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過去のイベント

【12月6日】ケンタッキーの「オリジナルチキン」で骨格標本を作ろう! 事後実習①

11月30日の「博物館化記念事業 ”自然の中の宝物 ~ふしぎと出会う博物館”」で行ったケンタッキーのオリジナルチキンで骨格標本を作ろう!の事後実習を12月6日に行いました。肉部分を食べた後、乾かすところまで自宅でやってもらったチキンを持参し、あくあぴあで薬品処理をします。説明の後、各自名札を書いて袋につめ、あくあぴあに預けます。34名の方が事後実習に参加してくれました。

事後実習1

事後実習2

事後実習の2日目は12月23日午前10時からです。
この日は、薬品処理の終わった骨を台に張り付ける作業です。
筋肉が残っていたり、気になるところはカッターやピンセットで削ってもらいます。1時間程度を予定していますが、きれいにしたい!という方は終わりなく時間がかかるので、どのぐらい凝るかはその人次第。2日目が終わったら完成となります。


あくあぴあの会場が大変狭いので、部屋の外にも座っていただくことになると思いますが、ご了承ください。

【11月15・16日】大阪自然史フェスティバル2014に出展しました

大阪自然史フェスティバル2014は、自然関連のサークル、地域の自然保護団体などが活動を紹介し、交流するために行われるフェスティバルで、今年も100以上の団体が参加しました。主催者発表によると来場者数は2日間合計で過去最高の23,300人。
芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク(愛称:芥川倶楽部)と、あくあぴあ芥川は、ナウマンホールでの共同展示です。展示内容は、芥川倶楽部の魚みちづくりパネル、芥川の魚みち、あくあぴあ芥川博物館化記念事業「ふしぎと出会う博物館」ポスターなどです。展示を見て「芥川や~」とか「高槻なつかしい」という人の他に、芥川ってどこにあるんですか?という人も多かったので、「高槻市」と表示しておいたら良かったです。
自然史フェス

自然史フェス

そして、今回のメインは、芥川の魚を知ってもらうための「魚釣りゲーム」です。子どもだけではなく、大人も。魚釣りゲームをしたのは約300人。待っている人が続いて大盛況でした。芥川のブースを見てゲームをしてくれた参加者は約800人。芥川をアピールできました。
自然史フェス

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子ども達で賑わった魚釣りゲーム。大人も興味深々

日時
2014年11月15日(土)・16日(日)
場所
内容についてはこちらをご覧ください。

博物館化記念事業 ”自然の中の宝物”~ふしぎと出会う博物館

晴天にめぐまれた11月30日。
あくあぴあ芥川が「博物館相当施設」になったお祝いのイベントが盛大に行われました。 青空のもと、広場のふわふわはにたん、工作教室も大賑わい。
ふわふわはにたん

工作ブース 自然工作 まつぼっくりゲーム

館内ではクイズラリー。あくあぴあ博士になれたかな? 各階を回ってクイズを解き、4階ピロティーで答え合わせ。
クイズラリー 答え合わせ


午後からの式典と講演会に、はにたんが駆けつけてくれました。「昔・今・これから」と「芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク10周年」のパネルもあります。今日の講師、ゲッチョ先生こと盛口満先生となにわホネホネ団・西澤真樹子団長の著書販売コーナーではサインがもらえました。
はにたん パネル展 本の販売とサイン会

1時からはあくあぴあ芥川が博物館相当施設になったお祝いの式典。 実行委員長、市長の挨拶のあと、市議会議長からの祝辞、茨木土木事務所長からの祝電をいただきました。
式典

講演会では、高田主任学芸員から「博物館ってなあに?」と題して、あくあぴあ芥川が博物館法による博物館相当施設になるとどうなるのか、の説明がありました。今までも博物館としての仕事を行ってきたので、見た目は変わりませんが、標本を保存し、活用することが仕事に位置づけられる、ということです。 ゲッチョ先生こと盛口満先生からは、「ひろいものはたからもの」と題して、「いろいろなものを拾っていくと、初めは何なのかわからなくてもそのうち何かがわかってくる」ということを実物も見せてもらいながらお話してもらいました。
そのあと、ゲッチョ先生と西澤団長、高田主任学芸員の対談で、博物館は医者のようなものだ、という話になりました。ゲッチョ先生は開業医、あくあぴあは地域診療所、西澤団長が活躍する大阪市立自然史博物館は大学病院のようなもので、それぞれに役割があり、得意分野があるということ。
みなさんが感じた生き物の疑問は、ぜひ身近なあくあぴあへ!
対談

講座のあと、ケンタッキーのオリジナルチキンから骨格標本をつくるワークショップと、芥川のカモのお話をきいてカードをつくるワークショップ。いつも食べているチキンにも骨があり、標本を作ることができます。やってみると意外と難しい。
子どもたちのための絵本と折り紙などのキッズコーナーも楽しめました。
フライドチキンから骨格標本 今日は完成
ワークショップ カモカード キッズコーナー

日時
平成26年11月30日 午前10時~午後5時
内容
あくあぴあ会場
 ふわふわはにたん
 自然工作教室
 クイズラリー
南平台小学校会場
 式典
 記念講座
 ワークショップ
 キッズコーナー 
参加者
あくあぴあ会場
 ふわふわはにたん:600名
 自然工作教室:350
南平台小学校会場
 式典と講演会:250名
 ケンタッキーの『オリジナルチキン』で骨格標本を作ろう!:100名(見学含む)
 芥川のカモカード&キッズコーナー:100名
協力
なにわホネホネ団
(NPO)シニア自然大学校高槻支部 ネイチャーたかつき
協賛
日本KFCホールディングス株式会社

アユの産卵場を整備しよう! & JR下流魚みちのメンテナンス

芥川に天然アユがいることを知っていますか?
芥川倶楽部が初夏に行った調査では、今年は前年よりアユの遡上が少なく約2,300尾でした。
秋、アユは産卵の時期を迎えます。今年も、アユにたくさん卵を産んでもらうため、川底をたがやして産卵場の整備を行いました。当日はやや水量が多いものの秋晴れで、きれいに澄んだ芥川は、とても気持ちがよかったです。広報を見て参加された方、関西大学の学生など総勢31人の参加です。城西橋上流に10時集合。ここは、以前にアユの卵が見つかった場所です。アユが卵を産むのは、流れが速く、川底に数㎝程度の小石や砂利がたくさんあり、小石と小石の間が泥などで埋まっていない「水通し」の良い、ふわふわの川底です。芥川の川底はガチガチに締まっていて産卵に適している場所があまりありません。そこで、みんなで産卵に適した川底にします。

花﨑講師(あくあぴあ芥川)の説明の後、熊手、スコップ、クワ、トンボなどを持ち、川に入って畑を耕すように川底を混ぜましました。

みんなでトンボかけ  みんなでトンボかけ

石と石の間に土砂が詰まって締め固められた川底は、なかなか手ごわい。そのうち、固く締まっていた川底が、だんだん「ふわふわ」になってくるのがわかります。そうなれば産卵場としての整備は成功です。

川底
石と石の隙間ができて、ふわふわになった川底


続いて、徒歩でJR下流の魚みちに移動。この魚みちは台風による増水の影響で、土砂が堆積して魚がのぼりにくくなっています。ここでも、みんなでスコップを持って土砂を取り除きました。大きな石は、横に確保しておき、土砂を取った後で、魚みちに戻します。若い人達のパワーはすごい! すっかり土砂を取り除き、魚みちの機能が回復しました。これで魚たちも一安心。

魚みちのメンテナンス  魚みちのメンテナンス

初めて胴長を履いた人も多かったようです。みんなの楽しそうな顔が印象的でした。 アユは産卵期になるとサビ色になります。アユの産卵は水温が15℃ぐらいになると始まると言われています。もう間もなく産卵が始まります。

日時
2014年10月18日(土) 午前10~12時
場所
芥川(城西橋上流 & JR下流魚みち)
講師
花崎勝司 (当館 主任研究員)
参加者
31名
主催
芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク(~愛称:芥川倶楽部~)
共催
芥川緑地資料館(あくあぴあ芥川)

自然観察会「芥川の石ころ」

とってもお天気がよく、まさに観察会日和。
上ノ口バス停近くで100万年前のワニやカキが出た地層を見たあと、
摂津峡を形づくるかたーい岩盤を見ました。
2000年に一度くらい起こる地震の影響でできた河岸段丘や
古生層の古い泥岩層、そこにくっついた花崗岩の層など、
摂津峡の生い立ちを想像しながら約4キロを歩きました。
最後に芥川の河原で今日見てきた岩石のかけらである石ころを拾い、
あくあぴあで化石の標本を見て終了。

少人数でゆったり、講師の先生にたくさん質問ができ、満足していただけたかなと思います。
岩のすきまに木の根っこ でいがん・砂岩がサンドイッチ状に
風化した花崗岩・真砂 真砂は簡単に粉々に

日時
2014年10月25日(土) 午前10時~午後3時
場所
摂津峡~あくあぴあ芥川
参加者
11名

ホネホネサミット2014に出展しました

集え骨好き!
ホネホネサミットは、博物館や大学などを舞台に、公の財産としてのホネの標本づくりをしている団体や個人の交流が大きな目的です。ということで、あくあぴあもホネホネサミット2014に出展しました。残念ながら、台風の影響で12日(日)のみの開催となりました。

ホネホネサミット
ホネホネサミット

あくあぴあブース
あくあぴあブース

日時
2014年10月12日(日)
場所

自然観察会「秋の虫」

鳴く虫たちの体のつくり(どこで音をだして、どこで聞くのか)や鳴くのはコミュニケーションのためとか、コウロギとキリギリスの体のちがいとか、イラガの幼虫に刺されたらとんでもなく痛いとか、虫たちについての知識を簡単に分かりやすく解説してもらいました。カエルやカナヘビたちも出てきて楽しい観察会でした。

コオギロなどの解説
コオロギなどの解説

なにがとれたかな?
なにがとれたかな?

みんな分かれて虫さがし!
みんな分かれて虫さがし!

ショウジョウトンボ
ショウジョウトンボもいました

日時
2014年9月28日(日) 午後1時~3時
場所
芥川緑地(あくあぴあ4池前~とんぼ池付近)
講師
稲本 雄太 氏 (大阪市立自然史博物館 友の会評議員)
参加者
16名
持ち物
虫取り網、虫かごなど採集道具、帽子、歩きやすい靴・服で

講座「キノコってどんな生きもの?」

 キノコは動物でも植物でもなく「菌類」です。胞子で増えます。シイタケやシメジでは、傘の裏のヒダから胞子をだします。胞子は発芽して菌糸を伸ばします。他の菌糸と出会って合体したらキノコを作ります。だから、キノコは菌の体の一部で、キノコという生きものではありません。
 今日は顕微鏡で胞子と担子を観察しました。ゴマ粒みたいな胞子と風船のような担子が見れました。

お話
まずはキノコのお話をききます

使い方説明
顕微鏡の使い方を聞きます

プレパラートづくり
キノコのヒダを1枚とって、顕微鏡で見るために、プレパラートを作ります
スライドガラスの上に見たいものを載せて水か染色液を入れ、カバーガラスをかけます

観察
自分でつくったプレパラートを観察
胞子と担子が見えました

日時
2014年9月13日(土) 午後1時30分~3時00分
場所
あくあぴあ芥川 3階 多目的ホール
講師
森下 奈津子 氏 (日本菌学会・関西菌類談話会会員)
参加者
18名

8月・9月の子どもワークショップ終了しました!

8月・9月の子どもワークショップは「ぐるぐるマーブル 水のもよう」でした
あくあぴあの2階にある池で、しずくが落ちた時の水面の様子をみたり、
カエルが池に跳びこんだときの水の様子を観察し、
そのあと、ワークショップ会場で水を張ってインクを垂らしたバットの中で、
自分たちで水を揺らして見合うが動く様子を観察しました。
さいごに水のうごきを画用紙に写しとってもってかえってもらいました!

水を見るP1100079.jpg たくさんの参加者DSC08390.jpg
模様を作るP1100088.jpg 作品と子どもP1100117.jpg
日時
2014年8月9日(土)、9月6日(土)・7日(日)
*8月10日(日)は台風のため中止になりました。
参加者
113名

ハグロトンボしらべ隊 第7回調査

まずはとんぼ池に行きました。7匹しかつかまえられず、とても少なかったです。次に西之川原橋から川に入り、上流に向かいながら調査しました。台風で増水した影響で、石や砂が多くて、ハグロトンボが少なかったです。最後に「美人の湯」から流れる水路を調査しました。オスとメスでペアになって交尾しているハグロトンボが目立ちました。
午後は西之川原橋から下流に向かって調査しました。正恩寺橋までの間は草が少なくて、ハグロトンボが少なかったです、正恩寺橋から水道橋までの間は、草が多くてハグロトンボがたくさんいました。最後に西山川を調査しました。20mぐらいの狭い範囲にびっくりするぐらいたくさんいました。
午前と午後の調査で、合計148匹のハグロトンボをつかまえることができました。
調査隊隊員 H.F

ハグロトンボ
マーキングしたハグロトンボ

西山川
西山川の様子


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