インターン生と寒天展を作り直しました
スズメの胃内容物調査
あくあぴあにはいろいろな標本があります。みなさんが拾い集めてくれた鳥の死体も立派な標本になっています。展示室に飾られているだけでなく、収蔵庫にたくさん保存されています。
今日は中学生が、「胃の内容をしらべたい」とやってきました。彼女は小学校のころからずっと鳥の調査をしていて、ちゃんとテーマを持って研究し、発表しています。昨年は「スズメの食べているものが季節によって違うのでは?」ということをテーマに、糞を洗い、出てきたものを調査していました。あくあぴあの収蔵庫に19点あったスズメの内臓の液浸(アルコール漬け)標本を使ってもらいました。ビンから取り出したスズメの内臓の筋胃を開けて、中のものをチェックすること1日。消化のために食べている砂つぶや、植物の種子、昆虫のかけらなどがでてきました。どんな結果にまとまるか、とても楽しみです。それ以上に、見た目に全く美しくない内臓の液浸標本が、ちゃんと研究の役に立つということが、ものすごくうれしいです。
服部図書館の企画展「芥川の生きもの・・・」完成!
高槻市に3博物館ができました
高槻市に3つの博物館ができました。といっても新しくできたわけではありません。高槻市立しろあと歴史館、高槻市立今城塚古代歴史館は「登録博物館」に、あくあぴあは「博物館相当施設」になりました。
ちょっとややこしい話ですが、博物館というのは「登録博物館」「博物館相当施設」「博物館類似施設」の3つの区分があり、登録博物館と博物館相当施設は都道府県の教育委員会に申請を出して認めてもらう、という手続きが必要です。しろあと歴史館と今城塚古代歴史館は昨年度、あくあぴあは今年度にそれぞれ指定されました。
じゃぁ今までと何が変わるの?と言われても、位置づけや運営の基盤は変わるのですが、利用されるみなさんにとってはそれほど変わらないと思います。
それはともかく、博物館になったお祝いに、宝くじのウチワの裏面に3館のアピールをしてもらえることになりました。あくあぴあでは3階で配っているので、暑い夏をこのウチワで乗り切ってください。
教員のための講座
今日は大阪府教育センターが主催する教員のための講座を行いました。参加された先生方は小中学校で理科の指導を行う「コアサイエンスティーチャー」たちです。
午前中は館内の展示をピックアップ性でくわしく解説。現在行っている企画展「高槻の生物多様性」をみながら、「生物はつながっている」「生物はつながっているので、一揃いがそろっていないと生きていけない」「人は自然を感じて文化を作るので、日本には季節ごとの和菓子や茶室のしつらえがあるが、一年中暑い熱帯地方ではこうはならない」というような説明をしました。そのほか、魚のこと、動物のホネのこと、外来種のことなどなど。
午後は川へ魚とりに行きました。実際に生徒をつれての観察会を主催する先生たちなので、単に魚をとるだけでなく、安全管理のことなども聞いてもらいました。
先生たちの意見をゆっくり聞ける機会なので、あくぴのスタッフも勉強になりました。
JCOMのロケ隊が来ました!
「おちゃのこ Sai Sai」という、京阪神と和歌山エリアの350万世帯に配信されている番組です。
本当は、芥川にも行って、川の楽しさを体験してもらいたかったのですが、 あいにくの雨で館内のみの撮影に。
お笑い芸人のインディアンスさんといっしょに館内を見て回り、あくあぴあを楽しんでもらいました。
放送は7月22日(火)、夕方4時~(再放送 夜8時28分~)
なんでも7月21日~24日は高槻特集だとか。
この週は、高槻北部のお楽しみスポットが日替わりで放送されるそうですよ!
ぜひぜひ、ご覧になってくださいね!