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自然観察会「バードウォッチング1」

週間天気予報では一番寒い日になっていて、またか・・・とげんなりしていましたが、当日はよく晴れて暖かく、絶好の鳥見日和。今年は冬鳥が遅いのか、スタッフからは少ないと言われていていましたが、終わってみると28種類!カワセミが近くに長時間とまり、全員でバチバチ写真を撮っても逃げることなく観察できたし、珍しくイソヒヨドリのオスが見られたりと、大満足でした。

観察できた鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハイタカ、イソシギ、キジバト、ドバト、カワセミ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、イソヒヨドリ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス  28種
観察中
みんなで観察中

カワセミ
カワセミがゆっくり見れました


日時
平成23年12月17日 午後1時30分~3時30分
場所
あくあぴあ前~門前橋
講師
高田 みちよ(芥川緑地資料館 主任学芸員)
参加者
40名

観察会「外来植物観察会~ミズヒマワリは根絶できたか~」

津之江公園をぐるっと一周して、いろいろな外来植物を観察しました。残念ながらミズヒマワリもちょこちょこと生えていました。関大のボランティアサークルの学生さんと、たかつき環境市民会議水環境保全グループの精鋭たちが駆除し、袋5つ分になりました。 ヤナギの植栽を行った場所では、ヤナギの生育の邪魔になるセイタカアワダチソウの駆除を全員で行いました。 駆除したミズヒマワリは袋5個、セイタカアワダチソウはトラック半分になりました。一緒にゴミ拾いも行い、袋10個分ぐらいになりました。これらは高槻市で処分してもらいました。
アメリカネナシカズラ
外来種のアメリカネナシカズラ
ミズヒマワリ駆除
ミズヒマワリの駆除
セイタカアワダチソウ駆除
セイタカアワダチソウの駆除
駆除物
これだけ駆除しました
日時
12月4日(日) 午前10時~12時
場所
津之江公園
講師
高田みちよ(当館主任学芸員)
参加者
28名
その他
主催  芥川倶楽部(芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク)
共催  芥川緑地資料館(あくあぴあ芥川)

石ころ観察会♪

今日は観察会「石ころを観察してみよう」がありました。 秋晴れの摂津峡をてくてく歩いて岩石や地層の観察です。 最初に集合場所の上の口のバス停近くで カキ・ワニ・カメなどの化石が出た地層を観察し、そのあと原盆地や摂津峡の地形を見ました。 摂津峡では花崗岩や泥岩、その二つの境目を見つけるのに子どもたちが大活躍! 芥川の川原でいろいろな種類の石ころを観察したあと、 あくあぴあに行って、ふだんは展示ケースに入っているフズリナの化石を ケースから出してじっくり見ることが出来ました。
原盆地 河岸段丘
よく見るとキラキラしてるー 摂津峡はV字谷なんです
川原の石ころ あくぴのフズリナ化石
日時
2011年11月26日(土)10:00~14:00
場所
上の口~摂津峡~あくあぴあ
講師
川端清司氏(大阪市立自然史博物館)
参加者
20名

アユの卵をみつけよう!!~第4回アユちゃんお帰りな祭~

 今年3月、芥川大橋上手にある芥川1号井堰に「魚みち」が完成し、市の中心部でもアユが見られるようになりました。そこで第3回のフィールド講座では、芥川うまれのアユを増やそうと10月に産卵場の整備を行いました。はたしてアユたちはその場所で産卵をしたのでしょうか。

 今回のフィールド講座は、みんなで整備した産卵場でアユの卵を見つけよう!です。ときおりパラパラと雨が落ちる不安定な天気でしたが、広報を見て参加された方や、魚が好きな親子、大学生など総勢38人の参加です。前回講座で産卵場整備を行った城西橋上流に10時集合、田口代表の挨拶の後、花﨑講師(あくあぴあ芥川)から調査の手順と、アユの卵について説明を受けました。石に付いたアユの卵は1㎜以下の大きさです。まず参加者を5班に分け、班で決めた代表が川に入って石をトレイに取りました。そして、班ごとにルーペや虫めがねで石に付いた卵をさがします。

 こんな所に卵を産むんだろうか?でも産んでいたら嬉しいな~と思いながらの作業です。ところがすぐに、見つけた!!と声が上がりました。回りからどれどれと覗き込むと小さな卵の中に黒い目が見えて、生きていることを実感します。それからは各班とも夢中で卵さがし。あちこちで競争のように、見つけた!と言う声が聞こえ始め、たくさんのアユの卵が見つかりました。
石をとる
班の代表が川に入って石をとりました
アユの卵がみつかった
アユの卵が見つかった!
あちこちで見つかる
あちこちで卵が見つかりました
顕微鏡で観察
実体顕微鏡での観察


 最後に横山講師(大阪市水道記念館)から、今日取れたアユの卵の成果や、アユのオス、メスの見分け方を写真で説明していただきました。アユは産卵期になるとサビ色になりますが、近くで捕獲したアユは、まだサビ色になっていませんでした。アユの産卵は水温が15℃ぐらいになると始まります。当日の水温は17℃。産卵の最盛期はもう少し先かもしれません。

 高槻の“まち中”で、しかも、みんなで産卵場を整備した場所でアユの産卵を確認できたのは大感動です。まだまだ課題は残されていますが、今後に向けて大きな成果になりました。今回の講座に参加された国土交通省本省の方からは、「色々な地方のイベントに参加しているが、この様に素人から玄人まで一緒になって楽しめるイベントは珍しいと思います」とのコメントを頂きました。

20111105ayu4_5.jpg
石に付いている白い粒がアユの卵
アユの卵
アユの卵(目玉が見えます)
アユ
近くにいたアユ
記念写真
参加者のみなさんで記念撮影


次回の連続講座“アユちゃんお帰りな祭!”は、
第5回  アユ遡上継続・増加をめざして   平成23年2月 です。詳細は、後日、芥川倶楽部のブログなどでご案内します。お楽しみに !!
日時
平成23年11月5日 10時~12時
場所
城西橋上流
講師
花﨑 勝司 氏 (芥川緑地資料館 主任研究員)
横山 達也 氏 (大阪市水道記念館 管理課長)
参加者
38名
主催
芥川ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク(芥川倶楽部)
共催
芥川緑地資料館 (あくあぴあ芥川)

企画展示「芥川緑地の生きものたち」

「芥川緑地の生きものたち」はあくあぴあでは珍しいロングランでした。その間に見どころが変わるので、ホワイトボードで最新情報を更新したり、みんなが捕まえたり拾ったりした生きものをその都度展示したりと、季節ごとの展示にしました。みなさんも芥川緑地探検に行きましたか?
緑地探検ガイドは企画展が終わってからも、3階で配布しています。
冊子
開催期間
2011年7月23日(土)~10月30日(日)
場所
あくあぴあ芥川1階 企画展示スペース

展示風景   展示風景

自然観察会「秋のキノコ」

前日の夜まで雨が降りましたが、当日は快晴!
大きなキノコ、小さなキノコ、丸いキノコ、細長いキノコ、地味な色、鮮やかな色・・・
きもちいい秋の山道で、たくさんのキノコを見ることが出来ました。

みんな熱心! かわいい!チシオタケ
これは何かな~? ベニチャワンタケモドキ
きれいなキノコ! ヤマナメクジはキノコが大好物
日時
10月16日(日)10:30~15:30
場所
神峰山寺方面
講師
佐久間大輔氏(大阪市立自然史博物館学芸員)
参加者
23人

あくあぴあふれあいフェスタ2011

今年もあくあぴあふれあいフェスタを開催します。自然が大好き、生きもの大好き、わいわいするのが大好き! そんなみなさんが集まって開催される「あくあぴあふれあいフェスタ2011」。

 前日の天気予報では「午前中は雨が残る」とのことだったのですが、当日の朝になると雨が止んでいました。しかしやっぱり雨模様。そのため、ゲームなどの場所をとるブースは外、ネイチャーの工作は工作室、それ以外の工作と展示チームは4Fピロティー」に決定。


 4Fピロティーでは、「芥川倶楽部」と「高槻環境市民会議水環境保全グループ」が共同でパネル展示と牛乳パックを使ったサイコロ作りワークショップ。その横には、「いい川・いい川づくりワークショップ」グランプリのパネルが展示されています。「茨木高槻自然に親しむ会」は、木の葉を紙に写す拓葉。「あそび塾」は折り紙と牛乳パックの工作(拍手君?)、「大阪植物観察会」の炒ったシイの実はなかなか美味しく評判が良かったです。ミニ植物観察会は午前は雨模様で参加者がいませんでしたが、午後は14人が参加しました。「大阪自然史センター」はモクズガニになって大阪湾から淀川、芥川と川を上り下りするスゴロク。

ピロティー全体が工作教室のようになり、いい雰囲気で、子どもたちに喜んでもらえました。また、各団体同士が近くにいるので交流ができ、出展者も楽しめたようです。

芥川倶楽部
芥川倶楽部
牛乳パック工作
芥川倶楽部パネル
芥川倶楽部
活動報告パネル
茨木・高槻自然に親しむ会
茨木・高槻自然に親しむ会
拓葉づくり
あそび塾
あそび塾
折り紙と牛乳パック工作
大阪植物観察会
大阪植物観察会
いろいろな木の実など
大阪自然史センター
大阪自然史センター
モクズガニすごろく


屋外ではいろんなゲームや遊び道具づくり。しかし開始30分で雨が降り始め、午後もずっと降るような天気予報に変わっていたので、屋外チームを撤収してもらい、人気の松ぼっくり釣りだけは4Fピロティ―に移動してもらいました。撤収が終わったら止み、また降ったり止んだりの天気が続きました。

たかつき竹和の会
たかつき竹和の会
竹馬
たかつき竹和の会
たかつき竹和の会
竹ボックリ作り
ネイチャーたかつき
ネイチャーたかつき
輪投げ
ネイチャーたかつき
ネイチャーたかつき
まつボックリ釣り
ネイチャーたかつき
ネイチャーたかつき
ビンゴゲーム
ネイチャーたかつき
ネイチャーたかつき
紙飛行機
ネイチャーたかつき
ネイチャーたかつき
自然工作
ネイチャーたかつき
ネイチャーたかつき
自然工作

ネイチャーたかつきの「ポンポン座」による人形劇は大人気で子ども40人、大人60人ほどが集まり、多目的ホールに入りきらない人もでました。
人形劇   人形劇

 本部付近では、ハグロトンボしらべ隊の中間報告を展示しました。子どもが捕ってきたカマキリにも人気が集まりました。
本部   ハグロトンボ
日時
2011年10月15日(土) 午前11時~午後3時
参加者
600人
出展団体
芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク(芥川倶楽部)
あそび塾
茨木・高槻自然に親しむ会
(特非)大阪自然史センター
(特非)大阪植物観察会
(NPO)シニア自然大学校高槻支部「ネイチャーたかつき」
高槻環境市民会議水環境保全グループ
たかつき竹和の会
ポスターはこちら(PDF)

第3回連続講座 アユの産卵場を整備しよう!

 芥川大橋上手の芥川一号井堰に「魚みち」が完成し、今年初めて市の中心部でもアユが見られるようになりました。今後はさらに多くのアユが継続して遡上する川、遡上したアユたちが生活しやすい川を目指した環境整備が必要です。今回の講座では、来春芥川生まれの若アユが故郷へ戻ってくるように、産卵場の整備を行いました。雨の影響で増水が心配されましたが、当日はやや水量が多いもののきれいに澄んだ芥川は、とても気持ちがよかったです。
 参加者は総勢32人、広報で見たということで参加された方や、関西大学等の学生の参加もあり、大成功! 第一ポイントの城西橋上流に10時集合、田口代表の挨拶で始まり、横山講師(大阪市水道記念館)、花﨑講師(あくあぴあ芥川)の説明の後、川に入って畑を耕すように川底を混ぜましました。最初は固く締まっていた川底が、だんだん「ふわふわ」になってくるのがわかります。そうなれば産卵場としての整備は成功です。続いて徒歩で第二ポイントの桜堤公園へ移動。だんだん要領が分かってきて、みんなの手際が良くなってきました。

城西橋上流での産卵場整備
城西橋上流での産卵場整備
川底
石と石の隙間ができて、やわらかになった川底
だんだん手際が良くなってきました
だんだん手際が良くなってきました
桜堤公園の産卵場整備
桜堤公園の産卵場整備

あんなにたくさんいたアユですが、「最近の増水により随分減っている」とのことでした。 それでも、花﨑講師が調査のため投網でアユを1匹ゲット。みんなの喝采を浴びました。川底の石にもアユのハミ跡が残っています。アユは産卵期になるとサビ色になりますが、捕獲したアユは、まだサビ色になっていませんでした。アユの産卵は水温が15℃ぐらいになると始まります。当日の水温は19℃。産卵はもう少し先のようです。

ハミ跡
黒い箇所がアユのハミ跡
芥川のアユ
芥川のアユ
本日参加の若手とアユ
本日参加の若手とアユ
  


次回の連続講座“アユちゃんお帰りな祭!”は、
第4回  アユの卵を見つけよう!   平成23年11月5日(土)
です。お楽しみに。

日時
10月1日(土)午前10時~正午
集合場所
芥川 城西橋上手右岸側 (高槻市営バス「城西橋」すぐ)
内容
芥川に遡上したアユの産卵場整備
講師
横山達也氏(大阪市水道記念館)、花崎勝司(当館主任研究員)
その他

ホネホネサミット2011に出展しました

10月9日(日)、10日(月)に、大阪市立自然史博物館で開催されるホネホネサミット2011にあくあぴあもブース出展しました。2日間で11100人とすごい人手でした。標本の作り方の技術を教えあったり、いろいろな動物の標本を見比べたり、充実した2日間でした。
ホネホネサミット
あくあぴあのブースの様子


ホネホネサミットとは博物館や大学などを舞台に、公の財産としてのホネの標本づくりをしている団体や個人、その他さまざまな形でホネの標本づくりに関わっている人たち、そしてホネに興味のある人たちが交流するイベントです。いろいろな団体や個人が、それぞれが作ったホネの標本を展示したり、活動内容を紹介したり、 皮むきや骨取り技術を紹介します。期間中、講座やワークショップなどイベントもたくさん。
くわしくはこちら

主催:なにわホネホネ団、大阪市立自然史博物館、NPO大阪自然史センター
協力:台北動物園、成安造形大学

自然観察会「秋の虫をみつけよう!」

気持ちのいい秋空のもと、秋の虫をさがしにいきました。 芥川の中洲にもたくさんの秋の虫がいます。中洲みたいな水辺と陸地が接する場所は「エコトーン」といってさまざまな生きものが住んでいる大切な場所です。トンボ池ではちょうど草刈りの後だったので、枯れ草のつんであるところは虫のホットスポット!となっていました。コオロギの仲間やバッタの仲間がたくさん見つかりました。 秋の虫 秋の虫 秋の虫 秋の虫
日時
2011年9月23日(金・祝) 午前10時~12時
場所
芥川緑地周辺
講師
稲本雄太氏(大阪市立自然史博物館友の会評議員)
対象
小学生以上(小学生は保護者同伴)
参加費
無料
参加者
38名

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