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いよいよ7/19からダーウィン展
2008年05月27日

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 大阪市立自然史博物館では、平成20年7月19日(土)から9月21日(日)まで、長居公園内の「花と緑と自然の情報センター」 2階ネイチャーホールにおいて、「ダーウィン展」を開催します。

 自然選択による進化論を見いだしたことで世界に知られる自然史学者ダーウィン。この展覧会では、昆虫少年だったダーウィンの生い立ちから、大抜擢を受けて22歳の若さで乗り組んだ5年に及ぶビーグル号での世界航海、「種の起源」を発表するまでの苦悩の日々を示す直筆の手紙などと共に、進化論が当時の世界に与えた影響を紹介します。
 会場内には、ビーグル号航海の模様を壮大なスケールで展示。そしてダーウィンが、貴重な生物の宝庫として有名なガラパゴス諸島で出会った珍しい生物を剥製や映像で紹介します。また、ダーウィンが実際に使用した道具などの資料も展示し、自然に対する思索に没頭したダーウィンの生涯をたどります。

 また、子どもから大人まで、あらゆる年齢層の方にダーウィン展をお楽しみいただけるよう、さまざまな関連行事を開催します。ダーウィンの発見や世界航海を楽しく体験する子どもワークショップ、ダーウィンの業績や展示物を学芸員が解説するオープンセミナーやギャラリートーク、そして第一線の研究者による講演会など、多彩なイベントをご用意しています。

多彩な関連イベントを紹介いたします
(1) 「ダーウィン展」特別講演会
近代生物学の礎となった自然選択による進化論を提唱したダーウィン。その類いまれな生涯と功績を紹介する特別展「ダーウィン展」開催にちなみ、第一線で活躍する進化生物学者やダーウィン研究者をお招きして、ダーウィンにまつわる様々なトピックをお話いただきます。
<第1回>
日 時:7月26日(土) 午後1時30分~午後3時
講 師:長谷川眞理子氏(総合研究大学院大学教授)
演 題:「ダーウィン以前とダーウィン以後:生物学はどのように変容したか」
会 場:自然史博物館本館 講堂
<第2回>
日 時:8月23日(土) 午後1時30分~午後3時
講 師:新妻昭夫氏(恵泉女学園大学教授)
演 題:「ダーウィンとミミズと地球の歴史」
会 場:自然史博物館本館 講堂


(2) 「ダーウィン展」ギャラリートーク
自然選択による進化論を提唱したダーウィンの生涯とその功績を紹介する特別展「ダーウィン展」では、ダーウィンにまつわる様々な標本や資料を展示しています。自然史博物館の学芸員がそのいくつかに焦点をあて、展示のトピックをわかりやすく解説します。夏休み中の毎週金曜日、午後3時から開催します。
日 時:7月25日(金)、8月1日(金)、8月8日(金)、8月15日(金)、8月22日(金)、8月29日(金) いずれも午後3時より15~30分程度
場 所:自然史博物館 ネイチャーホール 特別展会場内(解説場所は当日掲示等でご案内します)


(3) 自然史オープンセミナー ダーウィンシリーズ
ダーウィンの行った観察や研究をとりあげ、わかりやすく解説するセミナーを3回のシリーズで開催します。
<第1回>「自然淘汰と性淘汰」講 師:石田 惣(動物研究室)
日 時:7月5日(土) 午後3時~午後4時30分  会 場:自然史博物館 集会室
<第2回>「植物の受精と繁殖様式」講 師:内貴 章世(植物研究室)
日 時:8月2日(土) 午後3時~午後4時30分  会 場:自然史博物館 集会室
<第3回>「ビーグル号の航海と魚類」講 師:波戸岡 清峰(動物研究室)
日 時:9月6日(土) 午後3時~午後4時30分  会 場:自然史博物館 集会室


(4) ワークショップ
7月26日~9月6日の土日、1日約30人の子どもを対象に、下記のプログラムのワークショップを開催します。
「a:ダーウィン展たんけんブック」「b:ダーウィンのビーグル号・びっくりレター」「ガラパゴスぬりえ」


(5) その他
会場では、キッズマップ、高校生向けワークシートや、大阪ネイチャークイズラリーなどご用意しております。詳しい内容は、決定次第当館のホームページでお知らせいたします。

この展覧会の概要や、プレス関係者向け内覧会の情報を含むプレスリリースはこちらからダウンロードできます
(pdf 1MB)

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