2008年11月20日

リレーコラム「地震展2008」その4:活断層とは何か

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 1995年1月17日に起こった兵庫県南部地震は神戸を中心とした地域に大きな被害をもたらすと同時に、多くの人たちに「活断層」という言葉を知らしめました。
 活断層とは、断層の中でも、最近50万年の間にくり返し活動し,これからも活動して地震を起こすと考えられる断層です。近畿地方は活断層の巣とも呼べるくらいに多くの活断層が走っており、活断層による地震の危険に常にさらされています。上の写真は大阪周辺の代表的な活断層の一つ「有馬ー高槻構造線」です。
 「地震展2008」では、有馬ー高槻構造線を含む大阪周辺の主な活断層のはぎ取り標本を展示すると共に、その断層の活動度や周期についての解説を行っています。ぜひこの機会に、私たちの足下にある「活断層」について学んでみましょう。

地震展2008 ホームページ
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2008quake/index.html

2008年11月14日

いよいよ明日から11/15,16は「かんさい自然フェスタ2008」

 この週末、土曜・日曜は関西文化の日、ということで長居植物園、大阪市立自然史博物館ともに無料開放されます。もしもまだいったことがない、という方にはこの機会にどうぞ大阪市立自然史博物館をお訪ねください。きっと一度でなく、何度も行きたくなるはずです。
 そして、何度もいったことがある!という方にもお勧めなのが15日、16日に開催される「かんさい自然フェスタ2008」です。
 関西各地の自然保護団体を中心に、さまざまなグループがブースを設け、自然を守る取り組みを展示しています。初めてのひと向けのやさしい鳥の観察会あり、体験講座あり、紙芝居あり、と長居を舞台に自然を知り、楽しみ、守るための取り組みがいっぱいです。
 そして、実際の活動に従事されている方、研究者の方にも、充実した内容のシンポジウム・講演会がたっぷりと開催されます。どうぞ皆さん、この週末は大阪・長居の大阪市立自然史博物館へとお越しください。

かんさい自然フェスタ2008HP
 http://www.omnh.net/npo/nf2008/
講演会・シンポジウムの詳細
 http://www.omnh.net/whatsnew/2008/11/post_1.html


2008年11月11日

リレーコラム「地震展2008」その3:地震考古学へのいざない

 地震は繰り返し起こります。そのため、過去の地震を調べ、将来起こる地震についての予測をすることが大切になります。国内に数多くある遺跡から地震の痕跡を調べ、地震周期や規模を推察する研究を「地震考古学」と呼びます。
 遺跡から液状化の痕跡や地滑り、断層など地震の痕跡が見つかれば、茶碗などの「遺物」の含まれる地層と地震痕跡の関係から、地震がいつごろ起きたのかがわかります。日本は千数百年にわたり文字記録があるので、その記録とも照合できます。このように遺跡中の地震痕跡から過去の地震を探る研究を、地震考古学と呼びます。地震考古学によって、過去の地震の規模や震源の場所などが細かくわかるようになりました。
 「地震展2008」では、大阪市平野区の長原遺跡において地震による水平ずれによって折れた杭がそのまま残されたはぎ取り標本や、江戸時代の安政南海地震に関する瓦版などの古文書が展示されています。
 また、この地震考古学の第一人者である産業技術総合研究所の寒川 旭氏をお招きして、特別展記念講演会を開催します。またとない機会ですので、「地震展2008」を合わせてぜひお越しください。ただし参加には申込が必要です。申込締め切り間近ですので、忘れずにお申し込みください。

地震展記念講演会「地震考古学から21世紀の巨大地震を考える」は
 日時:11月29日(土)午後2時〜午後4時
 講師:寒川 旭氏(独立行政法人 産業技術総合研究所 招聘研究員)
 申込み締め切り:11月14日(金)
https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/event.exe?C=0#E0WZJR2

地震展2008 ホームページ
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2008quake/index.html

2008年11月07日

リレーコラム「地震展2008」その2:地盤の液状化を実験で再現

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 現在大阪市立自然史博物館ネイチャーホ−ルで好評開催中の「地震展2008」。
 大阪のような平野部では、強いゆれと同時に恐れられているのが「地盤の液状化」です。
 地震の強いゆれによって、地面から土砂混じりの水が吹き出したり、地面がグニャグニャにうねったりすることがあります。地盤の液状化です。液状化は、水を含んだ土砂がゆれによって液状になり、地盤の強度が失われる現象です。液状化の起こりやすいのは、軟らかい地層からできている平野部や埋立地、旧河道、斜面の盛り土といった場所です。平野部に暮らす限り、地震による液状化被害は常に注意しなくてはなりません。

 「地震展2008」では、貴重な1964年の新潟地震での液状化の映像や東大阪市の池島・福万寺遺跡での噴砂跡のはぎ取り標本などを展示しています。
 また、液状化現象は簡単に再現できます。液状化現象を理解するために、砂・水とペットボトルを用いて体験する「ジオラボ:ペットボトルで液状化を実験!」を開催します。地震と関わりの深い地盤の液状化について考えてみましょう。

ジオラボ「ペットボトルで液状化を実験!」は
11月8日(土) 午後2時30分〜午後3時30分
自然史博物館 ナウマンホール
にておこなわれます。事前申し込みは不要です。地震展2008とあわせてお越し下さい。

地震展2008 ホームページ
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2008quake/index.html

2008年11月04日

かんさい自然フェスタ2008 講演会・シンポジウム等のご案内

大阪市立自然史博物館では来る11月15日(土)・16日(日)の関西文化の日に会わせ、大阪自然史センター・関西自然保護機構とともに自然保護をテーマにしたイベント「かんさい自然フェスタ2008」を開催します。
当日は博物館前のガラス屋根におおわれたポーチからナウマンホールに掛け、関西各地の自然保護団体、関連グループが自然を守る取り組みについて楽しく伝えています。家族連れで、また関西での自然を守る取り組みにちょっと興味のある方にもおすすめです。

かんさい自然フェスタ2008ホームページ
http://www.omnh.net/npo/nf2008/

また、単なるイベントにとどまらず、この2日間、講堂ではとても力の入った講演会やシンポジウムが企画されています。こちらは自然環境の保全関連の研究や活動に、興味のある方にお薦めです。多数のお越しをお待ちしています。

なお、当日は関西文化の日となり、入館料も含め参加費は無料です
詳細は以下の追記をご覧ください。

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