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なりきりマント

企画展「鳥のごはん」が1月30日で終了しました。2月はがらっと変わって写真展「里の花」です。「鳥のごはん」が子ども向けだったのに対し、写真展はシックな大人向け。撮影者の中島氏が不定期に午前中に解説に来てくれます。

さて、「鳥のごはん」で大変好評だった「なりきりマント」を撤収するのはもったいないので、3階で自由に着てもらえるように残しています。3歳ぐらいの子どもさんだと、足までマントがあるのでかわいいです。今日は小さな兄弟といとこのおねぇちゃんが、なりきって羽ばたいていました。いくらなりきっても飛べるわけではないので、2階へは飛び立たないでね。
なりきりマント  なりきりマント


干支の動物展やってます

みなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
あくあぴあは5日から開館しています。今年の干支はウサギですね。
ポンポン山の動物の展示の中のウサギを使って、干支の動物展というミニ展示を作ってみました。ウサギってどういう生きものなのか、剥製とホネを見比べ、毛皮に触ってみてください。
1月30日まで展示する予定です。

干支の動物展

年末のエサやり当番

 今日は休み中に生きものにエサをやる日です。あくあぴあの生きもので、毎日かかさずエサを食べないといけないのはスナネズミぐらいですが、いつもより多くエサをいれておけば2,3日は大丈夫。それ以外の生きものは2,3日絶食してもなんともないので、動物園や水族館と違って毎日来てエサやりする必要はありません。おかげでお正月がゆっくり休めます。魚などは館内が寒いので食欲が落ち、エサを入れてもちっともガツガツしていません。しかしスッポンモドキやニジマスはヒーターが入っているのでいつもどおりお腹を減らしていました。

 これで今年最後の更新となりました。みなさま、よいお年を。来年もよろしくお願いします。

オオタカのごはん

28日の昼頃、あくあぴあ前の正恩寺橋の上流の河原で「オオタカがドバトを捕まえて食べている」と常連のMさんが教えてくれました。かけつけてみると、あくぴ前の芥川に向けて写真を撮っているカメラマンがたくさん!
そのカメラの先にはヤナギの影にかくれてドバトを食べるオオタカがいました。
毛色は茶色っぽく、若鳥のようです。みんなの視線が気になるのか、きょろきょろしながら一生懸命食べていました。 むね肉を半分ほど残したところで、南平台側の雑木林の方へ飛んでいってしまいました。
こんなに身近でオオタカのごはん風景を見れるなんてびっくりしました。

ごはんといえば・・・、あくあぴあでは「鳥のごはん」展が12月18日(土)からスタートです!
今日はリアル『鳥のごはん』が見られてよかったです。
オオタカ発見! オオタカごはん中

鳥の調査に行ってきました

今日は毎月1回行っている芥川の鳥類調査に行ってきました。調査といっても芥川沿いを塚脇橋から門前橋まで歩き、見かけた鳥をカウントするという簡単なもの。今日もいろいろな鳥に出会えました。

メジロとスズメ
熟れて残った柿はみんなのレストラン。メジロ、スズメ、ヒヨドリ、ツグミが来て大賑わいでした。

秋の景色
三好山はすっかり秋色に。コナラやアベマキの黄色にサクラやモミジ、ウルシの赤がアクセントになっています。

あくあぴあでは毎月1回、月末に鳥類調査を行っています。調査の結果と次回の調査の予定日は1階入り口の掲示板の貼り出してあります。ぜひご覧ください。ちなみに次回は12月21日です。参加ご希望の方は午前10時に1階入り口にお集まりください。

(学芸員 T)

ゴミムシ採集記

ゴミムシといってもただのゴミムシではありません。ポンポン山の名前がついたゴミムシ。その名も「ポンポンメクラチビゴミムシ」。体長4mmほどの小さな小さな地中性の甲虫なので、採集するには穴を掘らなければなりません。素人にはまず捕れません。

あくあぴあでは1階のポンポン山展示コーナーに紹介はしているものの、実物がなかったので、昆虫標本作製チームに協力してもらって、11月23日に採集に行きました。道中、ヒダサンショウウオの成体や、冬眠中のセモンジンガサハムシなどを発見。

ヒダサンショウウオ
  
ヒダサンショウウオは流水性のサンショウウオで、成体を見ることは非常に難しいです。高槻市では保護動物に指定されているので、採集は禁止されています。あくあぴあでは捕獲許可を取っていますが、数が減っていることもあり、今回は採集せずにもとの場所に戻しておきました。

セモンジンガサハムシ
ジンガサハムシ類はキラキラしてとてもきれいな虫ですが、標本にすると輝きが消えてしまいます。昆虫チームさんたちは「命の輝き」と賞賛していました。

掘り続ける昆虫班  掘った穴
さて、問題のポンポンメクラチビゴミムシは1匹を捕獲。そのために掘った穴は相当なものになりました。そのほかの珍しい地中性昆虫も採集できました。昆虫チームさんたちはまだ大学生ですが、そのマニアぶりはすごかった・・・。

(学芸員 T)

大阪バードフェスティバルに出展してきました

11月20,21日に大阪市立自然史博物館で開催された大阪バードフェスティバル2010にあくあぴあも出展してきました。両日合わせて18,300人もの来場者があったらしいです。あくあぴあのブースにもたくさんの方が来て、野鳥クイズをやり、展示を見てくれました。大阪南部にお住まいの方はあくあぴあをご存知ない方がほとんどで、宣伝効果は抜群だったんじゃないかと思います。古い知り合いにも会え、シンポジウムにも参加でき、スタッフとしても楽しい二日間でした。

バードフェス


11月14日と15日に池そうじをしました。

あくあぴあ4階にあるコイの池をそうじしました。
 池にいたコイは数えてみると75匹もいました。コイを1匹ずつ網でつかまえて移動させたのですが、みんなしっかり太っていたので重くて大変でした・・・。
この2日間の池そうじには計36名の方が手伝ってくれました。
 協力してくれた芥川倶楽部、たかつき環境市民会議水環境保全グループ、TKK自然観察会、高槻市職員のみなさま、どうもありがとうございました。
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ビワコオオナマズのお引越し

ビワコオオナマズがスロープ下の水槽から、お隣にあるジオラマ下流の水槽へお引越しをしました。
「大きな体なのにあんなせまい水槽じゃかわいそう」という声もあり、早く広いジオラマ水槽へ移動させたいと思っていました。
昼間はじっとしていて動かないビワコオオナマズですが、実は夜はとても元気に動いています。飛び跳ねることもあるようなので、水槽から飛び出し防止としてネットを張る工事をしました。
というわけでジオラマ水槽のリフォームもやっと完了し、念願のお引越し。
調子はよさそうですが、最近のお気に入り場所が岩の裏側のようなので、昼間は顔を見せてくれません・・・。
ビワコオオナマズ移動 ビワコオオナマズ移動

池のプランクトン

プランクトン採集 池のプランクトン

今日はプランクトンの専門家が来てくれたので、今まで採集してあったコイの池のプランクトンをみてもらいました。池の水をプランクトンネットでこして、プランクトンを集めてみる、というのもやってみました。南平台小学校の3人が手伝ってくれました。コイのいるほうといないほうの水をとったら、コイのいるほうがものすごく緑色でした。みんながあげたエサでプランクトンが増えるので、エサをあげないほうよりも緑色が濃いんですね。

緑藻とラン藻がたくさんいて、藻類の色が池の色を決めているとのことです。多かったのは、コスマリウムという緑藻や、リングビアというラン藻でした。イカダモというかわいい形の緑藻もありました。


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