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【6月12日(日)・6月25日(土)】ハグロトンボしらべ隊調査会

芥川に生息するハグロトンボ。
その名の通り、羽が黒くて美しいトンボです。
ゆっくりと飛ぶ姿もとても優雅。
そのハグロトンボが、どこにどのくらい生息しているかを調査します。
初めての方もぜひどうぞ。
6月~10月の間に9回行います。

日時
2016年6月12日(日)、25日(土)10:00~12:00
場所
あくあぴあ芥川の近くの川や林
参加費
無料
申込み
不要
対象
どなたでも(小学生3年生以下は保護者同伴)

【2月24日】あくあぴあのおはなし会終了しました

2月のおはなし会は「冬のいきもの」がテーマでした。
動物たちがお風呂にはいる絵本「やまのおふろやさん」を読んだり、かわいいおさるの人形をつかって歌あそびをしたりしました。
そのあとは、芥川にいまの時期だけやってくる「コガモ」の剥製をみんなで見ました。
いつもは遠くからみるコガモも、近くでゆっくり見ると、きれいな羽の色やもよう、足の様子がよくわかりましたよ。
最後に「ゆきのひのどうぶつえん」という絵本を紹介してもらいました。
さむい冬の日は、なかなか外出がおっくうですが、絵本では動物たちがいきいきと描かれ、雪の日こそ動物園に行きたくなりました。

おはなし会では、絵本の読み聞かせだけでなく折り紙をして遊んだりもします。
この日は、パタパタハネが動く鳥を折りました。

おはなし会の常連さんの子どもたち、4月から幼稚園に入園なので、おはなし会は今日が最後、というお友達も何人かいました。
これまで遊びに来てくれてありがとう!
またいつでも遊びに来てね。

ohanashi paneru ehonnyomu
kamohakusei origami torimanto


協力:おはなしうさぎ

日時
2016年2月24日(水)11:00~11::30
場所
3階多目的ホール
参加
21人

【2月28日(日)】自然観察会「町のなかのコケ」

小さくてかわいいコケ。
町中の普通に見られるコケをじっくり観察しました。
コケの説明
まずは磐手公民館前でコケの説明。
コケは日向は好きですが、カンカン照りはダメで夏は休眠するとのこと。
他の植物がまだ芽生えない春先が観察には一番いいそうです。

スロープで観察
公民館前の車いす用スロープに3種類ものコケが!

ジンガサゴケ
そのうちの1つ。ジンガサゴケ。

水をかけると開く
ネジクチゴケ。
水をかけるとみるみるうちに葉が開きます。

浄誓寺で観察
田んぼに寄ってから浄誓寺へ。

ミドリハタケゴケ
たくさんの種類のコケを観察しました。
これはミドリハタケゴケ。

土手で観察
近くの土手へ移動し、観察しました。

ツチノウエノタマゴケ
ツチノウエノタマゴケのサクはメノウの玉のようなきらめき。


観察したコケは
ジンガサゴケ、ホソウリゴケ、ネジクチゴケ、ハマキゴケ、ギンゴケ、ナミガタタチゴケ、コバノチョウチンゴケ、アオギヌゴケ、カラヤスデゴケ、ヒメトサカゴケ、キヘチマゴケ、フルノコゴケ、カラヤスデゴケ、タチヒダゴケ、ヒナノハイゴケ、サヤゴケ、ヒジキゴケ、エゾスナゴケ、ハイゴケ、ネズミノオゴケ、ハリガネゴケ、コバノチョウチンゴケ、ケギボウシゴケ、ヒジキゴケ、ミドリハタケゴケ、エゾスナゴケ、キヘチマゴケ、ツチノウエノタマゴケ などなど。
日時
2016年2月28日(日)13:30~15:30
場所
磐手杜神社付近
講師
道盛正樹さん(日本蘚苔類学会会員)
参加者
26名

【2月20日(土)】工作教室「バードセイバーづくり」

ビルや家のガラス窓には、空や木などの風景が写り込みます。鳥は向こう側に行けると思い、窓に衝突してしまうようです。このような衝突事故がとても多く、一つのビルだけでも年間100羽以上の鳥が衝突して死亡することがあるそうです。しかし、タカの絵を窓に貼ると、飛んできた鳥は、「お?何かある!」と思って窓をよけることができます。今日はみんなで、窓に貼るタカとフクロウのバードセイバー(鳥の衝突防止シール)を作りました。

鳥の講座
鳥がなぜ窓にあたるのか、というお話を聞きます。
それを防ぐためにバードセイバーを作ります。

色塗り 色塗り
鳥の形を書いた紙に色を塗ります。

ラミネート
周りを切ってラミネートします。

完成
完成!
家に持って帰って窓に貼ってもらいます。

日時
2016年2月20日(土)13:30~15:30
場所
あくあぴあ3階多目的ホール
講師
豊川尚子さん(NPO法人日本バードレスキュー協会会員)
参加者
20人

【2月13日(土)】講座「特定外来生物のお話」

外来生物法が2014年に改訂されたことから、環境省の担当課長に来ていただき、法律の変更点や、特定外来生物のどういうところが問題になっているのか、などの話を聞きました。次に、和亀保護の会の西堀さんから、東播磨でのミシシッピアカミミガメの駆除事例を報告していただきました。<br> 2階のカメの水槽の前で、飼育されているカミツキガメ、スッポンモドキ、スッポン、ミシシッピアカミミガメ、クサガメ、ニホンイシガメのそれぞれについて、花﨑主任研究員から解説がありました。<br> ホールへ戻って質問タイム。今日は具体的な駆除事例を報告していただいたことで、私たち一人一人に何ができるのかが良くわかる講座となりました。
特定外来生物の詳しい内容については、環境省のページをご覧ください

環境省遠藤さん

人が持ち込んだり、輸入された貨物に紛れ込んで、本来いるはずのない場所にやってきた生物が外来生物。外国からのものだけでなく、たとえば本州のカブトムシは北海道では外来生物です。外来生物は在来種を食べてしまったり、住処を奪ったり、人に害を与えたりするものが問題となっています。外国から入れた生物でも、たとえば米や作物などは人に有益で害をなさない種も多くいます。2014年の法改正で「外来生物被害防止行動計画」「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト」ができました。重要なことは、「侵入を防ぐこと」「初期段階で駆除すること」です。

和亀の会西堀さん
東播磨のため池で大量のミシシッピアカミミガメを見て驚き、駆除活動を行っています。市民活動ではしんどい作業は続かないので、甲羅干しするカメを捕獲するトラップを作ってみると、いろんな方が様々な試作品を作ってくれて盛り上がっています。県職員が応援してくれていることが心強いです。駆除したカメを堆肥化してみたり、食べてみる、ということもやってみています。行事の中で慰霊の時間を設けることもあります。外来生物の駆除を通じて地域づくりができるようになったと感じています。

カメの水槽前で
水槽前で花﨑主任研究員からカメの特徴や、なぜこのカメを飼育しているのか、というエピソードなどを聞きました。参加者からはいろいろな質問、カメは脱皮をするのか?(甲羅がぽろっととれるので脱皮といってもいい)、カメには歯があるのか?(ない)、などがありました。


日時
2016年2月13日(土)13:30~15:30
場所
あくあぴあ3階多目的ホール
講師
遠藤誠さん(近畿環境事務所野生生物課長)
西堀智子さん(和亀保護の会会員)
参加者
23名
共催
淀川管内河川レンジャー石山郁慧

企画展「高槻にもワニがいた!?」終了しました

高槻市でワニの化石が発掘されたって知ってますか?実は110万年ぐらい前の地層から、ワニの化石が見つかっているんです!同じ場所からカメの化石も!
企画展「高槻にもワニがいた?!」は好評のうちに終了しました。
この展示は現在常設展として1階廊下に移行中です。近々完成予定。ぜひ見に来てください。

日時
2016年1月5日(火)~1月31日(日)
場所
あくあぴあ芥川1階企画展スペース
協力
大阪市立自然史博物館、北海道大学総合博物館、早稲田大学国際教養学部
プレス資料はこちら(PDF)

タカツキワニポスター  

【1月23日(土)】自然観察会「バードウォッチング」

寒い日でしたが風もなくいいお天気でした。あくあぴあから水道橋まで歩き、途中の鳥を観察しました。
バードウォッチング

バードウォッチング

みんなのアイドル、カワセミが行きつ戻りつ。魚を食べるところを見られた方もいたようです。
20160124birdwaching3.jpg

トキワサンザシ(ピラカンサ)の実を食べるジョウビタキも観察できました。
20160124birdwaching4.jpg
J-com高槻が取材に来てくれました。
放送日は1月26日(火)11:00~11:14(再放送15:30~、22:45~)
「デイリーニュース 高槻 島本」
ぜひご覧ください

日時
2016年1月23日(土)13:30~15:30
場所
あくあぴあ~水道橋
講師
高田みちよ(当館主任学芸員)
参加者
54名
見られた鳥
カワウ、コサギ、カルガモ、コガモ、ケリ、カワセミ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、モズ、ヒヨドリ、キジバト、ツグミ、ジョウビタキ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス  18種
この季節の芥川はたくさん鳥が見られるので、ぜひ、ゆっくりバードウォッチングを楽しんでください。

12月1月子どもワークショップ「とびだせ!タカツキワニカード」終了しました

12月1月は、あくあぴあ子どもワークショップ「とびだせ!タカツキワニカード」を開催しました.。
むかしむかしの高槻は、いまよりずっとあたたかくて、ワニが住んでいました。
その証拠に、ワニの化石が見つかっています。
今回のワークショップでは、見つかったワニのかみしばいや、化石(レプリカ)をまぢかで見ました。
そのあとに、口がぱくぱく動く、とびだすワニのカードを作りました。

あくあぴあでは、企画展「高槻にワニがいた!?」を1月31日(日)までを開催しています。
ここで、今回のワークショップにも登場したタカツキワニ化石(レプリカ)が見られますよ。
ぜひ遊びに来てください。

ワニ紙芝居 カードづくり
カードできあがり カードぱくぱく


日時
2015年12月5日(土)、6日(日)、2016年1月9日(土)、10日(日)11:00、11:30、13:00、13:30、14:00、14:30、15:00
場所
2階展示室
参加者
146人

企画展関連講座「モズの生活とはやにえの謎」

モズの研究をしている大阪市立大学の西田有佑先生に、モズとはどういう鳥なのか、はやにえとはなんなのか、という講座をしていただきました。はやにえの研究は日本では1976年の論文を最後に誰もやっておらず、西田先生が40年ぶりに再開されたとのこと、なぜモズがはやにえを行っているのかはわかっていないこと、などを教えていただきました。
講座

講座のあと、あくあぴあの外へ出て、実際にはやにえを探してみました。しかし、なかなか見つかりません。やっと見つかったのは小さなカナブンの幼虫のようなもの。一生懸命探していくと、ケムシ、カエル、セミなどが見つかりました。
はやにえ
カエルがみごとに枝に刺さっています

さすが、はやにえ研究者。私たちには見えない小さな獲物をつぎつぎと見つけていき、参加者全員がじっくりと観察することができました。
みんなで観察

張本人かどうかはわかりませんが、モズのオスを見ることもできました。
残念ながら写真は撮れませんでした。

日時
2015年12月12日(土)13:30~15:30
場所
3階多目的ホールと西之川原
講師
大阪市立大学大学院 西田有佑さん
参加者
17名

自然観察会「芥川の石」

さわやかな秋空の下でスタートした観察会!
バス停「上の口」付近にある100万年前のタカツキワニやカキが見つかった地層を見た後、2000年に一度くらい起こる地震の影響でできた河岸段丘や古生層の古い泥岩層など、摂津峡の生い立ちを想像しながら約4キロを歩きました。しめくくりは芥川の川原におりて、今日見てきた岩石のかけらである石ころ拾い、あくあぴあ館内で古生代のフズリナ化石の標本をみて終了しました。

バス停「上の口」付近の露頭
バス停「上の口」付近の露頭

3段になっている河岸段丘
3段になっている河岸段丘

風化した花崗岩が真砂土に・・・
風化した花崗岩が真砂土に・・・

川原で石ころ採集と名前調べ
川原で石ころ採集と名前調べ

日時
2015年11月1日(日)10:00~15:00
講師
川端清司さん(大阪市立自然史博物館学芸員)
参加者
17名

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