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2階の池にカルガモカップルが来ました

最近、あくあぴあの4つの池のうち、2階と4階の池にカルガモのカップルが来るようになりました。春になり、巣の場所を探しているのでしょうか。あくあぴあの池はそんなに条件はよくないと思いますが、巣ができたらと、楽しみです。

カルガモ


実はカルガモの結婚生活は短く、メスが卵を抱きはじめたらオスはもう手伝いません。この時点で離婚成立。子育てはメスだけで行います。子どもは夏の終わりごろには独り立ち。そして次の冬には子育てが終わった親たちも、それぞれ婚活します。いくら子育て期間が半年でも、毎年婚活して新居探しをするのは大変そうですね。

小学校用貸出キットあります!

 4月に入って今日が初めての開館日です。さっそく小学校の遠足の申し込みがたくさん入りました。

 さて、あくあぴあでは一昨年から学校への貸し出しキットの作成をしています。今までは試験的に借りていただき、使い勝手を教えてもらいながら改良してきました。今後の学習にぜひお役にたてていただきたいので、宣伝します。

貸出キット 川
こちらは芥川の流れと風景の写真パネルです。5年生で川の流れと水のはたらきを習うので、それに合わせて作りました。上流の風景と、中流の風景の比較ができます。石の大きさや形、景色なども変わります。
増水の前後の写真もあるので、土砂の運搬の様子がよくわかります。防災の話にも発展させられると思います。

貸出キット 鳥のくちばし
こちらは鳥のくちばしと食べ物の写真とイラスト、本物の鳥の大きさがわかるタペストリー、鶏の頭の骨がセットになっています。1年生の国語で「鳥のくちばし」を習うので、その補助として使っていただければと思います。いろいろな形のくちばしを使って、鳥はどんなものを食べるのか、というお話から、さまざまに発展させることができます。6年生で生物と環境を習う時にも利用していただけると思います。


利用料は無料。
あくあぴあまで取に来ていただける学校とさせていただきます。
くわしくはあくあぴあまで直接お問い合わせください。

池掃除しました

11月30日。4F ピロティー側(駐車場側)の池掃除を、たくさんのボランティアの皆様に参加していただき、総勢27 名で一日がかりで実施しました。前日に池の高い部分すれすれまで水位を落しておいたので、今日は、高い部分を清掃しながら池の排水を行いました。11 月末なので寒さが心配でしたが、穏やかな天気で防寒具を着ていると汗ばんできます。
今回は新兵器「高圧洗浄機」も登場です。金網ブラシだけでは清掃しきれない場所の洗浄に有効でした。しかし、主力はやはり金網ブラシです。
ブラシでこする

コイを移動させる場所を洗います。この部分は、余水吐けを新しく設置(1か月前)したときに一度掃除したので底のヘドロは夏よりもましでした。実は8 月14 日の豪雨で余水吐けの能力が不足して館内に漏水したのです。
コイを移動させる池に水が溜まるまでランチタイム。反対側の池はポンプで排水中。寒い時期なので、「おいしい弁当」と、「温かいみそ汁」をみなさんに配りました。
水が溜まったらコイを移動させます。池掃除は大変ですが、これが参加者の楽しみです。
コイ移動

たくさんのモツゴも救出しました。誰が入れたか、またしても大きなナマズが入っていました。寄生虫が付いていないか?飼育室で隔離して保護観察。
ナマズ

後は、ポンプをフル稼働させて排水しながら池掃除を行います。いつも池に水が溜まるまで、狭い所に入れられたコイが跳ねて外へ飛び出してしまいます。今回は飛び出し防止のためネットを張りました。
ネット

最後は4F ピロティ―で休憩して、PM3時頃に解散です。
PM5時頃、ようやく池の半分くらいまで水が溜まったのでコイを戻しました。この後、飼育水をためるポンプが動かなくなるトラブルがあり、池の水を張るのに2日かかりましたが、久しぶりに池底が見えるようになりました。コイが丸見えすぎてちょっと寒そうです。
お手伝いいただきました皆様、寒い中ありがとうございました。

新しい仲間がふえました

イノシシ
1階の展示ケースにイノシシのウリ坊が仲間入りしました。道路脇の雨水升にはまって、這い上がれずに溺死したのちのAさんによって発見されました。かわいそうですが、死んでしまったものは仕方ありません。こういう個体を採集して標本として保存することは、生きものが、いつ、どこで、どうやって生きていたのか、という大切な記録でもあり、野生では絶対に見せてくれない細部をみなさんに見ていただける貴重な展示物となります。今日からウリ坊くんは第二の人生(イノシシ生?)をスタートさせました。

モクズガニ
こちらはモクズガニ。芥川大橋の下でUさんが採集されました。2階の水槽に仲間入りです。ハサミにはえているフワフワが特長です。「モズクガニ」ではないのでご注意を。すごく美味しいカニなのですが、みなさんに見ていただくために食欲を我慢して展示しました。
海と川を行き来するカニで、卵を産むのは海。プランクトン時代を海で過ごし、小さなカニになって川へ上ってきて、大きくなったら産卵のために海へと帰るっていきます。

市役所前の怪鳥

ねぐら入り

高槻市役所の前のケヤキ並木に夕方にギャーギャーと騒がしく集まってくるたくさんの鳥を見たことありませんか?その正体はムクドリ。

ムクドリ

夏の初めから秋の終わりぐらいまで、ムクドリは集団をつくって寝ます。これを「集団ねぐら」といいます。ここのケヤキ並木はスズメも一緒に寝ています。初めはスズメだけのねぐらで、ムクドリは芥川公園(南芥川町)をねぐらにしていました。ねぐらにしていた木が選定されたのをきっかけに、一部が市役所前に移動してきて、スズメと一緒に寝ています。

ムクドリは「ねぐら前採餌」といって夕方まだ明るいうちに晩御飯を食べます。そのあと川などで水浴びをして、人通りの多い街路樹などで寝ます。市役所前のムクドリは、日本たばこ産業株式会社(JT)医薬総合研究所の敷地内の芝生で虫などを食べ、芥川で水浴びし、市役所周辺に集まったあと、いっせいにケヤキ並木に飛び込んできて寝ます。鳥にとっても「メシ、風呂、寝る」の3つが揃っていることが大事なようです。

ミズヒマワリ パトロール報告

天気予報どおり、抜けるような青空で朝から猛暑日。両岸から双眼鏡でミズヒマワリを探しながら歩きました。前回と違い、たくさんのミズヒマワリを確認。ここにも!そこにも!という状態です。地図に位置を描きながら進みました。このデータをもとに、駆除の計画会議を開きます。

日時:2012年7月30日10~12時

チーム編成:
 Aチーム:城西橋~次郎四郎橋:5名
 Bチーム:鷺打橋~次郎四郎橋:5名

内容:両岸から双眼鏡でミズヒマワリを探し、地図上に記録。

結果:
 *城西橋から下流は河川の水際を中心に、ミズヒマワリの群生とスポット繁殖が確認出来ました。群生とスポット繁殖箇所は約100箇所以上であります。特に次郎四郎橋下流域に多く群生していました。

 *津之江公園も5箇所に数株の繁殖を確認出来ました。

 *鷺打橋下流は水深も深く除草作業はボランティアでは難しいと思われました。

次回の駆除活動については、今日の成果を踏まえて検討していきます。今回もミズヒマワリを見分ける能力が必要だったので、少数精鋭部隊で行いましたが、次回からは除去作業なので人手が必要です。みなさまのご参加をお待ちしております。

パトロール
双眼鏡でミズヒマワリを探します


ミズヒマワリ
ミズヒマワリを発見

あくあぴあ前の魚みちメンテしました

 茨木土木事務所・大阪府少年サポートセンター・あくあぴあ芥川合同で、~芥川の清掃と生きもの観察~を7月25日に実施しました。内容は、芥川のゴミ拾いと魚みちメンテ、川にすむ魚取り体験と魚の解説です。
当日は晴天の猛暑日。このところ雷雨が多く川の流れはやや多めです。

 みんなで川に入りゴミ拾いをした後、魚みちメンテです。7月中旬の洪水で魚みちが土砂で埋まってしまい魚がのぼれません。魚みちの下まではアユがのぼってきているのです。猛暑の中、約20人が手に手にスコップを持って土砂を取り除きました。みんな汗だくになって頑張り、魚がのぼれるようになりました。暑い中ご苦労様でした。お楽しみの生きもの観察では、モツゴ、ムギツク、ドンコ、そしてハグロトンボやコオニヤンマのヤゴなどが観察できました。

 なお、7月28日に調査した結果、あくあぴあの上流にもアユがのぼったことが確認できました。魚みちメンテの効果がありましたね。

メンテの様子
魚みちのメンテの様子

生きもの観察
みんなで生きもの観察

魚みち
魚みちの土砂を取り除き、魚がのぼれるようにしました

新しい仲間がふえました

 ミュージアムショップの人気者・スナネズミのギザのもとに新しいお友達がやってきました。
名前はスナネズミのきなこくんと言います。ギザとくらべると毛色が黄色っぽくておいしそうなきなこ色の小柄な男の子。
実家はギザと同じくきしわだ自然資料館なので、ギザの甥か弟にあたるようです。
初めはケンカしないかハラハラしていましたが、そんな心配をよそに今ではいつもいちゃいちゃしています。
特にギザがきなこの毛づくろいをしてあげてるところがめっちゃかわいいんですよ~。
ぜひ会いにきてくださいね。
きなこ ギザときなこ

芥川のスッポン

あくあぴあにはスッポンを展示していますが、
芥川にスッポンがいるというのは、あんまり知られていないようで
びっくりされる方がたくさんいます。

今日の夕方。
そう君という男の子が大きなスッポンを持ってきてくれました。
芥川の城西橋のあたりでお父さんとお母さんといっしょにつかまえたそうです。
肉付きもよくって、がっしりした、立派なオスでした。
立派なスッポン
いっしょにいろいろ調べてみると、
スッポンは今の季節にお嫁さんを見つけて、夏ごろタマゴを産むということが分かりました。

スッポンをつかまえたそう君は、飼いたいな、お別れが寂しいな、と
とっても悩んであくあぴあに持ってきてくれたそうです。
最後には、このスッポン君がお嫁さんを見つけられるように
もともといたところに返してあげることにしました。

うまくいけば、秋に赤ちゃんが生まれるかもしれないですね!
楽しみです!

コイの池を掃除しました

 コイの池は年2回、初夏と秋に掃除します。今日は15名のボランティアとあくあぴあお手伝い隊の子どもたちに手伝ってもらい、コイを全部移動して水を全部変えました。
池掃除
まずはコイを移動させる池を洗います
池掃除
みんなで底の泥を洗います
池掃除
救出した小魚をみんなが見に来ました
池掃除
底がみえるぐらいすっきりきれいになりました

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