一匹が羽化していました!!元気な女の子でした。(なんだかお産みたい。。)
もう一匹も羽化を始めていましたが、途中で力尽きてしまい残念ながら成虫にはなれませんでした。羽化するのは本当に命がけです。
成虫になった個体はマーキングして放す予定です。
もう一匹のヤゴは無事に成虫になれますように!
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新しい本が入りました

新しい図鑑や絵本が入りましたので、本棚を整理しました。図書館から借りている本もあるので、生き物関係の本はとてもたくさんあります。図鑑はかなりマニアックなものもあります。魚関係よりも、むしろ昆虫関係が多いかな。図書館の検索とはリンクしていないし、貸出もできず、ご不便をおかけしますが、調べものには学芸員が協力できるので、生き物の不思議を見つけたら調べにきてください。

本棚  本棚

豚の左腕

豚の左腕

鍋で何を焚いているかというと・・・。
ブタの左腕です。常連さんが「ブタの生ハム用を食べた残りのホネっている?」と言うので、喜んでいただきました。なかなかブタのホネ丸ごとって手に入らないんです。鍋で焚いてクリーニング中です。手前の三角のホネが肩甲骨、奥の細長いホネが橈尺骨です。

クリーニングってどうするかというと、肉をそぎ落として鍋で焚きます。ようするに、カスカスのダシ殻を作ります。豚骨スープをとったあとのホネよりも、もっともっとダシ殻にします。最終的には水に浸けて、屋外で半年ほど寝かせようかと思っています。

脂が抜けて、きれいな白いホネになったらワークショップや講座で使います。野生のイノシシのホネはあるんですが、子どもたちにとってはもっと身近な生き物のほうが理解しやすいんじゃないかと思うので、ブタはとてもありがたかったです。ちなみに、ホネ付丸ごとの生ハムは6万円だったそうです。

たまごかけごはん、どうやって食べる?アンケート結果発表!

2月28日(土)~5月31日(日)まで開催していた企画展「とりのたまご」。
その展示の中に「たまごかけごはん、どうやって食べる?」というアンケートコーナーがありました。
アンケートの集計結果が出たので発表します!!
回答数:852名

【4位】
黄身だけとりだしてごはんとまぜる。白身は別の料理に使う 79票
黄身だけとりだす.jpg

【3位】
食べない 158票
食べない

【2位】
たまごをごはんの上に割ってしょうゆをたらし、ごはんと混ぜる 251票
たまごそのままごはんへ

【1位】
たまごを溶いてしょうゆとまぜたものを、ごはんにかける 305票
たまごとしょうゆまぜる

【それ以外の食べ方】
それ以外

・黄身だけで、ウスターソース・ねぎを混ぜて食べる
・まずごはんと白身を混ぜてから黄身を入れて混ぜる
・黄身だけに納豆とごま油・塩をふりねぎを入れて食べる
・納豆にニラを混ぜて食べる
・たまごをレンジでチンしてからごはんにかける。白身がブニブニしなくて美味
・たまごはごはんの上にのせて、納豆を混ぜてねぎをのせてかき混ぜる
・納豆、ねぎ、(じゃこ)をごはんに混ぜる ちょーうまー
・レンジで1分くらいしてチーズをのせる
・たまごを飲んでからごはんを食べる
・しょうゆをかけて食べる
・たまごきみばかり食べる
・やいてからだとおいしい
・納豆、たまごをまぜる
・たまごにたまごを入れて食べる。でもこれは、ただのたまご

いろいろな食べ方がでてきましたね。
なんだか、たまごかけごはんが食べたくなってきました。

投票してくださったみなさん、ありがとうございました!

モリアオガエルの季節

今はモリアオガエルの産卵シーズン。山の中の水たまりやため池、田んぼの上の木に泡の卵がぶら下がっています。モリアオガエルはけっこうたくさんいるので、卵は慣れれば簡単に見つかります。ハイキングに行ったら探してみてください。残念ながら、あくあぴあのカエル観察会は残念ながら定員に達して受付を終了しました。

その代りというわけではありませんが、あくあぴあ2階では卵ではなくカエルのほうを見ることができます。高槻市のモリアオガエルは保護動物なので、個人で捕まえてきて飼うことはできませんが、あくあぴあでは捕獲許可を取って、オスとメスの2匹を飼育しています。メスのほうが断然大きいです。水槽の上のほうや、水入れの下など、見にくいところにへばりついているので、探してみてください。

モリアオガエル

職場体験

昨日、今日は高槻第八中学校の3人が職場体験学習を行いました。昨日は館内を見学後、魚のえさやり、大水槽の清掃。今日はえさやりの後、展示に使うアメンボとり、午後はピロティーの植木の植え替えを行いました。明日は第三中学校の2人が来る予定です

職場体験

注)あくあぴあでは中学校の職場体験は、1月当たり2校まで、1校につき3名まで、先着順、と規定しています。

鳥の剥製展示をマイナーチェンジ

あくあぴあ1階の展示室にはたくさんの鳥のはく製が展示されています。小鳥の展示ケースは一応分類順に並んでいたのですが、ネットに鳥が吊られているのは美しくないなぁ、、ちょっとだけジオラマっぽくしてみよう、ということになりました。

鳥展示ケース
これがbefore。グレーの背景とネットがあり、はく製が吊られています。

背景
絵の上手なKさんに背景絵を作ってもらいました。

背景入れてみた
グレーの背景の手前に絵を入れてみたのですが、
黒いネットが邪魔で絵がよく見えません。

剥製の土台交換
黒いネットを外してみることにしました。
そのためには、はく製に土台をつける必要があります。
全部の鳥を出して、土台の付け替えをしました。

完成
完成。
写真ではわかりにくいと思うので、実際に見に来てみてください。

背景を描くのに時間がかかるので、あと2つはそのうちに変えます。
お楽しみに。


ゴリ押し漁のカゴを展示しました

「ゴリ押し」って知ってますか?ゴリとは関西ではヨシノボリの仲間のことです。京都や滋賀では昔からゴリをとって佃煮やから揚げ、赤だしなどで食べていました。私も子どものころは、好き嫌いの激しい兄のために祖母が時々佃煮を作ってくれたのか、買ってきてくれたのか、食べさせてもらっていました。水質の悪化などで食べられなくなり、今ではごく一部の料亭などでしか食べられていないようですが、とてもおいしい魚です。

そのゴリを採る漁法が「ゴリ押し」です。ヨシノボリ類は浅い川の底に吸盤でぺたっとくっついているので、竹のカゴを川底をこするように、上流にむかってゴリゴリと押していくと、ヨシノボリがぴょんぴょんと飛び込んでくる、というもの。ハカセの部屋にカゴを展示しましたので、ご覧ください。

ハカセの部屋  ゴリ押しのカゴ

ちなみに、無理に物事を進める「ごり押し」という言葉は、この漁法が語源とのことです。

【5月30日(土)】自然観察会「ヒメボタルを探そう」抽選中!

5月30日(土)自然観察会「ヒメボタルを探そう」に、たくさんのご応募ありがとうございました。
ただいま、厳選なる抽選をしております,
本日、発送します。
結果をお待ちくださいね。

抽選中

大サービス

オオルリ

【生物名】オオルリ♀(ヒタキ科)
【撮影日】平成27年4月25日
【撮影場所】白滝小屋
【コメント】そばに降りて来て、大きな声でピーィチュイチュイと鳴きました。
【投稿者】Yachoo PP
【学芸員からのコメント】メスもさえずりみたいなことをするんですね。知らなかった。


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