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過去のイベント

自然観察会 「セミの羽化&ライトトラップ」

観察会場へ行ってみると、一生懸命木に登っているセミの幼虫をたくさん 見つけました。
一番のみどころ、幼虫がおなかを殻から出すまで待ってると
いつのまにかすごい時間がたっていました。
河辺にしかけたライトトラップにもドウガネブイブイやカゲロウなど、いろんな昆虫が
集まっていました。
セミだけじゃなくていろんな昆虫に出会えた一日でした。

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日時
2011年7月23日(土) 午後6時30分~8時00分
集合場所
あくあぴあ芥川周辺
講師
初宿成彦氏 (大阪市立自然史博物館学芸員)
参加費
無料
参加者
25名

自然観察会「初夏のキノコ」

7月にシイやカシの森でみられるキノコを観察しました。
前々日に雨が降り、当日は晴れ。
キノコ日和で、小さなかわいいキノコ、カラフルなキノコ、硬いキノコ・・・
さまざまなキノコが観察できました。
観察会で歩いたコースの一部は、将来できる新名神高速道路の
建設予定地になっているので、同じような環境はもう見られなくなるかもしれません。
秋にも同じ場所で観察会を予定しています。
春と秋では見られるキノコに違いがあるのでしょうか。お楽しみに!
かわいい色のキノコ このキノコの名前は~
日時
2011年7月10日(日)
場所
神峰山寺方面
講師
佐久間大輔 氏(大阪市立自然史博物館学芸員)
参加者
17名

第2回 アユちゃんお帰りな祭!~魚の調べ方と良い魚みち

芥川大堰に待望の「魚みち」が完成し、5月にはその「魚みち」を遡上する天然アユが確認できました。アユとともにどんな魚が魚みちを利用しているのか確認するために、今後は、魚みちのモニタリング調査が必要です。第2回アユちゃんお帰りな祭は、「魚の専門家」と「魚みちの専門家」による、フィールド講座です。

前日に芥川の水位を確認。これ以上強い雨が降らなければ実施できると判断して、魚みち上流側に定置網を設置し、フィールド講座の準備を行いました。前日の準備には9人が参加してくれました。 当日は中止にするか判断が難しい天気でしたが、とにかく実施することに決定。 しとしと雨の中を芥川大橋の下で開始の挨拶。天気が悪い中でも総勢28人が参加してくれました。
アユ観察会1   アユ観察会2
● 魚の調べ方
花﨑講師から、投網、タモ網、魚カゴ、石倉などの魚の採取法と特徴について説明がありました。花﨑講師は、投網による調査は10投を目安としているそうです。投網は結構重くて力の弱い人は連続して何度も投げられません。
採取した魚の一部は標本として保管します。これは100年後でも、こんな魚がいたという証明になるし、DNA鑑定をすることもできるからです。
次に投網、タモ網等を実際に行って魚を採取しました。このころから雨も止みました。
アユ観察会3   アユ観察会4

投網、タモ網で採取した魚類は、アユ、オイカワ、カマツカ、モツゴ、スゴモロコ、カジカ類でした。なぜこんな場所にカジカが? 洪水で流されてきたのかもしれませんね。
アユ観察会5

◆魚みち遡上調査
いよいよ、前日に魚みち上流に設置した定置網の回収です。魚みち遡上調査の結果は、 大きなナマズ、カマツカ、オイカワで、残念ながらアユは確認できませんでした。
アユ観察会6   アユ観察会7


●魚みちの講習
山本講師から、魚みちのポイント、種類と特徴の説明がありました。まず設置場所ですが、芥川大橋上流の魚みちは、引込型という魚が遡り口を見つけやすい形状になっています。
魚類等が自由に移動できるようにするための良い魚みちの条件、
・段差を小さくする。(プールとプールの落差は15㎝ ~20㎝)
・魚みちを流れる流速 < 魚の遡上能力(突進速度)
・途中の休憩場所
・越流部の形状が大事
ということを、実際の魚みちを示しながら解説がありました。
次に、魚みちを流れる流速はどうなっているか測定してみました。
測定結果は、
  ・プール部の流速  20㎝/s
  ・越流部の流速は、中央部が150㎝/s、 両端が 140㎝/s
でした。
越流部の流速については、魚みちの計画「概ね80㎝/s以下」よりは、かなり大きな流速が生じていました。一般的な魚類の突進速度(=10×体長(㎝))から見ても、流速が大きすぎるようです。今日は、流量が多かったからでしょうか?

アユ観察会8   20110618ayu2_9.jpg

今回のフィールド講座では、国土交通省による6月14日の調査結果も情報として伝えました。
・魚みちのアユ遡上数  約30尾
・落差工の下流部(左岸側)で約500~600尾のアユが確認されている。
・この魚みちより上流の2号井堰付近でアユ 約50~60尾が確認された。
 間違いなく、アユはこの魚みちを遡上しています。

併せて、4月30日の魚みち見学会で紀平先生が国土交通省細見所長に、この魚道は流れが剥離していて魚が遡りにくい。せっかく良い魚道を作ってくれたんだから、なんとか、角をハツッて流れの剥離が起こらないようにしてください。
と要望されたことも情報として説明しました。これが改良されたらもっと多くのアユがのぼるかもしれませんね。

次回の連続講座“アユちゃんお帰りな祭!”は、
第3回 アユの産卵場を整備しよう!
平成23年10月1日(土)です。お楽しみに。
日時
2011年6 月18 日(土) 午前10 時~12 時 (雨天中止)
場所
芥川大橋上流右岸側魚みち
講師
山本 忠雄 氏 (芥川緑地資料館 館長)
花﨑 勝司 氏 (芥川緑地資料館 主任研究員)
参加者
28人
その他
主 催:芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク
 ~愛称:芥川倶楽部~
共 催:芥川緑地資料館(あくあぴあ芥川)
問合先:高槻市 政策企画室 (担当:平井、重永)
  072-674-7392
  seisaku(@)city.takatsuki.osaka.jp ( )を外して送信ください
今後の予定
第3 回 アユの産卵場を整備しよう! 平成23年10月1日(土)
第4 回 アユの卵を見つけよう! 平成23年11月5日(土)
第5 回 アユ遡上継続・増加をめざして平成24年2月
詳細は、後日、芥川倶楽部ブログ(http://akutariv.blog85.fc2.com/)などでご案内します。!
イベントのチラシはこちら(pdf)

自然観察会「高槻のカエルさがし」

 あくあぴあ芥川と大阪市立自然史博物館の共催で、6月12日にカエル観察会を行いました。当日は総勢約60人の参加でした。
まずは、萩谷総合公園の池でモリアオガエルの卵塊を観察。卵塊の周辺で、モリアオガエルを探してみましたが・・・・これは簡単に見つかりません。
カエル観察会   モリアオガエル卵塊

 途中、カエルを探しながら摂津峡へ。ここでは、カジカガエルの声を聞くことができました。この日は増水していて残念ながら姿は見ることはできず。ここで、和田学芸員から見つけたカエルとマムシの話。マムシは子どもたちに大人気。花﨑主任研究員からはカワヨシノボリの生態について説明がありました。
和田学芸員の説明  花﨑研究員の説明

 塚脇周辺の田んぼではヌマガエル、カブトエビ、ホウネンエビ、カイエビを観察して解散。今年は7種類のカエルをさがすことができました。

講師:和田岳(大阪市立自然史博物館学芸員)、花﨑勝司(あくあぴあ芥川主任研究員) 確認できたカエル:モリアオガエル(卵塊)、カジカガエル(鳴き声)、ニホンアマガエル、タゴガエル、ヤマアカガエル、トノサマガエル、ヌマガエル
日時
2011年6月12日(日)
場所
萩谷~摂津峡
講師
和田岳 氏(大阪市立自然史博物館学芸員)
花﨑勝司(あくあぴあ芥川主任研究員)
確認できたカエル
モリアオガエル(卵塊)、カジカガエル(鳴き声)、ニホンアマガエル、タゴガエル、ヤマアカガエル、トノサマガエル、ヌマガエル
参加人数
約60名

5月・6月のこどもワークショップ!

5月・6月のこどもワークショップは、
「マーブルもようで川をつくろう!」でした。
アメンボが水の上を動く様子や、風が水面をなでて出来る水の動きを観察したあと、
自分の指や息で水を動かし、おもしろいマーブルもようを作りました。
作ったマーブルもようはあくあぴあ3階の手すりに大きな川のようにつなげて展示しています。
参加してくれたおともだち、ありがとうございました!
池に何かいるよ お水にインクをたらすよ
わぁ!おもしろいもよう!
日にち
2011年5月7日(土)・8日(日)、6月4日(土)・5日(日)
参加者
294名

あくあぴあ連続講座「魚の顔を見つめてみたら」

魚の顔をまじまじと見たことはありますか?目・鼻・口ってどうなってるのかな?
あくあぴあの魚の研究員が、これまで魚とのかかわりや、
企画展「魚の顔」のために魚を撮影した ときのエピソードなどについて、講演しました。
魚の顔をみつめてみたら 魚の顔を見つめてみたら2
日時
20011年4月10日(日) 午後1時~3時
講師
花﨑勝司(当館主任研究員)
参加者数
32名

講義録はこちら(PDFファイル)

あくあぴあリバーサイドコンサート

今年もゴールデンウィークは高槻ジャズストリートとジョイントコンサートを行いました。のべ約80名のボランティアに支えられ、9バンド約110名のミュージシャン、1700名もの観客がコンサートを楽しみました。公園のブースでは、ヤキソバやカキ氷に加え、今年は外来魚の被害を考える「ブラックバスの唐揚」、獣害を考える「シカ肉ソーセージ」と、あくあぴあらしい食品も。貝塚市からは遊学館わくわくクラブが「東北地方へのメッセージ」としてみんなに連凧を作ってもらい、4日の16時から公園であげました。後日、遠野で「大阪からのメッセージ」としてあげてもらいます。 館内では動物園、クイズ、魚のエサやりを観察する「もぐもぐタイム」など、盛りだくさんな2日間でした。

東北地方大地震の被災者へ、メッセージを届けよう!
自然遊学館わくわくクラブ(貝塚市立自然遊学館友の会)のメンバーが、みなさんのメッセージをのせた連凧ブースを出店。みなさんと一緒に113枚の凧をつくり、4日の夕方完成した凧が大空を舞いました。後日、被災地に届けられ、大阪からのメッセージとしてあげられます!

がんばろう、日本!
日時
2011年5月3日(火・祝)午前11時~午後3時
      4日(水・祝)午前11時~午後4時
出演
5月3日(祝)
 11:00~OsakaSwingLab
 12:00~Sound Jack Orchestra
 13:00~近畿郵政楽団
 14:00~GOOD SPELL

5月4日(祝)
 11:00~神戸村野工業高等学校 音楽部
 12:00~大阪大学 The New Wave Jazz Orchestra
 13:00~上方太鼓連
 14:00~エコリズム
 15:00~内藤大輔&箕作元総
OsakaSwingLab
Osaka Swing Lab
SoundJackOrchestra
Sound Jack Orchestra
近畿郵政楽団
近畿郵政楽団
GoodSpell
Good Spell
神戸村野工業高校音楽部
神戸村野工業高校 音楽部
大阪大学TheNewWaveJazzOrchestra
大阪大学TheNewWaveJazzOrchestra
上方太鼓連
上方太鼓連
エコリズム
エコリズム
内藤大輔&箕作元総
内藤大輔&箕作元総
飲食ブース
飲食ブース
連凧
連凧ブース(貝塚遊学館わくわくクラブ)
連凧
東北へとどけ!メッセージ
ミニミニ動物園
ミニミニ動物園
お魚もぐもぐタイム
お魚もぐもぐタイム

自然観察会「春の野草観察会」

 芥川沿いの道や田んぼ、とんぼ池で、普段見過ごす道端の野草や草花を観察しました。今年はケヤキの花が地味に満開。レンゲの花にハチが止まると雄しべがニョキット出てくることを観察したり、スズメノテッポウの笛を鳴らしたり。お昼には、事前に準備した野草の試食会。道端の草花を舌でも感じました。

観察会  観察会

観察会  試食

日時
2011年4月17日(日) 午前10~12時
場所
あくあぴあ周辺
講師
小柿正武(当館事務局長)、高田みちよ(当館主任学芸員)
参加者
28名
試食した野草
セリ、ノビル、タンポポ、カラスノエンドウ、タネツケバナ、オランダガラシ、ミドリハコベ、コハコベ、ムベ、スイバ、カンゾウ、ヨメナ(飯)

こどもワークショップ!

2月・3月・4月のあくあぴあこどもワークショップは
「冬の鳥・ハネハネはり絵」でした!

毎年、10月ごろから4月ごろまで、芥川にはいろいろな種類のカモが飛んできます。
きれいな模様、きれいな色、やぶの中にまぎれる地味~な色・・・
ひとくちにカモといってもその姿はとってもバリエーション豊かです。

このワークショップでは、ふだんあくあぴあ芥川に飾られている
カモのはくせいを間近で見て、スタッフとおはなしをしたあと、
自分だけのカモをはり絵でつくりました

会場の様子とみんなの作品をご紹介!

カモのおはなし 完成!
じゃじゃーん!! ホンモノそっくりにつくったよ!
真剣!! みんなで作ったよ!

自然観察会「冬ごしの生きもの」

ぽかぽか陽気の中、落ち葉をふるったり、土を掘ったり、木の皮をめくったり。ひそんでいる生きものを探しました。1mにもならない小さな生き物がいっぱい。実体顕微鏡で拡大すると、意外ときれいな模様だったりかわいい顔だったり。
土の中の小さな生きものは、落ち葉を噛み砕いて分解し、それを細菌などがさらに分解することで植物が吸い上げられる養分になります。落ち葉を食べる生きものがいれば、それを狙う生きものもいます。そうやって土の中で人知れず、食べたり食べられたりしている小さな生きもののおかげで植物は育ち、動物も暮らしていくことができるのです。今日はその一コマを見ることができました。

観察中   ムカデ
日時
2011年3月13日(日) 午前10時~12時
場所
芥川緑地
講師
中谷憲一氏(昆虫写真家)、スタッフ3名
参加者
23名
観察された生きもの
クビキリギス、オオヒラタシデムシ、クロゴキブリ、チャバネゴキブリ、ハサミムシ、テントウムシ、ウスキホシテントウ、ヒメテントウの仲間、ヒメハナカメムシの仲間、アリの仲間、ムカデの仲間、ゲジの仲間、オカダンゴムシ、ワラジムシ、トビムシの仲間、ダニの仲間、などなど
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